大河の一滴

大河の一滴

まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

MENU

(2814)佐藤食品工業/日記(比)

スポンサーリンク
f:id:kamomenotoushi:20180623012703j:plain

投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは5年5月27日取得。

比較銘柄

佐藤食品工業とその他

株価

1661円(人々は、落ち着かなく時々発作も起こすが気づけば進歩している。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 2814 2805 2801 2923
企業名 佐藤食品工業 ヱスビー食品 キッコーマン サトウ食品工業
市場 JQS 東証二部 東証一部 東証二部
業種 食料品 食料品 食料品 食料品
時価総額(億) 154.9 561.7 10023.8 191.4
株価 1661 4025 5170 3770
決算期 2021/03予 2021/03予 2020/03 2020/04予
予想売上(億) 65.6 1,120.0 4,686.2 418.0
予想営業利益(億) 8.8 72.0 398.3 7.0
営業利益率 13.38% 6.43% 8.50% 1.67%
予想純利益(億) 6.6 49.0 266.0 5.3
EPS成長率(年複利/期間) -3%/14年 5.5%/14年 7.2%/13年 #NUM!
BPS成長率(年複利/期間) 2%/13年 5.4%/13年 2.1%/12年 4.4%/12年
PER 15.68 10.43 37.33 35.88
PBR 0.59 1.07 3.64 1.41
ROE 3.8% 10.3% 9.8% 3.9%
ROA 3.4% 4.1% 6.9% 1.7%
配当利回り 1.81 1.09 - 0.53
配当性向 28.3% 11.4% #VALUE! 19.0%
総資産(億) 192.8 1200.4 3873.3 308.3
自己資本(億) 177.6 476.8 2724.4 127.9
自己資本比率(%) 92.1 39.7 70.3 41.5
一言感想 停滞 びあげ あげ 増収あしぶみ

 今週は比較。わりと高い利益率を出しにくい業種食品からKABU+実績営業利益率を見て高めなものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。佐藤食品工業。業務用天然調味料エキス。比較に調味料っぽい。ゲストに佐藤食品工業。いや違う会社。こちらはサトウのごはんのサトウ。同名企業。とても紛らわしい。

佐藤食品工業

業績

 サトウのごはんじゃありません。地味なHPで植物エキスとか作ってると紹介してる感じで飲料やお菓子に入るって。絶対サトウのごはんと間違えて株買ってる人いるでしょ?とか思うけど。

長期に成長感はありませんが安定して利益出てて利益率は10%切ることなさそうですね。ってことで長期に営業赤字なし・・純赤字はありますが。その年・・2009年以外はBPSも右肩感ある推移ですね。

というわけで停滞高収益蓄財企業。

業績ざっと見るにもう四半期決算もというか通期決算も見なくても良くね?っておもうくらい。うーん?BPSくらい増えてるか見てれば。通期決算出て増えてるね。

 

財務

自己資本比率高い気がするなあ・・見ると極めて高いやつであからさまに銀行と取引するためだけって感じの借り入れ6億8千万ある感じ。(現金は78億ある)

だからBPSと現金推移くらい見とけば。ちなみに現金も増えてる。

 

CF

 営業CFは安定ですね。有価証券大量うにかってる2009年とか以外はだいたいFCFもプラス。だいたい設備投資もあまり必要なさそうな推移してますね。CFマシーン。あまり還元は熱心でないのでお金は貯まる傾向にありますね。

 

ヱスビー食品

業績

 地味に堅実にちょっと成長って感じの売上推移。利益率もちょっと良くなってるので増益感はありますね。増益要因は一応販管費の低下となりそう。・・・基本停滞企業とみてるのが良さそう。実際2020年とかは販管費率も上昇ですし。同時にどこ見ても赤字もなくBPSも前年割れがないわけじゃないけどほぼほぼ右肩なのでこれも安定蓄財企業って感じに見てればと。計画でわりと大きめの減収「当期に調理済食品の一部工場を譲渡したこと、また、2021年3月期の期首より「収益認識に関する会計基準㺁(企業会計基準第29号 平成30年3月30日)等を適用することといたしましたことから、1,120億円(会計基準適用後当期ẚ1.5㸣減)を見込んで」で理由もありで利益は前年並みなのでやっぱり停滞継続かと。

 

財務

 改善し続ける財務。借り入れは・・維持くらいかな。負債を維持しながら総資産増えてる感じには。まあとても安定なのでBPS増えてればいいくらいかと。

 

CF

 営業CF安定。FCFも投資してだいたい。借り入れ規模を踏まえるとFCFは弱い気は。そのあたり言うほど資金繰りはラクじゃないかも。

キッコーマン

業績

 売上はあまり伸びてない。ですが利益率上がる形で営業利益EPSBPSが向上ですね。この傾向が続くとみるかどうか。みると原価率というよりは販管費が下がる傾向ですね。そのあたりをどう考えるか。BPSよりEPSが伸びてる=ROE向上で筋肉質化は進んでるとは見れなくもないですが。

まあそれぐらいです。

通期決算出て前年並みに近い増収増益。コロナで計画は出してないですが今の所堅調ですね。

 

財務

財務はいいし、また良くなってますね。借り入れはありますが現金内ですし全然問題がないレベル。資産は業績の堅調さにしては伸びてないです。効率化≒高ROE化を意識してるかもしれません。自己資本比率は向上なので利益率か回転率伸ばしてるってことですね。

 

CF

 営業CFは出るに決まってるとして、投資してだいたいFCFでてとこのあたりの回ってる感はさすがの食品で、堅調な食品はまずちゃんと回ってます。

増配傾向で減配実績はないですね。自社株買いなども絡めててBPS推移なども踏まえると必要以上に余計な資産は持たないように意識感はよりします。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でよくわからない。
週足でいちおう吹いてさげて上昇
月足でいちおうあげ
確認。

評価・売買判断

佐藤食品工業

テクニカル的には、一応2016年辺りから上昇。ただ素直じゃない値動きで日々の出来高なども少なさそうでトレンドをみてどうのこうのみたいな感じじゃないかな。一応長期の上昇を見て取れるので上昇として1401あたりを底をみて入るのはナシではないと思うけど。吹きまちしてもいいかもね。

 
ファンダ的には、高収益停滞蓄財企業でCFマシーン。還元は渋いのでそこは留意。安ければ。PBRで程々としか言えない水準上にも下にも。まさかの還元大盤振る舞いでもあれば面白いですけど、配当利回りも高くもないしそれ狙いで持つのもなあってところはあります。

 

ヱスビー食品

停滞蓄財企業という印象。BPS位は右肩。資金繰りは借り入れなども大きく業績ほど余裕はないかもしれない。配当とかいうよりBPSの増加でリターンを狙うみたいなスタイルのほうが良いかもしれない。安ければ。PBRで見るほうがスマートかも。PBRで上にも下にもだけどもう一声とは言いたいくらいの水準ですかね。優待はもらえるけど利回りは物足りないですね。

 

キッコーマン

優秀な大手食品という印象は。規模は増してないけど還元なども絡め効率化を進め利益を伸ばしているというわりとお手本のような経営。

あきらかに上の2つよりいい会社という印象ですが、評価は高いですね。PER40近くのPBR4ほど。これは例えばエスビー比較なら13~14年間の複利EPS成長で2%差がないくらい。この差って倍の差がつくの計算しましたが44年ほどです。

PBRで3.4倍ほどの差。これをどう考えるかですかね。まあ企業評価はそれだけでもないですしいい会社なので持つのも選択になると思いますけどね。

 

サトウ食品工業

 一般的にこっちが知名度のあるサトウ食品でサトウのごはん。

ただ意外に時価総額も近く知名度の差は規模とかよりは顧客の差かな?感は。一般向けだとCMとかも必要となりそうだし。

業績は薄利も安定でいかにも食品という感じ。近年増収も増益感はないのでPBRで見るほうが妥当かな。ROEなども高くもなく高収益かといえば低収益ではないか。安定低収益蓄財企業。・・といいたいけど営業CFでマイナスも多く意外に厳しそう。近年くらい売上もたてば安定しそうだけど。

PBR1.4ほどは状態を踏まえると過剰評価に思えます。安定しがちな知名度ある食品は高評価になりがちにも思えるのでこんなもんかもしれませんが。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 今日はおやすみでした。その他特にない。

 

 

記事を気に入ってくださった方は↓をクリックしてくれると嬉しいです。
 にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ

記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

銘柄スカウターで銘柄比較表