大河の一滴

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(3697)SHIFT 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

SHIFT

(東証一部/情報通信)

株価

12200円(人々の、力強い進軍はとどまるところを知らない。)

業績財務と指標とそれに対する分析

f:id:kamomenotoushi:20200820212754p:plain今日は分析。ROIC変則3年平均(https://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2015/10/18/000000)をみて上位の中から気になったものをチョイスして分析します。SHIFT。ソフトウエアのテスト事業が主力。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2020年8月20日に取得。

業績

 「株式会社SHIFTは「すべてのソフトウェアにMade in Japanの品質を」をコーポレートビジョンとする、ソフトウェアの品質保証・テストの専門企業です。」と言ってますね。ソフトのデバック?をしてる感じかな?デバックと言うかもっと広くソフトウェアのテストのような。

www.shiftinc.jp

ここあたりの決算資料でも見れば良いのだろうと思います。

強みはよくわかりませんが実績はスゴイ。

f:id:kamomenotoushi:20200820215808p:plain

1.5倍超の売上成長を長期間はちょっと尋常じゃない。

事業的には、営業して顧客をえつつ人を採って育ててのわりと成長に制約かかる種のものだと思いますが、ほんとに尋常じゃないところがありそう。

強みも「営業力」「採用力」とか言ってるので外からは判別し難そうですね。で、目標はでかい方で明確に数字をだしてその規模を前提に「売上1,000億円の時点での顧客単価の内訳をシミュレーションし、今期から仕込む」とか言ってたりかなり計画的ですね。

ですが、計画で2030年で売上1000億と今後は成長率が落ちる計画ですのでそのあたりをどう考えるか。とはいえ想定エンジニア数も少なくなって効率化も前提なので利益は売上以上に伸びそうなところは想像できます。うん、だから計画どおり行けばね。

あとはプラットフォーム事業をするとかも言ってますね。なかなか期待もしたくなりますがまだ形はない位だと思いますので今は留意程度ですかね。

総合的には、極めて計画的でそして野心的でそして現状そのとおりに傑出した実績を出してきてる企業ですね。まあ評価低いわけないってみるとうんまあそうですねってPERついてる。

ちなみに3Qで成長率落ちてなく増収で+50%水準。バケモノか。

あとは、原価率は70%前後でこれはやはり比較的高そうで人材集約的な側面もありそうでこれはそれこそプラットフォームでも弾けないと下がらなさそうとかいまのところ下がってないというかので増益もトップラインの伸びに準じる程度ですね。

 

財務

 2019年に大きく総資産増やしてるね。増資だね。そのまま現金で積んで今期3Qまであまり手をつけてなさそう。まあちょっと減ってる。総資産195億のうち75億現金22億有価証券ぐらいで財務は問題ないかな。のれんなど増えてるし資料でもM&Aにも触れてるので買収はやれるならやってきそうと言うかやってきてるね。いろいろ買ってそうだね。

SHIFT、約17億円でサイト制作等手がけるNadiaの事業承継会社ナディアとアプリ開発等のxbsを買収|M&A ニュース速報 | M&A タイムス

こことか。

まあ現金も積んでるので買収はいつ飛んできても不思議はないかなあくらいは感じます。

一方、負債も借り入れを増やすなど増やしてきてます。増資も含め資金調達もそれを使うのも積極的なスタイルですね。現状自己資本比率は50%ほどで現金も積んでるので財務は問題ないレベルですが自己資本比率あたりは気にして下がるようなら警戒はあってもいいかもしれない。

CF

 営業CFはそんなに強くない印象。というか右肩までではいかないね。売上債権あたり伸ばしながらなので問題はないけどCFが先行してる感じでもなく、資金繰りは言うほどラクじゃないかも。なのでというか借り入れもしてるし増資が飛んできたみたいなところはありそう。目先はお金積んでるのでないと思うけど、成長目指すならまた増資とかはあるかもね?みたいに思ってても良いかもしれない。

 

日足週足月足の値動き判断

日足であげ
週足であげ
月足であげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、どこからみても上昇。典型的な超グロースな銘柄の上昇トレンド。ただ月足あたりで右肩っぽくみえるけど、上場高値2080円から640円とか、2018年5890円から3130円とか半分程度とかそれ以下はやってるし、そのあたりをどう考えるか。大きく上がるとしても途中にはかなりの下落もあるとしてそして上昇シナリオが途切れれば大惨事にもなる可能性もみてどうするか考えるのが良いとか思うところ。

その中で目先は凄く好調だね。3月安値5610とか日足直近10560あたりを底にみるのが妥当そうですね。


ファンダ的には、野心と計画性にあふれる傑出した成長企業。実績としてもアベレージ増収50%超は相当メチャクチャな水準。それがわりと人材集約的な企業からでてるのはかなり驚くところ。も、今後はさすがに成長ペース衰えそうとは決算説明資料から。

これから利益が出てくるターンとはみれそうで増収率もみながら利益を注視がいいですかね。また業績ほどCFは伸びてもなくCFは遅れて伸びてる印象もあるのでしばらく大丈夫そうだけど意欲もあり増資などは飛んでくるのはありえるとは思ってたほうが。

そんなかんじですが、これですよね。評価。目先PER133はさすがに・・・とは思っちゃいますよね。勿論凄く高い部類に思えます。も、40%程度の成長が4年も続けば利益は4分の1以下でどこまで高成長を見込めるかというか見込まれると思われるかですね。利益率あたりも上がってくるなら正当化も出来る水準っちゃあ水準なので結局どう考えるかですね。

 

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=3697

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=3697

IRBANK:https://irbank.net/3697

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

あいもかわらずとくになにもなく。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)