大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(3347)トラスト/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

トラストとその他

株価

161円(人々は、かつては荒々しかったがずっと衰え衰退している。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 3347 9882 9856 8309
企業名 トラスト イエローハット

ケーユー

ホールディングス

三井住友トラスト・

ホールディングス

市場 東証二部 東証一部 東証一部 東証一部
業種 小売 卸売 小売 銀行
時価総額(億) 45.3 856.2 359.2 10695.8
株価 161 1715 814 2850
決算期 2021/03予 2021/03予 2021/03予 2020/03
予想売上(億) 195.8 1,420.0 950.0 15,354.0
予想営業利益(億) 6.9 103.0 33.0 2,576.6
営業利益率 3.54% 7.25% 3.47% 16.78%
予想純利益(億) 1.3 74.0 21.5 1,630.3
売上成長率(年複利/期間) 11.8%/14年 1.6%/14年 5%/14年 10%/13年
EPS成長率(年複利/期間) -5.5%/14年 26.3%/14年 3%/14年 2.9%/13年
BPS成長率(年複利/期間) 5.9%/13年 5.6%/13年 6.2%/13年 7.3%/12年
PER 31.57 10.69 11.89 7.62
PBR 0.63 0.94 0.57 0.42
ROE 2.0% 8.8% 4.8% 5.5%
ROA 0.5% 6.8% 3.0% 0.3%
配当利回り - 3.03 2.58 5.26
配当性向 #VALUE! 32.4% 30.7% 40.1%
総資産(億) 290.1 1095.6 711.3 565005.5
自己資本(億) 68.5 842.6 451.7 25552.7
自己資本比率(%) 23.6 76.9 63.5 4.5
一言感想 停滞から後退 停滞蓄財 あげから後退 停滞

 今週は比較。四季報CDから3期現金抜きCF倍率でFCF倍率5倍以下(https://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2019/01/27/210000)かつROIC変則三年平均(https://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2015/10/18/000000)で10%以上のもの(92銘柄)から目についたものをチョイスして比較。現金抜きの事業価格が自身のFCF5年以下で買える水準にありながらわりと効率的な業績で来てるものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは10年10月16日取得。トラスト。レンタカーと中古車販売。

トラスト

業績

  最新1Qで6億現金、記事時点時価総額45億=事業価値39億の過去三期平均FCF約27.4億ほどでおよそ自身の事業が1.6年ほどで買える水準。

セグメントは以下。中古車販売はほぼ利益貢献してないですね。これは過去から。よって重要なのはレンタカー。これはコロナまで伸びる傾向で増収増益傾向にありましたが中古車と自動車ディーラーが後退気味でちょんちょんってのが近年の傾向ですね。その中で全体の原価率販管費率あたりは横ばいかなあという感じ。

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でコロナ下の1Qで、中古車輸出壊滅売上-65%、海外ディーラーは売上-54.5%と壊滅ですがレンタカーは+5.6%の増収で抜けてますね。まあただし中古車もディーラーも利益はお察しのレンタカーも営業損失になってます。

苦戦ですが赤字はそれほ大きくならずに抑えてる印象で通期も黒字計画は維持ですね。

 

財務

 流動資産は2018年から減少傾向。リース債権及びリース投資資産とか減って商品及び製品の増加が抑えられてますね。一方固定資産は増加傾向機械装置及び運搬具が増加傾向。これはリースは中古車リースかな?それから引く一方、運搬具・・つまりレンタカーを増加になりそうで。これは収益性低い事業から引く一方儲かる事業に力を入れてきてるということになりそうですね。レンタカーの店も出店が続いているようです。

直近1Qで借りれも増やしてきてますね。ただその他資産負債の整理もありそうで自己資本比率自体は向上してます。

あとは流動資産<流動負債なので財務は状態は良くはなく資金繰りには注意はいるかもです。まあ常にって感じもあるので大丈夫だとは思いますけど。

 

CF

 営業CFはかなり余裕。減価償却費と棚卸し資産で水増しされてる傾向は。ただこれはリース債務の返済でチャラみたいなところはあってそれを勘案すると言うほどFCFは余裕なさそうです。も、長期ではFCF出てるかな?くらいの印象。

その中で近年は設備投資を強めてますね。つまりレンタカーに注力ですね。それだとマイナスも出て借り入れにも頼ってきてるという感じになりそうです。

 

イエローハット

業績

 カー用品販売大手。リーマンあたりで赤字までも、2013年までくらいまで復調でその後は堅調でよこばいというか地味に伸びてて微妙に成長くらいの推移。

営業利益率7%程度は卸としても小売としてもなかなか高いレベルで安定感を感じます。

原価率が減る一方、販管費が向上傾向。売れ筋商品の転換あるいは会計手段の変更とかあるかも。気になる人は調べてみても。ここではやりません。

コロナは逆風となりそうで1Q減収減益。ただ調子悪いねくらいで通期は増収増益計画だね。「このコロナ禍において、特に来店客数の減少及びタイヤやカーナビゲーション
等の高単価商品が販売不振となりました。しかしながら、緊急事態宣言解除後の6月以降、徐々に客数も増加し、高単価商品販売の動きも復調しはじめ」だそうです。

 

財務

 財務はきれい。コロナの下でも借り入れなどもせず自己資本比率もポイントあげてるくらい。警戒してるのかはしらないけど資産増は止まってて、負債は減ってるね。主に支払手形。

CF

 営業CF安定。FCFもほぼ出てますね。前期は設備投資が大きい感じでFCFマイナス。お店たくさん作ったでしょうか。固定資産の購入。増配傾向。今の所順調。

 

ケーユーホールディングス

業績

中古車販売。セグメントを一応貼ると以下。

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長期に成長傾向。増収が続いてますね。も、利益は数年足踏みくらい。そこにコロナですね。1Qで減収-5.8%の減益-78%と減益は強烈ですね。ただ通期ではそれなりに回復するという計画ですね。まだ1Qですが警戒はしたくなりますね。一方財務は傷ついてる感じじゃないので戦えなくなるってのは今の所考えにくいかなあって感じ。

 

財務

自己資本比率は低いわけじゃないけど自己資本比率を下げながら資産増。借り入れも年々増やしてますね。有形固定が増えてるので純粋に店舗増となりそうですね。現金なども豊富にあったりするので危ないというなら全然そんなことないですね。財務を悪化させて拡張戦略を取ってるというだけですね。

 

CF

 営業CFは安定ですね。ただ増収のわりには営業CFの水準は増えてないかなあってところは少々。で、設備投資強めでFCFはマイナスになることも多めで借り入れも増やしてきてるが傾向です。今期1Qはストップしてるみたいだけど。増配傾向でしたが減益で減配なので利益並みの還元ですね。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でもみあい
週足でさげ
月足でさげ
確認。

評価・売買判断

トラスト

テクニカル的には、わりと長めの下降トレンド。長期にだだ下がり感は。その中で3月安値の116をトレンド転換の大底としてみるか否かみたいなところは。116以降は上も試しながらもみ合ってるようなところは。底は116かもみ合い底値の155あたりで。


ファンダ的には、中古車販売とレンタカーだけどレンタカーが利益の中心で近年は中古車縮小のレンタカー強化の流れは。その中でコロナでレンタカーは赤字もわりと戦えている印象。CFが非常に潤沢っぽいけどこれはリース(おそらく中古車販売)のリース返済が財務CFに吸収されてるからで言うほど余裕はなくレンタカー強化に借り入れに頼る程度で財務は良くない。

レンタカーをどう考えるかですね。その中でPBR0.6はトラストとしては低い方になってきてるというところは。

 

イエローハット

 順調な小売か卸か。地味に成長で財務CFも問題なく良好な状態。コロナは逆風もまあ大丈夫なんじゃないですかって思える雰囲気。まあ自分が感じる雰囲気だけど。

安ければ。配当利回り3%とかPERPBRとか見ても高評価には見えないくらい。も、イエローハットとしてはほどほどの評価で上も下もというよりは下の方が大きいかなあくらいの実績。考え方次第ですね。

 

ケーユーホールディングス

成長とも見れるカーディーラー。投資が強めで財務を悪化させながらの拡張となるのは留意。今期 1Qで大幅減益も1Qだし黒字だしで、見捨てるほどではないかなあという印象。まあでも様子見したいところかな。

安ければ。PBR0.6は上にも下にも。カーディーラーはあまり評価されないところでもあるし下は結構下があります。PBR0.2台とか。2016年以降くらいならわりと低い水準。だからどう考えるか。

 

三井住友トラスト・ホールディングス

 信託財産残高で首位。だそうです。が金融機関は状態判断難しいのよね。

営業収益は上昇傾向も経常利益は横ばいでEPSBPSも伸びてないのでやっぱり現状維持に一杯一杯とみてるのが正しい気がするよ。資産見ても資産増えてる感じでもなくこの辺からもやっぱりせいぜい現状維持感。

金融のわかりづらさとEPSBPSの伸びも期待できなさそうで実質配当がリターンで予測不可のリスクも踏まえPBR0.4程度の配当利回り5%程度は残当。残念だが当然の意味で。あまり残念でもないが。すごく安ければ。PBR0.2とか。さすがにないようだけど。0.32くらいはあるみたい。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにないですねー。

エクセルが動画作ってもあまりはんのうないなーくらい。 

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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