大河の一滴

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(5999)イハラサイエンス/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは7年7月31日取得。

比較銘柄

イハラサイエンスとその他

株価

1408円(人々は、儚く夢は終わったけど夢見る前よりは進んでる。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 5999 6151 5964 5423
企業名 イハラサイエンス 日東工器 東洋刃物 東京製鐵
市場 JQS 東証一部 東証二部 東証一部
業種 金属製品 機械 金属製品 鉄鋼
時価総額(億) 197.1 442.2 16.5 919.5
株価 1408 2028 885 593
決算期 2021/03予 2020/03 2021/03予 2021/03予
予想売上(億) 152.0 270.5 50.0 1,340.0
予想営業利益(億) 27.4 39.7 1.9 62.0
営業利益率 18.03% 14.66% 3.80% 4.63%
予想純利益(億) 19.5 27.5 1.1 55.0
EPS成長率(年複利/期間) 0.6%/14年 -0.8%/13年 -5.7%/14年 -9.3%/14年
BPS成長率(年複利/期間) 8.3%/13年 3%/12年 -0.3%/13年 -4.3%/13年
PER 7.62 15.46 11.54 13.60
PBR 0.85 0.77 0.7 0.57
ROE 11.2% 5.0% 6.1% 4.2%
ROA 8.6% 4.4% 1.8% 3.1%
配当利回り 3.34 - 2.26 2.7
配当性向 25.4% #VALUE! 26.1% 36.7%
総資産(億) 226.7 618.1 61.2 1783.1
自己資本(億) 174.3 541.0 18.2 1298.9
自己資本比率(%) 76.9 87.5 29.7 72.8
一言感想 停滞蓄財 停滞蓄財 停滞 小康足踏み

 今週は比較。四季報CDスクリーニングで継続BPS成長企業(3%)で(https://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2015/11/01/000000BPSバージョン)を眺めて気になったものをチョイスして比較します。長期に業績堅調なものを見てみようという意図。比較の会社と数字は上記の通り。イハラサイエンス。産業用継ぎ手。比較に同業っぽい。ゲストに原材料の鉄屋代表で東京製鐵。

イハラサイエンス

業績

シクリカルです。 リーマン前のピークからリーマンで売上半分程度の利益10分の1。で、その後は伸びてますがまた2019年にピークを作りまた後退してきてますね。このままリーマンの再現になるかならないか。

その他今回のスクリーニングがそうなので当たり前ですがBPSなら右肩で利益率なども基本高くROEも比較高水準で安定してますね。優秀さはあります。シクリカルだけど。あとピークからピークはさして進んでないのでグロースと見るのもどうか。

3月決算でこれから1Qというかこの記事の時点では1Q出てますね。でも書いてる今は出てないですね。なのでより判断難しい状態。前期減速して決着ですし警戒したくなる局面ですが・・なにか考えるにしろ1Q見てからでいいのではないか。

 

財務

BPS右肩だしね。高収益だしね。ってことで資産は増えるし自己資本比率も随分改善してきてます。随分企業体力も蓄積されたって見ていいと思う。総負債<現金くらいなのでかなり余裕ですね。有形固定も増やしてきてます。生産力挙げてきてるってことになりそうです。このあたりで減収くると厳しいやも。まだ過去ほど大きな減収はきてないですが。

 

CF

 営業CFかなり安定で近年はわりと大きくFCF出て順調としか。配当も余裕で配当狙いは機能しそうですが、過去の減益時には減配してますね。

日東工器

業績

 高収益も停滞という印象。シクリカルでリーマンあたりは押されてるけど、基本利益率15%超で安定性は高そうです。BPSなら右肩チックですね。

その中で目先押されてきてるのはイハラと一緒ですね。通気決算で押されてこれから1Qって部分も。

わりと真面目にイハラとの違いがあまりなさそうで一緒のカテゴリで見てるのが。

 

財務

 無借金で自己資本比率はやたら高いと言うやつですね。

自己資本比率的には出来上がってる感は。現金も伸びてるけどもう伸びてないかなあという推移。

CF

 FCFは出てるんだけどCF計算書上の現金は減ってますね。

これは配当は収入以上でお金減ってるともなるので警戒ですかね。

実際減益は減配になってますね。

東洋刃物

業績

 上の2つより遥かに冴えない推移。薄利だし過去には赤字も多く。というか債務超過も通過してるようで。2015年以降赤字はないのですがやっぱり薄利で油断はできないかなあと。

まあこういう状態の悪いのは悪いがゆえに伸びしろがあるとは考えられるし良くなりだすと早かったりするのでバカにもできないんだけど今の所あまりその脈が感じられないと言うか。うーん。

 

財務

 一度債務超過まで。2011に債務超過。以後改善して資産も積みましてますがまだまだ自己資本比率も低く、借り入れも結構重そうでまだまだですね。

言い換えればまだまだ改善の余地というか伸びしろがあるではあるんですが。債務自体は小さくなる傾向で頑張ってる感は。

 

CF

以外に営業CF出てるので戦えてる感。投資もしながらFCFも出てるので地道に改善してるとは。

 

日足週足月足の値動き判断

日足であげ
週足でさげ
月足で一応あげ
確認。

評価・売買判断

イハラサイエンス

テクニカル的には、大相場やって終わった感はあるんだけど、一応前後で安値は切り上げてるので上昇は上昇。2980超えは当面ない気はしますが、まだ長期上昇の中の調整と見てるのがいいのかなあとは。その長期上昇を取りに行く行かないは別として。

それで調整安値の1007を当面の底に見て、1659あたり突破とかを狙っていくような。まあ中期的には調整が続く、下落も視野と見てるのがいいのかなあ。


ファンダ的には、長期にBPSを伸ばせるくらいには安定性は。一方でシクリカルで悪環境に強くもなく過去にはかなり業績後退で景気ごとを越えて成長性も微妙と色んな意味で停滞蓄財企業。目先後退感があり手出しは考えてしまう局面ですね。財務やCFはなかなか安定。ただし以前からみたいなところもあり減益時に減配もあるので倒産とか危機は考えにくいけど株価などは要警戒と考えてたほうが。ただPBR0.85ほどはイハラとしてはなかなか低い水準となりすでにかなり警戒されてるとも見れなくもない。赤字などまで行かなければだけどそう状態も悪くなる感じでなければ狙うのも考えられそうです。いずれにせよ今なら1Qくらいはみたいですね。

 

日東工器

イハラに近いけど財務はより良いと言うか出来上がってる感。伸びしろという点では魅力がないと言うか配当も現金減っててどうだろうか。

そのあたりでイハラより低PBRはそうかなあ感。かつ低ROEでもあるからよりそうか。 

業界自体で減益傾向で減益で減配も入ってそうなので警戒したくはなりますが、既にPBR0.8切りは日東工器としては低PBRな方でこれをどう考えるか。

難しい塩梅ですが業績反転見てからででも。それでは遅いやもしれませんが。

 

東洋刃物

業績は冴えなく財務もまだまだ厳しい。状態は普通にいいとは言えません。

しかしながら赤字を出さないで頑張ってもいる感じだし、CFは以外に筋が良くFCFも出てるので戦いようもあるという印象。

 長い目で改善を待てるとかあるいは一気に改善が進むとできる根拠があるなら。 

良化が進むなら伸びしろも大きそうだしPBR0.8切り程度は以外に妙味もあるのかも。だから改善進むならだよ。

 

東京製鐵

近年は黒字が続いて堅調でBPSくらいは伸びてるんだけど。成長性はないというか近年業績後退というか後退しつつも黒字でBPSは積んでるくらい。

も、2013年にド赤でBPS7割飛んでますね。赤字続いて止めというか特損なんだろうけど。このように製鉄とかいきなり一気にすごい赤字を叩き込んでくる怖さがあります。

コツコツドカン味があります。とはいえキャッシュアウトはないし特損以後は黒字安定で営業CF、FCF出てたりして大型特損のあとは業績改善することも多いという一つの事例。その意味で特損後は狙い目かもね。その意味で順調が続く今は手出し無用かもしれないといいつつPBRで結構低そうな水準で難しい。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

月末連休あってどうしようかとなやんでる。

くらい。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

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