大河の一滴

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(6239)ナガオカ 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

ナガオカ

(JQS/機械)

株価

990円(人々は緒戦から敗北続きだったかついに歴史的大勝利で突破口を切り開いてきている。)

業績財務と指標とそれに対する分析

f:id:kamomenotoushi:20200605163026p:plain今日は分析。過去2年平均売上原価率販管費率変化率(四季報CDスクリーニング)を見ながら気になったものをチョイスして分析します。ナガオカ。石油プラント内部装置大手。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2020年6月5日に取得。

業績

 原価率改善で拾いました販管費も改善しているね。ということでここ数年で一気に利益率が改善してきてますね。とはいえ売上見ると乱高下が激しくシクリカルですね。そしてやはりというか売上規模が大事というか売上が出ると利益率も改善するという傾向は。ただ2015年あたりより2017より売上は出てないのに利益率はでてるので効率化は進んでいるとは見れそうです。

で、大きく売上後退した2016年「エネルギー関連事業では~原油安の影響から先行きの不透明感が広がり、プラント・オーナーの投資判断が慎重になる状況が続いており、多くのプロジェクトで受注予定時期に遅れが発生いたしました。また、投資判断の慎重さによる需要の縮小により価格競争が激化~水関連事業について~老朽化した配管取替や設備の耐震化等を優先する傾向も散見され、当社の事業分野である取水設備の更新に対する予算配分の減少や予算化の遅れなどの影響が一部で見られ」と外部環境に影響を受けるところが大きそうです。

で、2018「水関連事業~の取水設備の更新需要及び東京オリンピックに向けたインフラ整備工事の需要を取り込んだ」あたりが影響大きそうで、「好調な受注を背景に、大連工場では1年を通して高い稼働を維持できたこと及びコスト削減を徹底して実行したことにより、製造原価を大幅に低減することができ」という感じでやはり売上大事感はあり、そしてその売上は外部環境に依存でやっぱりシクリカル。

そのなかで3Q出て絶好調感はありますね。中身を見ると水が売上前年並みで損失拡大ですね(前記も3Qは損失で通期も損失)とはいえエネルギーは好調で大幅な増収増益。「発注量の増加に伴い価格交渉が優位に進展したことにより原価の大幅な低減が実現」だって。

・・・総合的には水もエネルギーも外部環境で売上も損益も変動激しく、先の見通しを建てるのも難しそうですね。とはいえ売上が伸びるとかなり利益が伸びるというところはありそうでその意味でここ数年というか目先は絶好調と言えそうです。

 

財務

 ここ数年の利益で財務が改善してきてますね。総資産は増えてないというかむしろ減ってて純資産もあまり増えてないのですがそれ以上に強烈に負債を減らしてきてます。手形売掛あたりが減っててこれをどう考えるかですね。売上増える中で起きてるので効率化が進んでいると見るべきか。効率化を進め無駄な資産を排除することでも利益も伸ばしてきてると。そういう見方も。

CF

 営業CFはマイナスになったりプラスになったり。ただここ3年位はかなりCFも入りそれは主に財務整理に使われた模様。配当は出してないですが自社株買いは入ってきてるのでそろそろ配当とかも出てくるかもしれませんね。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげてあげ。
週足でよこよこかさげから噴火して調整。
月足で上場ゴールの上げ気味から噴火。
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、まず上場ゴールで2016年6月に220円。そこからは長期上昇と見れる、220,822,252、1760、681。2019年末の噴火はある意味長期トレンドの発生点になるという見方もできるかもしれません。長期上昇のシナリオも見込んで持ってみるのありっぽくは思えます。どんな視点でも底は681が有力にはなりそうですね。


ファンダ的には、シクリカル。外部環境に大きく売上から利益まで影響を受けるところはみてとれあまり長期では持ちたくないみたいな印象は受けます。とはいえここ数年はかなり順調で売上を伸ばしてきてます。同時に効率化もうまく言ってるようで財務、原価率、販管費率などで改善が見られ、この順調さが続くならもっと上も望めそうな印象も。売上なども注視しながら駄目ならすぐ逃げるくらいのスタンスならうまく行けばなかなかおもしろいことにもなるかもしれません。

バリュエーションはPBRではもう高めですね。PERならほどほどですが利益があまり信用できないのであんまり信用するのも。利益がもっと伸びれば面白そうですね。売上伸びて販管費原価率落ちるなら伸びるだろうはそうですね。

 

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=6239

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=6239

IRBANK:https://irbank.net/6239

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

決算すぎると特になにもってなるんですよね。

なにもないですね。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)