大河の一滴

大河の一滴

まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

MENU

(4342)セコム上信越/日記(比)

スポンサーリンク
f:id:kamomenotoushi:20190920194502j:plain

投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは7年7月29日取得。

比較銘柄

セコム上信越とその他

株価

3400円(人々は、高台に住み着いてそこを離れられていない。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 4342 9735 9740 7970
企業名 セコム上信越 セコム

セントラル

警備保障

信越ポリマー
市場 東証二部 東証一部 東証一部 東証一部
業種 サービス サービス サービス 化学
時価総額(億) 445.7 21402.6 493.4 743.6
株価 3400 9174 3330 900
決算期 2021/03予 2021/03予 2021/02予 2020/03
予想売上(億) 246.6 10,340.0 700.0 802.5
予想営業利益(億) 43.6 1,240.0 45.0 77.6
営業利益率 17.67% 11.99% 6.43% 9.66%
予想純利益(億) 29.7 790.0 30.0 62.9
EPS成長率(年複利/期間) 5%/14年 2.2%/14年 8.9%/13年 -2%/13年
BPS成長率(年複利/期間) 4.3%/13年 4.3%/13年 3.8%/12年 1.6%/12年
PER 14.73 25.35 16.19 11.58
PBR 0.96 1.93 1.81 0.87
ROE 6.5% 7.6% 11.2% 7.5%
ROA 5.6% 4.4% 5.2% 6.0%
配当利回り 2.79 1.85 1.2 2
配当性向 41.2% 47.0% 19.5% #VALUE!
総資産(億) 527.9 18151.2 572.1 1053.8
自己資本(億) 457.8 10351.2 260.1 843.1
自己資本比率(%) 86.7 57 45.5 80
一言感想 びあげ びあげ あげ加速 あしぶみ

 今週は比較。四季報CDスクリーニングで継続BPS成長企業(3%)で(https://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2015/11/01/000000BPSバージョン)を眺めて気になったものをチョイスして比較します。長期に業績堅調なものを見てみようという意図。比較の会社と数字は上記の通り。セコム上信越。新潟、群馬、長野のセコム。セコムが53%持っている。比較に親のセコムとセントラル。ゲストに信越仲間のポリマー。

セコム上信越

業績

非常に安定した業績推移。業績にもセキュリティかかってるんじゃないかという疑い・・は冗談としてクソに安定した売上推移で利益も安定しBPSならずっと右肩ですね。一方成長性は微妙で20年で複利1.5%程度となりそうです。営業利率も元々高く上がってなさそうなので利益成長も売上並となりそうです。EPSではもう少し上になりそうですね。自社株買いも入ってますし。

微成長蓄財企業って感じ。

3月決算も前年並みの計画も出て前年並みですね。

 

財務

 財務いいやつ。無借金。資産は流動より500億の資産のうち現金投資有価証券でが200億くらいで現金増えてる傾向くらい。盤石な部類だと思うよ?

CF

 ですよねーのド安定営業CFで、常にFCF出てるような感じ。増配もこなしながら最近は自社株買いもしてるね。FCFと配当見る限り還元はまだ余裕ありそうだね。

セコム

業績

親は上信越ほど安定性はない感じで利益率も低く営業利益自体もわりと減益もちらちらですが長期の増収率などは親のほうが上だね。またROE自体も上で収益性と成長率で上と見てたほうが正確かなあという印象。

一応大きめな減益の2012年「営業利益は販売用不動産評価損(仕掛販売用不動産評価損含む)207億円を計上したため810億円(前期比 18.2監減少)」でほとんど問題ないですね。となると利益もかなり安定的な推移ですね。(-4%以下程度の前年われはありますが)

3月決算で増収増益。計画は減収減益ですね。大枠で長期横ばいの水準くらい。後退理由は一応コロナの影響としてますね。1Qあたりで影響も見られないようなら上振れも考えてもいいかもしれない。

 

財務

財務は自己資本比率などでほどほど。ある程度のリスクを取ってるとも言えます。このあたりが長期の成長性に好影響を与えているとは見れるかもね。 ですが中身は借り入れはあるものの計400億程度に対して現金が4000億とかなのど全然余裕ですね。負債も事業に必要な様々な項目に分散でこれは狙ってレバレッジかけたとかじゃないとなりそう。

ちなみにですが「現金護送業務用預り金」とかあって警備ならではですね。1000億以上あって3億円事件とかが小さく見えます。

 

CF

 営業CFが出て投資もして常にFCFでて増配などもしながら現金も増える傾向。

自社株買いでもしてほしいですね。そしたら支出金額増やさなくても増配できる。

セントラル警備保障

業績

 ずっと地味な業績というか地味に売上は伸ばしてきたけど利益は薄利で伸びてる感じでもなかったけど、2019年位から売上加速で利益もついに限界突破で大きく伸びだしたというくらいか。

2019年の短信を読むといろいろ書いてますがJR東や都営地下鉄やメトロとまもレールなるものを開始するようでそのための仕事を受けてるようですね。

https://www.mamorail.jp/

他にも沖縄で海上警備を受けるなど鉄道も含め大型受注が重なってる感があります。

このあたりの仕事がスポットなのか継続なのかで見方も変わりましょう。

短信だけだとちょっと読み取れませんでしたがここではそれ以上は。

5月までの1Qが出てかなりの増益で絶好調の部類ですね。継続なら2018年以前からは変身したになりますね。継続なら。

 

財務

自己資本比率はほどほども借り入れもさほどなく現金持ちで財務はいいやつです。 お金も入りだしてる感は。

 

CF

元々CFは筋がいいというか安定でこのあたりは警備は強いですね。投資もたいしていらないのでFCFは低収益でもプラスでしたがここにきて業績上向きでCFの水準が上がった感じですね。いろいろこれからじゃないですかね。だから大仕事が継続ならね。 

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげてあげかな
週足で大枠もみ合いかなあ
月足であげて調整中
確認。

評価・売買判断

セコム上信越

テクニカル的には、大枠で2015年あるいは2018年まで上昇でその後は調整みたいな。2015年から調整と見るとずっと調整だし2018年から上昇転換と見るとその後は下落とも見れる推移ですね。いずれにせよ3月安値の2891が底とみてここを切るなら下落のシナリオを疑うほうが。あとは4055とか4604まで向かうか?みたいな視点でどうでしょうか。


ファンダ的には、一言でド安牌企業。業績財務CFにスキなどない。ただし低成長。

評価もPERPBRで高くは見えないけど飛びつくほどでもなく実際過去にはもっと低い水準もあるので程々に見えます。

大化けもなさそうだけど長期に確度高く結果を出したいなんて感じなら、狙ってもいいかもしれない。できれば低PBRなときにね。

 

セコム

順調で安定性もあり高くはないけど成長性も見せてる会社でBPS右肩ぐらいならこれも備えてる安定性。総合的にはセコム上信越より優れているように見える。さすが親。

ただ評価の差というか上信越の倍のPBR1.9程をどう考えるかですね。セコムとしても下もある評価帯でそこは警戒もあって良さそうです。まあ基本だいたい安定して高い評価受けてそうなのであまり気にするのもマイナスかもですが。難しいですね。

 

セントラル警備保障

大きな仕事を受けて業績は上向いてきてる。ポイントはこれが継続するか?とか他に繋げられるか?という部分ですかね。 その他警備らしい財務やCFの筋の良さは感じます。

なんですが株価は落ちてきたとは故絶対的にも安いようには見えなく、状態としてもセコム二社に比べ落ちるのでこのまま伸びないとかなら今の評価の高低は難しいかな?というところで伸びない警備会社とかはPBR0.6以下とかは過去のこの会社なのでそこらは注意というか期待は乗ってると思ったほうが良さそうな株価帯には思えるのでそのへんも踏まえて。

 

信越ポリマー

 大枠シクリカル。リーマン前にピークがありリーマンから2015年くらいまで薄利で低迷があります。そして2019年の目先のピークもリーマン越えはできてないですね。

一方で赤字は出さないくらいの安定性もある感じ。BPSくらいは伸びてる感もあるので大枠で停滞蓄財企業と見てるのがいいんですかね。過去からすると減収減益に転じてきてるのは警戒したくなりますね。通期でもうだし今期1Qでもそうですね。

とはいえリーマン級までに崩れる感じでもなくて悩ましいところ。

あとは財務良くてお金積んでる。このへんも成すすべもなく業績落ちるとも考えにくいか。まあ過去も財務はいいほうだったんですけど。

CFは安定していつもFCF出てる感じですね。このへんがもうちょっと警戒されてもいいかなあって思う中で比較的高評価(PBR0.9程度)になってる理由かなあと。でも2019年とか大枠好調の中でPBR0.6近くとかあるのでちょっと警戒もしたくなる中であまり評価が下がってないくらいには見えますが。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

特にないのです。

 

 

記事を気に入ってくださった方は↓をクリックしてくれると嬉しいです。
 にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ

記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

銘柄スカウターで銘柄比較表