大河の一滴

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(7419)ノジマ 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

ノジマ

(東証一部/小売)

株価

2864円(人々は、押されて戦局は芳しくなかったけど乾坤一擲の策で一気に押し切り前線を進めている。)

業績財務と指標とそれに対する分析

f:id:kamomenotoushi:20201009163247p:plain今日は分析。銘柄スカウターで5年成長率(売上利益)で15%以上をかけて拾い出したもの(171銘柄)を市場統計推移記録表にかけ2016/2/12と2020/10/8比較をして、PER以下ROE以上で拾ったもの対象15銘柄のうち気になったものをチョイスして分析します。2016年2月からかなり高い成長率を維持しながらかつより効率的になったのに評価を落としているものを拾うという意図。ノジマ。関東あたりの家電量販と全国に携帯ショップ。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2020年10月9日に取得。

業績

2016年に大きく増収というか規模拡大。

これは携帯販売のITX買収だね。その後もニフティを買ったり最近はスルガ銀行も買収まではいかないけど筆頭株主にまでと、異業種買う色物買収してる感じだけど過去には同業も買ってるし、携帯販売はITXの前にも繰り返し買おうとしてますね。という感じでかなり買収好き。

もあり、長期に成長傾向はわりと鮮明です。他業種の色物買ってもしっかり売上利益に反映させてるところはあります。

家電より携帯販売の方が規模が大きいですが家電量販業界で括ると利益率も4%前後は高い方でROEも高水準維持で何気にというより気がつけば業界屈指の成長率を誇ってそうです。利益はわりとブレるのでBPSで10年の複利で23.9%を叩いてるわりと市場でもあまり見ない成長率を出してるってのは知っててもいいかも。

いや、怪しげな風評も多いけどね。

1Qで減収も好調大幅増益を伴って通過。あと純利益EPSが跳ねてるところは注意。これはスルガの処理に関わるところで特別利益チックなものとなりそうですかね。(誤ってるかも)

なのでEPSが高く出てPERが低く出てるところはありそうです。だから注意。

 

財務

2015年の買収はノジマよりITXの方が規模が大きいものだったのでそこで総資産倍増。その一方で純資産は順調に伸びる感じ。買収を絡めながら順調に資産を増やしてるにはなるね。

ITX買収は借入に頼るものでそこで自己資本利益率が大きく下がりましたが、買収前の自己資本利益率に近づいてきてますね。

また買収が・・なんてことはあり得るかもしれない。

借入も一度大きく900億程度まで借りるも5年たち380億にまで減らしてきてますね。この水準はITX買収前より大きいのでまだかな?まあ手持ち資産が増えてるので財務健全性及び次なる一手の可能性は借入金の高だけでは測れないとは思いますが。

 

CF

営業CF加速。特にITX買収から規模が大きく増えてます。

これが早急に借入返済や増配に向かってるようなところは。

近年の営業CFは300億規模で設備投資が50億程度の中で配当は20億に満たない感じで毎年200億以上浮く計算でその気になれば配当を10倍出せますね。いや、出さないと思いますが。だから相当キャッシュリッチって話です。

ただITX買収前はいうほど営業CFは安定してないので家電販売自体は単体では厳しいところもありそうです。あるいはここが足を引っ張ることはあるかもしれません。

 

日足週足月足の値動き判断

日足であげ
週足でさげてあげ
月足であげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、長期に上げてきて目先2018年の高値を破り歴史上でも最高値圏です。上昇トレンドが続いているとなりまずはこれに乗るという発想がいいのではないでしょうか。となると底をみると3月安値の1501だと思いますけど、もうかなり遠いですね。となると、目先安値2760とかが基準ですかね。押し目もなく来てるのでわりと扱いづらいかもしれません。


ファンダ的には、競争が激しい家電量販業界にいて大手とはいえど中堅で目立つ存在ではなく、またわりと粗もある評判で評価は低く抑えられてるところはありますが、他業種買収もうまくいっており、何気に業界屈指の成長性を見せており様々な数字からは看過できない優秀性は感じるところです。

スルガとの業務提携はそれほど期待してみるのもどうかとは思いますが、しくじったところで即ち沈没ともならない体力や収益性も十分備えてるようには。

ただやっぱり競争の激しいところにいる企業なので将来はやはり油断は禁物で“今は“って条件はつきそうですが。

評価はPBR1.5ほどはノジマとしては特にITX買収後としては程々くらいで上も下も。最高値圏で上もあるってのはありますが。PERでは今期利益水増しもありそうで低く出てます。実態PER7くらいと見るとこれも上も下も。怪しい風評も多いのか家電量販が信用されてないのかわりと平気でPER5とかもありますし、過去にはPBR0.5以下とかもあるので展開次第では大きく下もありそうです。だからその辺りをどう考えるか。

 

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=7419

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=7419

IRBANK:https://irbank.net/7419

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

春に机を買ったんだけど、同じところに肘をつく癖もあるからかなにか机がへこんで来てるんですよね。

品質微妙感。補修とかの対応どうしようか思案。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)