大河の一滴

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(7488)ヤガミ/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは6年6月12日取得。

比較銘柄

ヤガミとその他

株価

1620円(人々は、一度切り込み騒ぎを起こしたあと落とし所を探してきてる。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 7488 7476 7734 7984
企業名 ヤガミ アズワン 理研計器 コクヨ
市場 名証二部 東証一部 東証一部 東証一部
業種 卸売 卸売 精密機器 その他製品
時価総額(億) 87.7 2315.0 563.4 1636.3
株価 1620 11190 2381 1271
決算期 2020/04 2021/03予 2020/03 2020/12予
予想売上(億) 80.2 725.0 321.9 3,340.0
予想営業利益(億) 10.5 63.4 62.0 174.0
営業利益率 13.07% 8.74% 19.25% 5.21%
予想純利益(億) 7.4 45.0 43.4 154.0
EPS成長率(年複利/期間) 4%/13年 2.9%/14年 6.8%/13年 7.5%/14年
BPS成長率(年複利/期間) 4.7%/12年 5%/13年 6.8%/12年 1.1%/13年
PER #VALUE! 46.42 12.75 9.76
PBR 0.79 3.7 1.17 0.68
ROE #VALUE! 8.0% 9.2% 7.0%
ROA 5.1% 5.5% 7.2% 4.8%
配当利回り - 1.08 - 3.54
配当性向 #VALUE! 50.2% #VALUE! 34.6%
総資産(億) 145.7 815.2 602.2 3184.2
自己資本(億) 109.3 563.7 474.4 2194.1
自己資本比率(%) 75 69.2 78.8 68.9
一言感想 停滞 びあげ あげ 足踏み

 今週は比較。KABU+決算実績から業種ごとの平均営業利益率を出しそれからプラスに乖離してるものから目についたものをチョイスして比較。属している業種の割には高い利益率を叩いているものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。ヤガミ。理科学・保健医科機器を販売。学校向けで首位。比較に同業っぽい。ゲストに学校で使うノートも売ってるコクヨ

ヤガミ

業績

学校にある備品などをいれてる卸ってことになるのかな。卸にしては高い利益率は目を引きますが貸借的にはメーカー機能はなさそう。公向けに強いのが利益につながってそうなところは。

ただ成長はないと見るべきで地味に稼ぎながら蓄財してるという感じですね。赤字なしBPS前年割れもないかな。

通期決算出て前年並みの減収減益。コロナで計画は出してません。

 

財務

 上でも触れたけど有形固定はさほど持ってなく工場とかみたいな科目もなさそうですね。というか現金67億ほどは総資産のおよそ半分くらいになり負債のおよそ倍でこれは卸としては相当に財務は健全となりそうです。

CF

 営業CFはプラスで安定ですね。FCFもだいたい安定ですかね。現金はかなり増えてますが、2019年に大きく配当性向を上げてきてますね。もう上がってしまったのでこれ以上の増配は微妙かもしれない。利益が伸びればですがあまり増えてないですしね。

アズワン

業績

 理化学機器・用品卸で首位。研究用向け商品のカタログみたいな感じで研究向けアスクルとかMonotaRO味を感じます。

長期に優れた業績。売上でほぼ前年割れもなく利益も右肩に近い推移ですね。リーマンあたりの減益なども・・ちょっと業績後退してますが・・まあ環境悪化にも強そうです。配当性向あげて還元強化でROEが改善してるようなところも見えますね。

通期決算で増収増益で決着。も、計画では減益ですね。「今後増加していく物流量に対応する能力アップと効率化に対応する新物流拠点「Smart DC」を稼動~「Smart DC」の稼働に伴いマテハン設備等の減価償却費や不動産賃借料の増加及び稼働に伴う一時費用の発生により、例年に増してコストが増加いたします。また、逼迫する物流業界の状況を受け運賃及び倉庫作業料の単価増や業容の拡大に伴う人件費増を見込んで」とかで一時的な減益を見込んでいるようですね。これで株安に向かえば・・ってみると普通に株高ですね。

 

財務

 資産増。直近で固定資産を増やしてますね。「Smart DC」となりそう。流動資産は増えてますが現金は減らしてますね。このへんは配当性向増のROE増から持ち過ぎの判断から還元強化でも入ってそうです。自己資本比率あたりみるかぎり落ちてなく問題ないと言うか財務レバレジに頼らずROEを上げてるということで利益率も変わってないので回転率上げてますね。いいことという他。

 

CF

 安定の営業CF。FCFだして還元して現金は維持くらいで回ってる会社という他。

理研計器

業績

 産業用ガス保安器・計測器で首位。これはメーカになりそうです。

基本的には優秀な業績推移で高利益率で長期に成長みたいな推移で特に近年は大きく利益を伸ばしてます。ただシクリカルですね。2008~2010年辺りに大きく減益を見せてます。赤字はないですけどね。そのあたりの不安とか警戒感は株価推移などにいはでてそうです。

通期決算を増収増益で決着。で、コロナで計画は出してないですね。あまり4Qは影響受けてなさそうですが。

 

財務

 財務いいヤツ。借り入れあるけど返す気はなさそうですね。返そうと思ったら全然返せるお金はもってますね。近年増えてます。

CF

営業CF安定。投資はそこそこ必要そうですが、だいたいFCF出てますね。配当は余裕そうで過去に減配もなさそうですね。まあ配当性向低くて利回りは低いんですけど。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でよくわからない。出来高なくて。
週足で調整ぎみにさげ
月足であげてさげというか調整というか
確認。

評価・売買判断

ヤガミ

テクニカル的には、一度2018年に大きく上げてその後調整気味な推移。調整安値の1520を底と見ることはできるけどね・・まあ出来高も少ないし値動き根拠で行かないほうが良い気はします。


ファンダ的には、良くも悪くも安定蓄財企業。余裕あった水準から配当性向も上げたのでこれ以上は増益がないと。

こういうのは安ければ。配当性向引き上げもあったからか以前より高PBRな水準のPBR0.8ほど。利益並みの配当ということもあり判断難しいですね。減益減配で低PBR化とかすれば面白いかもしれませんね。

 

アズワン

 いい会社だ。という他は。これが基本商品を仕入れて販売するだけという卸ということを踏まえれば傑出した企業です。数字も”作ってる”という印象を受けます。

ただPERで45超と直近一時的なコストが掛かってるということも踏まえても評価は非常に高いですね。卸としては異常な高値ともみなせます。かつ近年どんどん評価が加速してるという面もあり過去をみればPER15でも高かったみたいなところもあります。その辺も理解の上で警戒の上で持つのは選択としてはあり。凄くいい会社に見えますし。

 

理研計器

普通にすごくいい会社と言うか高収益で安定な会社に見えます。ちょっとシクリカルなところはありますね。 

PBR1.2ほどは高く見えないと言うか安く見えますけど、理研機器としては言うほど安くなく過去を見ればもっと低い水準はいくらでも。PER6の0.5とかありますからね。この辺をどうみなすかですね。まあ買うのは全然選択にはなりそうですけど。

 

コクヨ

長期で成長なしかなあ。で、リーマンあたりには営業で薄利、純で赤字であまり安心して持てる感じでは。まあ近年は安定的でBPSくらいは伸ばしてきてますけどね。 

今期1Qで増収増益だけどコロナで計画を下げてますね。また2018年以降ずっと株安してますし意外に狙い目かも。まあシクリカルと見るべきだと思いますけど。

財務も自己資本比率改善で現金も積んでますね。

・・って思いましたけど、逆張りで過去にはPBR0.4台くらいはあるので簡単じゃないのがまた難しいのですが。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

使ってたタブレットはあるんだけどAndroidアプリで使いたいのはあったりな中、手持ちの3G携帯をスマホ化しようか思案みたいな。

3G自体もいずれ終わるしねえ。と、プラン検討してるけなかなかいいものがなく迷う。

くらい。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

銘柄スカウターで銘柄比較表