大河の一滴

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(4921)ファンケル 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

ファンケル

(東証一部/化学)

株価

3195円(人々は、破竹の進撃で敵地に攻め入り占領するも領地運営に四苦八苦している。)

業績財務と指標とそれに対する分析

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今日は分析。ROIC変則3年平均(https://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2015/10/18/000000)で14%以上のものを市場統計推移記録表にかけ、2018年12月と2020年3月と直近7月15日のPERROEを見ながら気になったものをチョイスして分析します。2週間やります。ファンケル。化粧品と健康食品。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2020年7月16日に取得。

業績

 有名化粧品&健康食品メーカーだけど創業は1980年でかなり若い企業ですね。

近年は好調ですが長期業績は成長感はあまりないですね。リーマン前くらいからじわじわ売上利益を落として低収益化してましたが、2016年に売上反転、利益も2017年に反転でその後は順調な推移です。

2016年「新中期経営計画(平成28年3月期~平成30年3月期)の方針のもと、戦略的な広告投資を実施したことなどにより、全事業が増収となり、全体では90,850百万円(前期比17.0%増)となりました。営業利益は、増収効果により売上総利益が増加したものの、先行的な広告投資負担により販売費及び一般管理費が増加し、1,204百万円(前期比69.9%減)となり」で、ドラッグストアへの卸や新商品の発売で持ち直してるようですね。

2017年「戦略的な広告投資を実施したことなどにより、当連結会計年度の売上高は全事業が増収となり、全体では96,305百万円(前期比6.0%増)となりました。営業利益は、各種プロモーションの強化や研究開発体制の拡充などにより販売費及び一般管理費が増加したものの、増収効果による売上総利益の増加により」

大きく増益した2018年「主力の化粧品関連事業、栄養補助食品関連事業が増収となり、全体では109,019百万円(前期比13.2%増)となりました。営業利益は、増収効果による売上総利益の増加に加え、採算性の高い化粧品関連事業の売上構成比が高まったことなどにより」と利益がとれる化粧品が好調なことが理由でとなるとやはり今後は化粧品が安定するか?は結構重要そうです。

全体としては営業赤字などもなくリーマンなどの影響も受けてなさそうで、基本的には利益率も高くやはり化粧品というか繰り返す使う消耗剤は強いという印象ですね。低迷でもなければ成長まではわかりませんが順調に稼いでいく感はします。

通期決算で増収増益で計画は横ばい程度ですね。目先は化粧品も順調そうです。コロナの影響は若干気になりますが、販路も通販はいいとして百貨店なども結構置いてそうでここは影響あるかもですね。

 

財務

ずっと高自己資本比率で来てますね。長期に総資産は増えておらずそして純資産を減らす形で自己資本比率を下げてきてますね。

 みると2019年に現金を減らしてますね。366億→186億。自社株買いに200億投じてますね。利益水準があがった2018年以降現金が増えたので放出みたいな感じに見えます。かなり規模の自社株買いになったので純資産総資産が減ったわけですね。

で、長期にBPSが増えていません。あまり不要な財産を持たないという方針なのでしょう。ROEが上がりというか効率的になって好ましい・・というのはそうですが、業績が足踏みするとEPSは減りBPSも増えないとかにもなってしまうのでそこは注意点かもしれません。

CF

 営業CFは2017年までの低迷も含み安定。設備投資も営業CFにしては少なめでFCFは低迷であってもあまり大きくマイナスにならずかつ過去からの蓄積もあり余裕はあかなりありそうです。このあたりはやはり一般消費財の強さがCFに出てそうです。

そして近年の好調でかなりわりとお金あまりがぐっと進んでそうで、それでお金余って2019年に大型自社株買いで2020年に大きな設備投資もしながら現金積んで出ますね。

そうですね。目先大きな設備投資が入ってます。コレっぽいですね。

ファンケル/CB100億円発行/工場や物流センター新設に充当 | 通販 | 日本流通産業新聞 | 日流ウェブ

ファンケルが新工場公開 訪日客向け化粧品3割増産へ :日本経済新聞

マイルドクレンジングオイル専用工場とかわりと気合入ってる感じはしますが訪日観光客向け・・ってのがコロナにぶち当たりで悪影響不可避・・ってところですが合理化で人員削減などのコスト減の投資もありそうで影響はどうでるものか・・って局面ですね。

 

日足週足月足の値動き判断

日足であげかもみあいか。
週足でもみ合いです
月足で 長期の上昇
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、特に2017、2018の上昇が目立ちますが2012年位からずっと上昇トレンドですね。2018年以降は2019年に高値を取る場面もありますが上昇一服で調整感ある推移をしています。いずれ大きな方向性が出るというのも一つの味方になりそうです。そうですね。やはり2018年以降の高値3330安値2029に基準を置いて破ったほう目線でいるのが良いと思いますがさてはて。


ファンダ的には、わりと長期に足踏みしてたところを抜け順調期に入ってきてる感もある普通に高収益な一般消耗品メーカー。近年の好調はCFに大いに反映し大型自社株買いの大還元そして強気に設備投資もしながら現金を積んできてる順調ぶりでここはやはり高評価・・PER40近くの評価を受けるだけあるという印象。

ただ訪日観光客向けの主力商品の専用工場とかコロナでインバウンドで壊滅してそうなマイナス要因もありここは業績もどう出るか?というのは見通し立て難いのではないか。1Q2Qなど見ながら判断していくってのが良いと思うんですよね。だいたい既に評価というか期待されてるような株価帯にありそうですし。

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=4921

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=4921

IRBANK:https://irbank.net/4921

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

本日も特にない。

旅行に行こいうか思案中。

行くなら喋らない、一人旅、盛り場に行かないというお上推奨みたいなスタイルなので行けるよね?とは思ってるんだけどちょっと行きづらいんだよね。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)