投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。
注目銘柄(市場/業種)
宮地エンジニアリンググループ
(東証一部/金属製品)
株価
1609円(人々は、進むたびに壁に阻まれ最近はやる気が削がれてきてる。)
業績財務と指標とそれに対する分析
今日は分析。トリガーを満たしているもの(専門用語)から気になったものをチョイスして分析します。宮地エンジニアリンググループ。橋梁・鉄骨大手。宮地鉄工所、宮地建設工業が統合。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2020年9月4日に取得。
業績
金属だけど橋梁鉄骨で建設よりだね。HPなど見ても金属というより建設のHPっぽいし。
シクリカル。2010年から2012年に大きく売上を落としてますね。
2012年「総発注量は低調に推移し前年を下回る結果となりました。 また熾烈な受注競争から価格面も引き続き厳しい状況で推移」しかし利益は黒字で耐えてますね。その後はかなり順調に売上を伸ばしてきてたのですが、今期で前年割れですね。過去には赤字もありますが、まあこのくらいの売上規模なら黒字に収まりそうですがはて。
1Qでも減収しながら黒字というか増益ですね。
なかなか売上利益の動きが一致せず、通年でも増収減益とか減収増益などがちょくちょくあり、業績の見通しづらさは感じますね。そのあたり低評価というか警戒につながってそうな。
BPSくらいなら2010年以降くらいからは右肩です。
財務
自己資本比率は高くもないけど借り入れは現金以下で財務は問題なさそう。現金あたりも増える傾向。建設よりだけど建設ではないので有形の生産設備っぽい資産は多いですね。まあ資産自体は流動よりです。600億の資産のうち400億が流動で280億手形、110億現金って感じ。負債も工事関連が多そうで生産設備こそあるけど、かなり建設よりで、それも良好な方のBSかなあという印象。
CF
CFは乱高下気味。マイナスも多いけど2010年以降なら営業CF、投資CFは普通に長期プラスかな?くらい。よって現金はわりと余裕、借り入れも減らす傾向で現金もふえてますしね。増配傾向で財務的には余裕ですが減収計画で減配ですのであまり維持する気はなさそう。
日足週足月足の値動き判断
日足でもみ合い。
週足で下げかな。
月足で長期にもみ合いかなあ。
確認。
評価・売買判断
テクニカル的には、2013年位まで上昇・・まあ高値は2017年にあるけど長くもみ合いと言うかレンジにあるという感じかな。大きなもみ合いの中で中期では下げてきたのが短期でまたもみ合ってるくらい。長期もみ合いの底1190、1379を見ながら上昇に転じるのを期待するくらいのスタンスが良いのでしょうかねえって感じ。いずれにせよ長期ではっきりしたトレンドも出てないので長くと言うよりはもうちょっと短いスパンで出るトレンドに乗るみたいな発想のほうがいいかも。
ファンダ的には、シクリカルで過去には薄利赤字もありまた売上と利益が相反するような期も多く、色んな意味で見通し難い業績傾向。その中で減収傾向で減配も伴うと警戒したくなるはそうですね。ただ売上規模から赤字に突っ込むのも考えにくいところは。
一方で長年の利益の蓄積もあり、財務は健全、2010年以降であるならCFもみだれもあるけど長期で普通にプラスで普通に稼げてるになりそうだしBPSくらいは伸ばせてきてるというところは。
その中で評価PBR0.4程度はかなり弱気と言うか警戒が入ってきてる水準かなあと思うところ、実際過去をみると宮地としても薄利、減収傾向だった2011~2012年くらいの底辺に準じる評価水準で、これはバリューと考えていいのではないかなあとは。まあ買ってするする上がるとも考え難くじっと我慢して再評価を待てるなら悪くない選択肢には。
リンク
ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=3431
株探:http://kabutan.jp/stock/?code=3431
IRBANK:https://irbank.net/3431
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
取り立てて特になく。
エクセル店作ったので改めて解説記事や動画を作ってみようか思案してるくらい。
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記事補足してます。