投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。
注目銘柄(市場/業種)
スリーエフ
(東証二部/小売)
株価
320円(人々は、力尽きてゆく中で悪あがきのバタバタが止まらない。)
業績財務と指標とそれに対する分析
今日は分析。過去2年平均売上原価率販管費率変化率(四季報CDスクリーニング)を見ながら気になったものをチョイスして分析します。スリーエフ。星より明るく。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2020年6月5日に取得。
業績
原価率&販管費減で拾いました。大手コンビニの一角だった感じでしたが長期に衰退で延々売上を減らし続けて、2015年からとうとう赤字に。2018年にはかなり赤字幅も大きくなってきしたが、ここでローソンと業務提携というか(提携自体は2016年4月)でローソン流で再建というかローソンに救ってもらったと言うか吸収の噂もちらちらくらいですかね。
彷徨うコンビニその9 スリーエフが独自性を保つための「最終手段」 _小売・物流業界 ニュースサイト【ダイヤモンド・チェーンストアオンライン】
まあともかく、スリーエフという会社はそれで赤字から黒字に持ち直してきてるはそうですね。「続企業の前提に関する重要事象等」の記載を解消されたようでひとまず一息くらいの状況下と。2月決算で黒字転換と増収ですね。計画は減収減益ですが、これはコロナを勘案したものと思われます。月次が出てますが前記は継続的に前年比100%以上の売上を出してましたが、今期3月4月は97.9%、93.5%と流石に苦戦ですね。ただ致命傷とまではならないかな?という印象でとなればコロナ影響されば売上も上向いてくるというのも考えても良いかもしれませんね。
実際に2018年より原価率と販管費が下がってきてます。増収もあればこの傾向は続くは十分考えられそうです。
ちなみに、ローソンは直近原価率28.2%の販管費率63%ってところです。スリーエフは原価率21.4%の販管費率75.8%です。ローソン自体が販管費率を増やす傾向にあるのは引っかかるところですが、絶対の営業利益率はローソンのほうがまだまだ上でローソン流がうまくいくならまだまだ上はあるとは考えられますね。
合併はあるかもしれません。
財務
2017年とかにはかなりやばいところまで来てました。総資産はみるみる減って純資産も尽きかけ債務超過ギリってところまで。これが2018年に息を吹き返した感じです。
息を吹き返した2018は資本注入でもあったかなあって思ったけどやったのは事業分離ですね。これでざっくり資産を切り離し負債を返して命をつないだという印象。
ちょっとローソンも絡んで動きも複雑そうなので間違いかもしれません。
最新の貸借で資産はほぼ現金で有形固定はほとんど持たず負債も殆どないって感じできれいになってるのでもう潰れそうな会社だったとは思えない感じですね。
CF
赤字のときに大きな営業CF赤もだしましたが同時に資産の大切り売りでFCFは意外にプラスで。ただ資産はかなり売ってもう現金しか残ってないくらいにはなってます。
配当してますが、まあまだ雀の涙みたいなものですね。今後はわかりません。
日足週足月足の値動き判断
日足でさげかなあ
週足でもみあいか下げか
月足でさげ
確認。
評価・売買判断
テクニカル的には、長期には下降トレンド。乱高下も入るので扱いづらさはあるね。ボロ株的なというかボロ株なんでしょう。で、長期には下落としてそれの反転を狙う逆張りという意味で235を底に見るのはありかもですね。勿論切るなら見込み違いで撤退スべきだと思うけど。
ファンダ的には、長らくの低迷を越えて資産は現金しか残っておらず、新興企業みたいなBSになってますね。コロナも影響は来てますが売上も反転を見た感もありローソン流かはしりませんが、販管費原価率も改善し利益が再び出るようになってきてます。この傾向ならわりと面白い展開もあるかもしれません。ただPERはちょいと高めのPER24とかで増益ないと厳しいかもですね。
リンク
ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=7544
株探:http://kabutan.jp/stock/?code=7544
IRBANK:https://irbank.net/7544
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
とくにないですねぇ。
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記事補足してます。