大河の一滴

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(7867)タカラトミー/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

タカラトミーとその他

株価

968円(人々は、高嶺まで手をかけるも無残に落下で転がり落ちている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 7867 7832 7552 2531
企業名 タカラトミー

バンダイナムコ

ホールディングス

ハピネット 宝ホールディングス
市場 東証一部 東証一部 東証一部 東証一部
業種 その他製品 その他製品 卸売 食料品
時価総額(億) 932.1 17562.4 342.7 2188.7
株価 968 7911 1425 1096
決算期 2021/03予 2021/03予 2021/03予 2021/03予
予想売上(億) 1,450.0 6,500.0 2,400.0 2,758.0
予想営業利益(億) 55.0 500.0 37.0 120.0
営業利益率 3.79% 7.69% 1.54% 4.35%
予想純利益(億) 30.0 330.0 21.0 59.5
売上成長率(年複利/期間) -1.6%/14年 2.5%/14年 2.9%/14年 2.4%/14年
EPS成長率(年複利/期間) 3.8%/14年 2.2%/14年 1.9%/14年 2.5%/14年
BPS成長率(年複利/期間) 5.5%/13年 3.6%/13年 4.7%/13年 1.9%/13年
PER 30.45 52.66 14.87 36.40
PBR 1.44 3.94 0.83 1.5
ROE 4.7% 7.5% 5.6% 4.1%
ROA 2.3% 5.3% 3.0% 2.1%
配当利回り 1.55 0.53 3.51 1.82
配当性向 47.2% 28.0% 52.2% 66.4%
総資産(億) 1292.5 6198.2 707.5 2838.8
自己資本(億) 666.5 4492.9 375.5 1477.6
自己資本比率(%) 51.6 72.5 53.1 52.1
一言感想 ピーク後 あげも一服? びあげ びあげ

 今週は比較。四季報CDから3期現金抜きCF倍率でFCF倍率5倍以下(https://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2019/01/27/210000)かつROIC変則三年平均(https://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2015/10/18/000000)で10%以上のもの(92銘柄)から目についたものをチョイスして比較。現金抜きの事業価格が自身のFCF5年以下で買える水準にありながらわりと効率的な業績で来てるものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは10年10月14日取得。タカラトミートミカ。比較におもちゃ系。ゲストにタカラ仲間の宝酒造

タカラトミー

業績

 おもちゃ屋。最新1Qで559億現金、記事時点時価総額918億=事業価値359億の過去三期平均FCF約119億でおよそ自身の事業が3年で買える水準。

プラレールなどですが、ブレがありそうで意外に安定してるとか・・?おもったりしますが言うほど安定してなく売上も利益も結構動きますし、赤字も営業赤字はあまりないけど純赤字くらいは結構ありそうです。で、ここ2019年の利益のピークから売上利益を落としてきてる段階です。

今期計画の1450億の売上は2006年のタカラとトミーの合併以降でもっとも低い水準ですね。とはいえ黒字は確保の計画ですが。

と、まあ成長感もないしシクリカル。今期は売上も減ってきてるとなかなか渋い感じ。まあでもBPSくらいなら伸びてますね。足踏み蓄財企業くらいでしょうか。

1Qで赤字。以下のような感じ。日本で大きな減収及び減益ですね。コロナからの店舗運営自粛やイベント中止で打撃があるみたいな。なのでこの辺の回復が重要そうですね。

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で、大枠では原価率が下がる傾向で売上規模は伸びてないこともあり、効率化は進んでいるとは見れます。なので今年はさすがに厳しく赤字もありえそうだけど、回復後はそんなにひどいことならないのでは?とかは。いつ回復するかは不明。

 

財務

比較はざっと。2017年以降の利益水準なら自己資本比率は改善。つまり体質改善を進められますね。2013~2016年位の利益水準だと現状維持でいっぱいいっぱいくらい。 

で、総資産減る傾向だね。固定資産を減らしてきてる。リストラ局面と言えます。それもあり増益してたってことはありそうですね。

流動資産も増えてはないですね。少し減ってる。このあたりも効率化と言えそう。

 

CF

営業CFはさすがに安定。で、設備投資も控えめでFCFも基本的にでてますね。で、2012年に買収。米国玩具・ベビー用品大手のRC2コーポレーションを買ったようです。

それがその後の低迷につながった感はありましたが立て直してきたみたいな。

【タカラトミー】「成長軌道に復帰」M&Aのつまずきを乗り越える - M&A Online

で、2017年以降の躍進もあった感じも今はやられてるですね。減配も入ってきてますね。

 

バンダイナムコホールディングス

業績

 タカラトミーより順調な業績。長期的には成長と言える推移。ただ常に増収が続いてるわけでもなく前期は減収入って今年はコロナもあり苦戦だね。ただ足を引っ張ってるのはリアルエンターテインメント事業とか映像音楽でその他のものはゲームメディア等恩恵がある感じで総合的には戦えている感がある1Qを通過してます。

BPSくらいなら右肩。

 

財務

 総合的に健全。借り入れなどもほぼなく、現金も十分に積んでて順調な会社の財務してる。

CF

 安定的な営業CFで、だいたいFCFでてる普通に優良企業。2018年のFCFマイナスは設備投資。有形固定買ってるね。工場とか?って調べるとこれ。

バンナムHD、キャラ創出に250億円 渋谷にライブ施設 :日本経済新聞

これは今年はコロナでやられてそうですね。

ハピネット

業績

 バンダイナムコ系の玩具・ゲーム卸。薄利もずっと営業赤字などないとかいかにも専門卸な業績推移。長期にはじわーっと成長感もありBPSも右肩感あります。

1Qで造酒湯減益。まあ減益も普通に利益でコロナといえど過去の延長線上。とはいえ今期計画はさすがに過去からも低い水準の利益水準。

 

財務

 借り入れもなく卸として財務良い。現金貯蓄も問題ない水準かと。自己資本比率は2016年位に上げ止まってますね。つまりここらで十分だって判断は入ってるかもしれませんね。

CF

 わりと安定的な営業CFですが時々赤字。卸なら問題ないでしょう。普通に長期には黒字。FCFでも黒字。現金もだから十分。配当は維持できる体力はありますね。12年位分は配当に出せる金額はある。過去にも減配がないわけでもないけどかなり安定的かなと。今年も維持だし。

 

日足週足月足の値動き判断

日足であげっぽい
週足でさげになりそう
月足でさげです
確認。

評価・売買判断

タカラトミー

テクニカル的には、2017年末に上昇がありその後は調整というよりは崩れてますね。854まで暴落気味でその後調整的な推移で2019年末に1594まで戻すもまた667まで突き抜けた感じ。また調整的に上げてきてますね。

この667で長期のトレンド転換になるかどうか?という視点で。667以後はひとまず高値安値切り上げで上昇トレンドと見れる推移できています。底は667でもいいですが786われで見切ってもいいかもですね。


ファンダ的には、目先コロナもあり世界的にやられている感。まずはこれがなんとかならないと。みたいなところはありそうです。

ですが、買収の失敗を立て直し財務などのリストラも進め地力自体はあがってきてるという印象。そしてFCFを基本出せるくらいの安定性も備えてるともなりそうで長期的には見限るには惜しい状態にあるようには思えます。

反撃のときはいずれみたいな視点でみてると良いかも。その反撃は既に始まってる?も含めいつになるかはわかりませんが。目先は赤字まで行くのも有り得そうだしそうなると2015年以前はPBR0.8くらいまではあったのでそのあたりをどう考えるかですね。

 

バンダイナムコホールディングス

 総合的に問題のない優良企業。成長性もあり。しかし毎年増収増益というほど強い成長企業でもなく目先はコロナもあり減速感。

総合的にはいい会社で持ってても良いとは思えますがバリュエーションだよね。PER50超え。これは絶対的に過熱感も感じる高評価に見えますし過去からのバンダイナムコとしても最高水準のもの。どっかで強い調整は入りそうな気はしますがー。それがいつかわかれば苦労など。まあいずれどこかで調整に入るとは見てたほうがいいとは思います。

 

ハピネット

微妙に長期成長くらいの堅実味のある専門卸。まあ基本的には蓄財の還元企業と見てるくらいでいいですかね。目先もコロナも大きく崩れず通過中。

安ければ。 上も下もある水準。利益水準が低くなりそうなことを踏まえると下に見ておくべき?ってところも下をみるとPBR0.5台くらいは。それらを踏まえて。

 

宝ホールディングス

お酒系でタコタコにやられてるかな?って思いつつ見ると1Qで 減収-3%の減益-45.5%でまあやられてるけどタコタコってほどでもなくかなり戦えているという印象。

「飲食店等の営業自粛による影響と、いわゆる巣ごもり需要とによりカテ
ゴリー間で大きなばらつきがあり」

って1Q資料を載せましょうか。

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意外に戦えてる。たぶんTOBTOCのバランスが取れてるのでしょう。アルコールが売れてるのは除菌のせいですね。たぶん。

で、コロナを除けば長期に非常に底堅い如何にも大手食品って推移です。ただ低成長ですね。このあたりをどう考えるか。すごく安くなるなら拾っても良いみたいな考え方はできますね。

その他財務は健全。お金結構溜め込んでます。も、営業CFは堅いんですけど投資がわりとかかっていてFCFでが言うほど余裕がなさそうです。増配に来てて同時に手持ち現金が減ってきてるのはマイナス。まあ自社株買いもあるようですので大丈夫か。

評価は上にも下にもで別に安くもないという印象。下ならPBR0.8程度はあるようです。上は2超えもあるようですが。

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

最近メカニカルキーボードと4Kモニターを買いたいという気持ちが湧き上がっている。

そらくらい。

 

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用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

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