
投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは6年6月11日取得。
比較銘柄
JALCOホールディングスとその他
株価
189円(人々は、急成功と挫折を乗り越え少し強くなった。)
各企業の数字と比較しての感想
コード | 6625 | 8841 | 3461 | 8595 |
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企業名 |
JALCO ホールディングス |
テーオーシー | パルマ | ジャフコ |
市場 | JQS | 東証一部 | 東証マザ | 東証一部 |
業種 | 不動産 | 不動産 | 不動産 | 証券・先物 |
時価総額(億) | 163.7 | 746.9 | 48.6 | 1189.7 |
株価 | 189 | 719 | 782 | 3655 |
決算期 | 2021/03予 | 2021/03予 | 2020/09予 | 2020/03 |
予想売上(億) | 20.4 | 176.0 | 65.5 | 298.6 |
予想営業利益(億) | 12.6 | 60.5 | 5.5 | 149.7 |
営業利益率 | 61.61% | 34.38% | 8.44% | 50.14% |
予想純利益(億) | 7.8 | 43.0 | 3.7 | 118.4 |
EPS成長率(年複利/期間) | #NUM! | 4.1%/14年 | 50%/7年 | 1.7%/13年 |
BPS成長率(年複利/期間) | 53.8%/8年 | 2.6%/13年 | 61.2%/6年 | -4.7%/12年 |
PER | 20.81 | 16.01 | 13.09 | 9.55 |
PBR | 1.78 | 0.78 | 2.54 | 0.6 |
ROE | 8.6% | 4.9% | 19.4% | 6.3% |
ROA | 2.8% | 3.9% | 8.5% | 5.3% |
配当利回り | 0 | 1.39 | 1.53 | - |
配当性向 | 0.0% | 22.3% | 20.1% | #VALUE! |
総資産(億) | 276.8 | 1107.8 | 43.8 | 2220.6 |
自己資本(億) | 91.2 | 886.3 | 19.5 | 1883.7 |
自己資本比率(%) | 32.9 | 80 | 44.6 | 84.8 |
一言感想 | V字回復? | 停滞 | あげあげ | あしぶみ |
今週は比較。KABU+決算実績から業種ごとの平均営業利益率を出しそれからプラスに乖離してるものから目についたものをチョイスして比較。属している業種の割には高い利益率を叩いているものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。JALCOホールディングス。パチンコ系不動産と金融。比較に不動産賃貸っぽいもので高利益率&高ROE。ゲストに絶対買い間違われてそうなジャフコ。
JALCOホールディングス
業績
パチンコ金貸し・・が不動産に力を入れてとかいうとうーんとかおもっちゃうかもだけど、業者向けですね。(パチンコホール向け不動産のオフバランス化(事業用地の取得と賃貸)、パチンコ・パチスロ業向け貸金(融資・M&Aローン)、ソーシャルレンディングを営む。)大枠でパチンコ業支援という感じでしょうか。
直近で不動産賃貸主力になってきてます。
まあ文章でいうより以下がわかりやすいでしょう。売上と利益推移。
売上
利益
不動産が急激に伸びてきてます。金融も伸びてますね。不動産と一緒に売ってるのかもです。
2020「物件及び当連結累計期間に取得した収益不動産、並びに新規営業貸付金が寄与」だそうです。
収益物件の取得には熱心となりそうでコロナの影響もなしとして増収増益の計画を出してますね。
財務
資産を急激に増やしてきてます。この当たりは不動産取得に熱心感。
有形固定伸びが大きく流動も営業貸付金なども増えてるので金融も目先堅調っぽいですね。それに応じて固定負債・・主に長期借入金が増えてますね。
端的には借金して不動産買ってパチンコ屋に貸すというムーブです。ついでに資金も貸す。それを加速してきてるのはみえるところですね。
ちなみに利益剰余金はマイナスですね。過去は儲からなかったということです。軌道に乗せるまでは大変なところはありそうでうす。
CF
金融も入ってるので営業CFは安定しませんね。直近も営業CFで大きめのマイナスです。
これは営業貸付金とか仕掛販売用不動産などでお金出てる感じですね。・・不動産転売もしてると。
同時に不動産を買うので投資CFで大きくマイナスで財務CFも大きくマイナスで。
目先は営業CFも含めて投資のために大きくキャッシュアウトしてる感じで、今後ちゃんとお金はいらないと詰むみたいなところは。
業績的には上げてきてるので今のところはちゃんとしてるとは言えそうです。
テーオーシー
業績
流通関連ビル賃貸で首位。大家さん。で終わりみたいな業績推移。
停滞気味の中地味に稼ぎ続けて蓄財みたいな会社。
もう通期決算も見る必要性も・・みてだいたい前年並みの決着で計画も出て前年並みの計画で多少コロナの影響もみて控えめにしたのかな?くらい。
あとは2018年に大きく純利益。2018年以降は売上も減ってるので不動産でも売ったんじゃないかな。減った利益ももう売る前の水準に回復してますね。
財務
当たり前だけど有形固定より。で、2018年の不動産売って得たお金は借入返済に向かってそうですね。総資産減って自己資本比率向上の借り入れ減少。
手元には結構なお金が残ってもう、事実上無借金ですね。債務返済が終わったビルで大家専念って感じでしょうか。
CF
安定の営業CF。2019年はマイナスだけどこれは前年の不動産売りからの税金支払ですね。それ以外特には。
パルマ
業績
急成長というか爆発的成長という印象。トランクルームの滞納保証が軸。だって。
見るに・・ターンキーソリューションサービス(施設開発販売、仲介および開業支援、運用受託)が絶好調ですね。ビジネスソリューションサービス(滞納保証付BPOサービスと運営受託・コールセンター)も伸びてますが。
ターンキーソリューションと言われてもよくわからないですが「土地を購入してセルフストレージを新築販売と共に運営受託」だそうです。ようするに土地を購入してトランクルーム作って売ったり、運営したりですね。(復唱
大枠ではトランクルームなるものがどこまで需要あるかみたいな話にはなりそう。・・自分にはちょっとわからないですね。ただ今はすごく伸びてる。
2Qで増収ですが売上利益が4Q集中なのであまり参考にならないですね。
総合的になんか見通しみたいなの立てるの凄く難しそうですね。
財務
資産を加速させて自己資本比率落としているムーブ。ポイントは資産の大半は流動資産ってことですかね。だいたい仕掛販売用不動産。だから資産は大半売るつもりのもので自分で抱えてどうのこうのはあまりそういう気なさそうです。
で、借り入れも増やしてきてる感じですね。このあたりは不動産販売に近い動きです。いや不動産だけど!
だからトランクルームつき土地を売ってついでに運営受託も請け負うという大東なんとかっぽい印象を受けますね。
CF
固定資産あまりないからそうなんですが、投資などしなく営業CFは赤字で補填は財務CFで、これは拡張期の不動産販売が よくあるパターン。
日足週足月足の値動き判断
日足でさげて上げかな
週足で下げに行くももみ合い
月足でいちおう上げぎみ
確認。
評価・売買判断
JALCOホールディングス
テクニカル的には、トレンドと見れるか微妙も2013年に吹いてその後2016年11月の安値でトレンド転換したと見ても。2018年に289で高値を取り今年3月も103と安値は切り上げではあります。この線でいくと底は103で245や289を基準にしていくのが良いかと。
ファンダ的には、パチンコ業向けの不動産貸したり売ったりの金貸しもで急激に成長をしてきている段階。先行投資は大きく嵩みリスクはたっぷり取ってきてるのでコケると大惨事というところはあります。
その中でPER20とかPBR2弱をどうみるかですね。不動産販売とか金融だと安定しないことも多く高い気もしますが不動産賃貸は安定しててここは特に不動産賃貸に力を入れてるところはありますので成長も踏まえると楽しくなるのも考えられる・・・
まあいずれにしてもハイリスクな方と思ってたほうが。資金繰りや仕掛販売用不動産の売れ行きなどには気をつけながらとか量を抑えるならまあいいのではないか。
安定の不動産大家。もう債務返済の終わったビル抱えて大家として貸すだけ。要するにただの大家なので地味っぽい投資になりますね。地味に稼ぐところからの還元狙いみたいな感じでしょうか。
配当性向低いんですけどね。よってPBR0.8程度もあまり配当利回りは高くはない・・も自社株買いなども入ってきてるので総還元性向としては低くもないくらい。総利回りも高くないのでもう一声ってかんじか、地味な改善からの増益増配狙いとかはありえますがいずれも地味ではありますね。どちらかといえば守りの投資向き。
数字的には不動産販売。売ってるのはトランクルームみたいですが。あとは運営受託もするってプラス部分もありそうですね。
現在は絶好調という他。ただ、財務にたっぷりリスク負ってるのでトランクルーム売れなくなると一気にきつくなるはありそうです。だから今は絶好調。でも気をつけるべきことはだいたい不動産販売と一緒だろうと思います。調子いいときは一気に膨張するけど潮が引き始めるとこれも一気。
そのあたりも踏まえて調子を見ながらダメそうなら一気に引くとしつつ付き合うのはいいかもですね。いや絶好調ですし。評価はPER15ほどは安くない気がします。まあ過去見ればもっと上の水準もつけてたのでわからないですけどね。下も結構あるので値動きもかなり注意したほうが良さそうとも思います。オープンハウスあたりのほうがマシかも
ベンチャーキャピタルなんかわかりません()
業績は期によってかなり動きます。大きな案件が取れるか取れないかみたいなところはあるかと。盛り上がった2008年から2009年で売上一気に70%減のいきなり赤字転落とかもありますしあまり業績に連続性を見ると痛い目を見かねないみたいなところも。
ただ赤字自体は言うほどなく、借り入れもないに等しく自己資本比率高く現金+営業有価証券=時価総額みたいな感じというかさらに投資有価証券900億みたいなものあって、事業そのものと投資有価証券がただでついてくるようなお値段とも言えて安いっちゃあ安いと見れそうですね。BPSくらいは増やせてそうですし乱高下もわりとあるのでバリュー的な底を測りながら蓄財とまさかの跳ね上がり期待なんて持ち方はできそうなというか著名バリュー投資家さんもお持ちのようですね。
参考データリンク
銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html
株プラス:https://kabu.plus
IRBANK:https://irbank.net/
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
土曜日ネタを誰か提供して欲しい。
と思ってるくらいで特に無い。
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記事補足してます。
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