大河の一滴

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(8252)丸井グループ 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

丸井グループ

(東証一部/小売)

株価

1717円(人々は、突き進んできた軍隊は一際大きな作戦に挑んだが敗退し逃げ戻ってきてる。)

業績財務と指標とそれに対する分析

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今日は分析。5/22取得のKABU+の決算実績で小売で営業利益率15%以上のものから目についたものをチョイスして分析。基本商品横流しするだけで高い利益率が基本望めない小売で高い利益率を叩いてるものを見てみようという趣旨。丸井グループ。マルイというかエポスカード。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2020年5月22日に取得。

業績

 百貨店だけどマルイは小売りじゃないよねーってセグメント。

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稼いでいるのはフィンテック部門。エポスカードなどというかエポスカードで金融部門。売上ではいい勝負ですが利益だと小売というよりは金融というかカード会社。

で、小売の方もそれでも利益率高いんだけどこれも、小売というよりはテナントの賃貸とか運営管理とか不動産よりな内容になってるので小売自体もしてるけど、金融&不動産みたいな会社でわりと小売に分類されてるのは詐欺っぽいですね。
この辺のビジネスモデル?は以下がよく説明してると思ったので挙げておきます。

丸井グループの戦略と4つの来店施策とは? | 予約ラボ

ここでは金融握ったことによって次なる面白そうな施策(tsumiki証券とか。並べてる商品がひどくて面白い。)あってこのへんはうまい小売って雰囲気は醸し出してます。

決算がまだ来てません。とはいえ3月までの月次はわりと堅調というか順調だったので割と平気そうですが4月はさすがにコロナに堪えきれてないところもありそうなので来期は影響を免れなさそうです。も、長期的視点だとやっぱり堅調感あるんじゃないですかね。

もう過去のことなのであれですが2016年に売上が減ってるのは「小売・店舗事業において、消化仕入取引に関する売上高を総額表示から利益相当額のみを売上に計上する純額表示へ変更」のせいなので基本的にずっと堅調。

 

財務

 増える総資産。固定資産は横ばいで、増えてるのは主に割賦売掛金ですね。同時に主に長期借り入れも増やしてきてます。

割賦売掛金は「カード会員が利用したカードショッピングの利用額のうち、返済期日を迎えていない残高のこと。」とかここで言ってるのでカード会員様がとても買い物されて着々と残債を増やされてる姿とそれでマルイ様が銀行に足りないお金を借りてる姿が想像されますね。で、カード残債増えた分くらい総負債増えてる感じくらいなので問題自体はないかなあ。ちょっと気になるのはBPSが増えてないかなあって部分。ちょっと理由らしきところもわかりませんでした。

CF

半分以上金融に突っ込んでるのでCFからは状態が把握しにくいですね。営業CFはマイナスも多いです。見ると 割賦売掛金が増えてますね。これはもちろんカード使用が増えてるということで好ましいことですね。で、そのままだとお金足りないので財務CFで不足を補う感じですね。割賦売掛金も含めて営業CFと財務CF見るとかなり状況が見えてきそうです。増配が続いてます。配当性向としても無理ないように思えますが金融ってことでなかなかお金の動きは複雑でレバレッジもかかるようなところもあるのでわりと気を使ってたほうがいいかもです。まあ、多分大丈夫だと思いますが。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足でもみ合いから底抜け
月足で上げて窓埋め感
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、長期に上昇。で2018年に高値2861まで。そこから調整気味というか三角持ち合い的に推移で下に離れ2017年以降の上昇をリセットしたくらいですね。目先は下落トレンドを疑う局面だと居思いますが2016年の底1249を基準にするのがよさそうです。ここを切らなければ反転みたいには狙えると思うところ。


ファンダ的には、総合的には順調な小売というよりはクレジット&不動産的だけどやっぱり小売。その中でクレジットはやはり順調という印象。目先コロナが悪影響出だしてるようなところは見受けられますが感染者の封じ込めも成功してるようにも見える中どこまで悲観的見るのがいいのかというとそうでもないんじゃないですかね?

なので株安も入ったタイミングにも思えますし大枠で堅調はそうなので行くのもありとは思います。指標的にも特に利益が伸びてる2016年以降あたりならわりと低そうにも見えます。

ただ金融は読めないところもあるので割賦売掛金とか負債状況は確認していったほうが良いかなと言うところです。

 

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=8252

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=8252

IRBANK:https://irbank.net/8252

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにないですね。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)