
投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。
比較銘柄
ミロク情報サービスとその他
株価
2153円(人々は、順調に進んでいった先に現れた壁に阻まれ挑戦を続けるけど突破できずにいる。)
各企業の数字と比較しての感想
コード | 9928 | 3763 | 3836 | 7992 |
---|---|---|---|---|
企業名 | ミロク情報サービス | プロシップ | アバント | セーラー万年筆 |
市場 | 東証一部 | 東証一部 | 東証一部 | 東証二部 |
業種 | 情報通信 | 情報通信 | 情報通信 | その他製品 |
時価総額(億) | 749.4 | 226.0 | 399.9 | 26.8 |
株価 | 2153 | 1484 | 1064 | 183 |
決算期 | 2021/03予 | 2021/03予 | 2021/06予 | 2020/12予 |
予想売上(億) | 360.0 | 54.0 | 161.1 | 47.4 |
予想営業利益(億) | 35.8 | 16.9 | 23.3 | (0.8) |
営業利益率 | 9.94% | 31.30% | 14.46% | -1.69% |
予想純利益(億) | 23.4 | 11.6 | 15.6 | (1.6) |
EPS成長率(年複利/期間) | 18.8%/14年 | 6%/14年 | 15.8%/14年 | 2.5%/13年 |
BPS成長率(年複利/期間) | 6.4%/13年 | 9%/13年 | 16.7%/13年 | -2.9%/12年 |
PER | 28.41 | 19.48 | 25.62 | -17.26 |
PBR | 3.53 | 2.61 | 5.56 | 1.28 |
ROE | 12.4% | 13.4% | 21.7% | -7.4% |
ROA | 6.1% | 10.5% | 13.3% | -3.1% |
配当利回り | 1.76 | 2.36 | 0.94 | 0 |
配当性向 | 50.1% | 45.9% | 24.1% | 0.0% |
総資産(億) | 383.5 | 110.7 | 117.7 | 50.1 |
自己資本(億) | 190.2 | 92.1 | 71.9 | 22.0 |
自己資本比率(%) | 49.6 | 83.2 | 61 | 43.8 |
一言感想 | あげ | あげ | あげあ | 低迷 |
今週は比較。8/21データで年初来安値から15%圏内かつROIC変則3年平均(https://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2015/10/18/000000)で15%以上のものからチョイスして分析。地力はあるのに目先株価が軟調であるものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは8年8月21日取得。ミロク情報サービス。会計ソフトや統合業務ソフト。比較に同業っぽいソフト。ゲストに自筆で数字を書く場合の万年筆。
ミロク情報サービス
業績
長期に順調な業績。近年は利益率及びROEの加速もありいかにもな絶好調な成長企業。
も、2020で純利益EPS半減になってますね。2019「開発中のWeb型製品に関して、お客様ニーズや競争環境の変化に伴い新製品開発の方向性、優先順位を一部見直したため、長期の開発行為に分類されるソフトウェア資産において将来の収益見込みの変動要素が大きいと判断しソフトウェア評価損(2,516百万円)を計上した結果」で、中期的には収益改善としてますね。実際に計画で今期はかなりEPSは戻すとしてますね。
一方今期1Qは減収減益。減益幅はわりと大きいですね。も、これはもとより折込み済みの水準になりそうで、前期の時点でのものでコロナ影響はいってますしその他の理由はあまり言ってないですが、1Qは計画並みの進捗になりそうではあります。
1Qで原則理由に「先行き不透明な景況感の中でお客様の投資判断に慎重さが見られたことや、緊急事態宣言発出によりお客様が休業またはテレワークを導入される中、当社グループの営業活動やシステム導入支援活動において一定の制約を受けたこと、また、前年同期のWindows7サポート終了に伴うPC等の入れ替え需要の反動減などの影響」とは言ってますね。目先減速感あるのをどう考えるかみたいなところは。
その他、前期今期は数字が落ちてるので目先はそうでもないですが、ROEROAなども高水準で地力みたいなものはかなり高そうな印象です。目先原価率挙げてますが販管費は一貫して下がる傾向も続いておりこの辺もまた水準は下がりそうな?という感じはありますね。
財務
借り入れもない感じで、自己資本比率はほどほども財務は良さそうですね。
総資産383億のうち現金180億でおおよそ半分だしこれはかなり財務いいやつですね。
債務は190億ほどですが半分以上というか110億の転換社債型新株予約権付社債ですね。
以下に使うって。
以上の特に次世代製品開発あたりに期待できるなら狙ってもいいかもね。
前期はあまり手をつけてなかった感も今期1Qでは手をつけ始めてますね。
CF
営業CFは安定でFCFも潤沢まではないかもだけど安定。このへんは流石に上手くいってるソフト会社という印象。
近年は投資加速(無形資産購入が主)しながらFCFも出してるのは好印象です。配当も現状は普通に維持できそうな印象ですね。
プロシップ
業績
総合固定資産管理ソリューションとかニッチな会計ソフトと言う感じで、業績もニッチな高付加価値ソフトって感じ。
高収益で利益率20%超安定で目先も30%前後でROEROAも高位置で安定ですかね。BPSなら右肩。ただ成長はしてますが高成長ではなさそうですね。安定的な高収益成長ぐらいでしょうか。
目先1Qで減収が大きいですね。ただ増収。「当第1四半期の連結売上高については、第2四半期以降に売上計上予定の案件が多くあるため、前年同期比減となりましたが、利益面については、前期に発生した退職金規程の変更に伴う退職給付費用の追加計上の影響がなくなったことから、前年同期比増」とのことで理由ありということであまりコロナの影響とかでもなさそうです。計画も増収増益ですね。
財務
自己資本比率相当高いですね。80超。借り入れもなく。もう中身も見る必要もないかな。問題なし。
CF
CFもですよね。の推移。営業CF安定でFCFもだいたい出てる。FCFマイナスも定期いじったせいみたいなところもあってCFでもド安定になりそうですね。還元性向は高めですね。これでも余裕で現金は積みます傾向ですが。
アバント
業績
2013年位から確変感のある業績推移。利益も上がってると言うか原価率が下がる形で利益率も向上ですね。これは素直にスケールメリットではないかと。ソフトであるので規模が大きくなれば原価率低下は期待できそうですね。
1Qで増収増益で出てて絶好調感はあるんですけど、通期計画は前年並みですね。
計画は保守傾向はありますがそんなに大きな違いはなさそうなので決算出るほど均されるイメージでいたほうがいいかな?
あとはROEROAは高水準でなかなか以上に優秀な企業にはなりそう。
財務
借り入れもなく財務もいいですね。自己資本比率絶対値は高くもないけど上がってます。あまり中身見る必要性も感じないやつですが一応みると資産の半分は伸びる傾向の現金だし、負債も前受は目立つ他は手形未払金とか基本必要とするものばかりという印象でやっぱり見る必要なかったみたいな感じ。問題なし。
CF
CFも営業CFでて、投資してFCF出るやつ。現金増えてるので当たり前みたいなところは、増配はしてますが還元水準は控えめ。だからお金積んできてるからね。どうするんだろうね。このお金って感じ。
日足週足月足の値動き判断
日足でさげ
週足でレンジかさげか
月足であげてもみあい
確認。
評価・売買判断
テクニカル的には、2018年までに大きく上昇。その後レンジというかもみ合い感。一応3590、1903、3525、1991と三角持ち合い・・とみるよりは普通にレンジですかね。直近はレンジ下限に迫ってるではあるので1903あたりを底に反転狙うのはありかもしれない。切るなら素直に撤退。
ファンダ的には、長期に順調なソフト会社。基本高収益と言える水準でも来てましたね。そして目先、特損などでこなしまた大きな資金調達もこなして次なる一手にチャレンジしてきてるところはあります。の、中で目先は業績後退ですね。まず目先の後退を踏まえてもチャレンジを評価するかどうかという視点。ここが良いと思うなら考えても良いかもしれない。
評価としては高めなPER30程度である程度以上はこのチャレンジというか成長を織り込んでそうな水準には見えます。も、あって目先の足踏みは悪く見えますね。まあでも次世代製品も開発が始まったばかりにも思えますし注目してれば目立つようなこともあるかもしれないということで注目してるのも良いのではないかと思ったり。
プロシップ
安定感のある高収益ニッチソフト屋。長期に安定で成長感も。ただ高成長か?は微妙なところ。財務もCFも安定感あり会社としての安定感はわりと屈指なレベルだと思います。
評価はPER20ほどもそんなに高く見えません。みると2018年ぐらいからずっと足踏みが続いてますね。調整中となりそうですね。ただ過去にはもっと低かったみたいなところもあって2018年までに大きく評価が進んだって感じなんでそのあたりをどう考えるか。上も下もありそうでなかなか悩める水準には。いや、状態にしては高くは見えませんけどね。
アバント
長期に順調で目先で好調で高収益で財務もCFも問題なし余裕有りでケチがつかないやつですね。
値段次第。PER25ほどは期待を織り込む水準にはなりそうです。過去のアバントから見ても高いと言える水準。ここ数年くらいの範囲では上は過去からだと30くらい。下は10切りもあったのでほんとにどう考えるかみたいなところは。株価的にももみ合いが続いてますね。いつかどちらかにみたいなことはあるかもしれない。順調さをみながらそのようなときに上に向かうの期待で入るとかはありやもしれない。
ぱっとみ。ダメなやつ。冴えないを越えてるやつ。ずっと減収が続きその中で赤字も解消できないという。純利益で言うとここ10年で黒字は一年だけっぽいですね。これはいかにも厳しい。
債務超過ではないけど(そしたら上場維持できないが)利益剰余金はマイナス。だからセーラー万年筆に資金を投じられて工場とかつくって人を雇っていろいろ頑張った結果通算で損してます状態。かなしみ。バイオ企業みたいなことになっている。
営業CFも長らくプラスになってない感じでよく生き延びてるなってところは。
見てるだけにしてるのがいいのではないか。
参考データリンク
銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html
株プラス:https://kabu.plus
IRBANK:https://irbank.net/
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
極めてどうでもいいことですが、別所にある雑記ブログで東北写真旅行記を進めてます。
はい、極めて乗り鉄旅です。
ここのブログのリンク集とかからいけますね。
はい、行けとかぜんぜん言ってません。
記事を気に入ってくださった方は↓をクリックしてくれると嬉しいです。
記事補足してます。
この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。