投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。
注目銘柄(市場/業種)
U-NEXT
(東証一部/情報通信)
株価
1316円(人々は天界から堕とされるも、もがきつつも地上に足場を築きつつある。)
業績財務と指標とそれに対する分析
今日は分析。銘柄スカウターで5年成長率(売上利益)で15%以上をかけて拾い出したもの(171銘柄)を市場統計推移記録表にかけ2016/2/12と2020/10/8比較をして、PER以下ROE以上で拾ったもの対象15銘柄のうち気になったものをチョイスして分析します。2016年2月からかなり高い成長率を維持しながらかつより効率的になったのに評価を落としているものを拾うという意図。U-NEXT。有線放送。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2020年10月9日に取得。
業績
現行会社は2017年からでその前は旧USENなんだけど、便宜的にその業績も統合。株価はないけど。
過去まで見ると2007年辺りに売上のピークがあり、2008、2009は大赤字で売上を減らしてる感じですが・・GyaOを始めたのが2005年でそこからぐりぐり売上をのばしてます(同時に赤字)で、GyaOで売上を大きく伸ばすも赤字を解消できず結局手放したってなりそうですね。GyaOは2009年にヤフーに譲られてます。
その後は2011~2016年は売上規模は小さいも利益率は取れてますね。つまりここが本業有線放送の収益になりそうです。
つまり前身USENがGYAOをはじめて大きくなったけど収益化できずヤフーに譲渡、でまた慎ましくやってたってことだろうね。間違ってたらすまない。沿革と業績から言ってる。正しくないかも。
で、2017年からなんかごちゃちゃやって事業統合やら分割していまいるのが現U-NEXTってことです。
U-NEXT後は、iPadレジアプリと損害保険とかOffice向けBGMとか公衆無線LANとか多角化してるという印象。それもあって増収ですね。で、利益水準が多角化以前に戻ってきてるくらい・・・という予備知識を得てから・・
セグメント。
店舗サービスが有線放送系
通信はMVNO
コンテンツが動画や電子書籍
エネルギーが電気ガス等
業務システムが精算機とかTOB向けだね。
かなり多角化しててインフラ入ってるものが多そうでわりと底堅く推移しそうな。ただ今のセグメントになったのが最近でまだ推移などが判断しにくく伸びてるのか伸びてないのか?とか見にくい局面。
全体では伸びてるという判断のもといくのもありかもしれないけどね。
で、3Qで増益の上方修正とともに増収増益で通過。増益は+32%とかなり順調と言えそう。マイナスになりそうな店舗サービスもプラスと健闘というか規模が小さいメディア意外みな増収ですね。
赤字だったエネルギーも黒字で来てますね。
あとは2017年の大きな増収がUSENの参加、2018年に経営統合してかつこの期は短めでその後2019年以降の売上規模感になってます。
わりと編成して再スタートきったばっかですね。
で、目先通期決算出ましたね。
パッとする増収増益になりそう。増収+10%増益32%。も、計画はほぼ横ばいですね。
メディア、エネルギーが不調といえば不調だけどあとは業務が堅調あとは絶好調くらいで通過となりそう。総合的には上々以上な印象ですね。
財務
2017年の経営統合でぐわっと規模増。その後は純資産像で堅調。
自己資本比率はかなり低め。長期借入金が大きいですね。ただ返してきてます。のれんが大きめ。総資産1400億に対し500億がのれん。
流動資産≒流動負債くらいで予断は許さないくらいだと思いますが借り入れ返済も進んでるし状態はよくなってるはそうですね。
CF
目先3Qも普通にFCFでてる。 通期でも普通に営業CF、FCFでてるので普通に順調かな。
2017年に大きく「借り入れの連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出」LBOしたってことですかね。
CF創出能力はかなり高そうですがまだ借り入れ返したいみたいですね。配当は出してますが微々たる水準。のびしろはあるとはいえそうですね。借入返済はまだまだ道半ばではありますが。
日足週足月足の値動き判断
日足でもみあいかさげ
週足で方向性を感じない
月足で上場ゴールして方向性を感じない。
確認。
評価・売買判断
テクニカル的には、上場?からゴール的に496を決めたのちに一応高値1377、1849、1973の切り上げをとる上昇。も、安値は778から698と切り下げだし大きなドローダウンもとりまだまだ上場時水準にも遠そうでこれもトレンドと見るには弱いか。
となるやはり大枠揉み合いの中いるとみなしていた方が。その中で週足であげて調整が続いているみたいな推移。調整安値の1096をそこに見て1496当たりの突破とかが基準ですかね。
ファンダ的には、過去には赤字もあり事業再編などもありわかりにくさはあるし、統合したてで数字の実績も見えにくい。・・という扱いづらさはあるものの、それぞれの事業もストック性も高く(堀持ちとみるのはどうか?みたいなところはあるけど)、インフラ味もあり目先もコロナ下で堅調なところを見せており、状態改善は続きそう。成長という視点でも結構いけそうな気も。
評価はU-NEXT後としては見れる水準がついている気は・・PBRならわりと低め。まあPBRでもPERでももっと下もあるから市場展開によっては売り込まれることもありえると警戒しつつもわりと手も出せる水準には見えたりはします。
減益はいってくると厳しいかもですが。
リンク
ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=9418
株探:http://kabutan.jp/stock/?code=9418
IRBANK:https://irbank.net/9418
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
とくにないですねー
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記事補足してます。