自分が考えるに投資って三要素があると思うんだ
でも、その三要素って見る限りあまり言われてない。
なので改めて言ってみようというエントリー。
投資には三要素あって、自らはどれを一番の武器にするかそのようなことを考えることが有益だよね?みたいな話。
その三要素
勿体ずらずにさっと言ってしまいましょう。(アイキャッチにも入ってるし)
すなわち・・
・投資対象
・市場(取引相手)
・自分
です。
自分という存在があるもの(投資対象)を市場で(他の取引相手)と売買する。
取引の全容はこうと言えると思うのでこの三要素でいいと思います。
他の三要素を期待した人も多いかもとか思います。いや、あまり言われてないからね。
なのでこのように気にしてなかった人も多いと思うんですよね。
例えば企業分析などは
投資対象に対するアプローチです。
時々ここが非常に詳しいのに投資ではあまり勝ててないという人もいそうです。
それは、他のアプローチが怪しいからです。
逆に企業などをあまり知らなくても勝ってる人がいます。それは他のアプローチでカバーしてるからです。
もしあなたの投資が芳しいものでないなら、これら・・・
・投資対象
・市場(取引相手)
・自分
に対するアプローチを見直し変えていく必要があるかもしれません。
と、ここまで言って自分が思うそれぞれが例えばどんなものかなあというところをまとめようかと思います。
例えばこんなものがそれだよね?みたいな話でそれぞれの項目全部クリアする必要はないと思います。例えばその銘柄が持つ値動きの癖など知らなくても投資で勝ってる人はいる。それを武器にして投資に勝つ人もいるみたいだと言う話であって。
投資対象
・株式市場なら投資する企業やその商品や業界業種についての知識
・その企業が良くなってるのか悪くなってるのか、その企業やその企業の置かれている環境の変化を測れる。
・その企業の価値を測れる
・会計知識
・ビジネス知識
・その銘柄のもつ値動きの癖
・その他いろいろ
市場
・株式市場なら株式市場に対する知識
・市場参加者がどういうときにどういう行動をするのかという知識
・株価理論や株価形成理論
・どういうものが価格を上げる、上げやすいのかに対する見識
・どういうものは価格を下げる、下げやすいのかに対する見識
・その他いろいろ
自分
・自らの投資状態を把握している(把握してない人いるから!)
・自分の耐えられること耐えられないことを知っている
・自分の向いていること向いていないことを知っている
・自分に必要な成果、必要でない成果を把握している
・自分をコントロールできる術をしっている。
・その他いろいろ
それぞれどうでしょうか?
それぞれの項目を自分に問いかけ、それが自分はできているか?と考えてみるのがいいと思うんですよね。
できてるとするのも気が引けるかもしれません。ならば、それに向かうアプローチを持ってるか?とか、そういうものにアプローチする発想があったのか?でもいいと思います。
もし、それがNOであるならそこには改善できる点があるかもしれないということです。
あと自分の感覚としてはこれらは全部揃わなくてもいい様に思えます。
投資対象に対するアプローチはあまりなく投資で成果を出している人はいます。ただそのような人は市場に対する理解が深くまた自分に対する理解も秀でている様に思えます。市場及び自分に対する見識をちゃんと持ってるということですね。代表例は、テクニカルトレーダーなどです。
逆に投資対象に詳しくても市場に対する見識が皆無な人はあまり投資でいい成果が上がってることは少ない様に思えますが、いないわけでもなさそうです。代表例はインデックス投資家で長期に成果を出した人。あるいは伸びている企業を一度買って買ったことを忘れて長期間放置してたような人です。
ただこれはないと短期に運良く成果が出たりすることはあるけど、長期に結果が残らないだろうと思えるものがあります。
すなわち自分への見識です。
たぶんこれが一番大事
自分への見識、自分をコントロールする術。
敵を知り己を知れば百戦殆うからずの己を知ること。
これをクリアできてない人は長期にはほぼ間違いなく投資では強欲と恐怖に振り回され自滅しているように思えます。
これは必ずしもなにかするという意味ではないです。長期放置して大きな成果を掴む人のような放置して気にしないというアプローチが正しい人もいます。
しかしそれもそれに必要以上触らないというふうに自分をコントロールした成果です。
いずれにせよ、自分への見識を身に着け、自分を正しくコントロールしていく。
それがクリアされなければ投資で成果を得ることは自分は望めないように思えます。
しかし、これが一番言われないですね。
ほんと不思議ですね。
まあ、でもそれもちょっとわかります。
答えは投資対象にも市場の中にもなくその参加者の中・・つまり各々の中にありますので、最適解がひとりひとり違います。
だから一般化が難しいのでしょうね。
言ってることが難しいかもしれない。
でも例えば損切をするのか?どういう基準におくか?は、この自分に対する見識を通過する必要があります。つまり人によって最適解が違うわけです。
だからだよ?
損切りするのがいいとか、いけないとか、こういう基準がいいとかいけないとかそれが特に意見分かれるのは、それの最適解が人によって違うから。
あなたが自分と向き合い、あなたが自分で最適解を考え出す必要があるところだから。
だからここが一番大事なんです。
だいたいそんな感じです。
これが自分の考える投資の三要素です。
これらにアプローチするという発想がなかったのなら、それを新たに行うことによってあなたの投資はより洗練されるかもしれない。
いや、ほんとに。
またこれは手前味噌で宣伝ですが自分は各項目に対するアプローチするツールを作りました。
すなわち
投資対象に対しては・・
市場に対しては
そして自分に対しては
以上の三要素に向けてそれの整理を助ける3つのツール。
そんなものも使いながら自分は投資を構成する3要素を整理しそれぞれに対してアプローチしながら、自分の武器を磨き投資を戦ってるわけです。
投資の三要素
投資対象・市場・自分
あなたはどれを磨き武器にして投資を戦いますか?