(7628）オーハシテクニカ/日記（比）

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは5年5月14日取得。

比較銘柄

オーハシテクニカとその他

株価

1488円（人々は、壁にあたり何回も押し返されている。）

各企業の数字と比較しての感想

コード	7628	7466	7551	8151
企業名	オーハシテクニカ	SPK	ウェッズ	東陽テクニカ
市場	東証一部	東証一部	JQS	東証一部
業種	卸売	卸売	輸送用機器	卸売
時価総額（億）	241.7	142.8	76.2	274.4
株価	1488	1366	473	1052
決算期	2020/03予	2020/03	2020/03予	2020/09予
予想売上（億）	360.0	438.6	301.1	256.0
予想営業利益（億）	33.0	19.5	13.1	19.0
営業利益率	9.17%	4.43%	4.35%	7.42%
予想純利益（億）	24.0	15.5	8.5	14.0
EPS成長率（年複利/期間）	3.5%/13年	4.4%/13年	8%/13年	-1.7%/13年
BPS成長率（年複利/期間）	5.3%/12年	5%/12年	5.2%/12年	-1.1%/12年
PER	9.14	8.83	8.96	18.40
PBR	0.71	0.77	0.6	0.85
ROE	7.8%	8.7%	6.7%	4.6%
ROA	5.7%	6.0%	4.4%	4.1%
配当利回り	3.49	-	-	3.61
配当性向	32.0%	#VALUE!	#VALUE!	66.5%
総資産（億）	419.1	258.3	191.3	345.6
自己資本（億）	302.7	178.9	122.8	297.7
自己資本比率（％）	72.2	69.2	64.2	86.1
一言感想	停滞蓄財	びあげ	あしぶみ	停滞

今週は比較。3/2取得のKABU+の決算実績値から卸売で営業利益率9％以上でフィルタし気になったものをチョイスして比較します。卸とか利益率高くなり難いところで高利益率を取り変数が大きそうな今年の決算はさけて抽出し地力のある企業を拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。オーハシテクニカ。自動車部品。・・卸というよりメーカーっぽい。比較に自動車部品っぽい。ゲストにテクニカ仲間の東陽テクニカ。

オーハシテクニカ

業績

長期にかなり安定した業績。赤字も見当たらなく長期には成長感も。近年の利益率10％程度は卸と考えれば傑出・・だけどまあメーカーよりみたいなので結構優秀くらいですかね。

も、シクリカル。リーマン前からリーマンでかなり減益で前後利益は5分の1程度か？それで近年は史上でも高水準な利益で来てたけど今期減益になってきてますね。この記事は決算前に書いてて書いた後に決算と公開ですが、計画もでなさそうだし今期は減益決着かな？ってところ。

今後リーマン再現みたいに大きな減益になっていくか？持ち直すか？ってところかと。大きく減益、あるいは持ち直すとどうなるか？みたいなことは考えてもいいかもね。

ちなみにずっと原価率が下がる傾向です。

財務

資産増。自己資本比率も2015年位まで伸びてましたがそれ以後は改善が止まってますね。70％ほどでもう十分って判断が入ってるのかもしれない。借り入れなどはなさそうで有形固定は一定というかリーマン前後と同じくらいで流動資産は随分伸びてますね。現金も積んでてこれは財務いいやつですね。

負債も手形とか電子記録債務とか中心で事業に必要なものってなりそうでやっぱり財務健全。

リーマン時に営業CFマイナス。も、それ以外はプラスだしというか投資してほかは常にFCF出てだいたい毎年お金も増えてるくらい。増配しながらですね。というか今の配当水準で30年分くらい現金持ってますね。2014年程度以上の利益水準ならお金も増えそうです。

SPK

業績

専門商社っぽい業績推移。長期に赤字無しで利益率も3～4％で安定で商社としてはなかなか以上に優秀なようには思えます。BPSなら右肩感ありますね。

成長性は微妙ではあります。長期に少し売上も伸びてるかな？って感じ。シクリカル感もあり悪環境時には売上も後退してます。

それで4/27に通期決算で増収増益で安定性をみせつつもコロナで計画は出てない感じですね。営業利益前年比でも3Qで+3％が4Qで+1％とかなのであまり大きく影響はうけないのではないか感は感じます。

財務

借り入れもあまり無く。10億ちょいに対して現金57億持ってる感じだし負債の本体は手形くらいでまあ問題ないというか。

営業CF安定。投資は近年はわりとしてそうですがFCFはだいたい出てるくらいかな。現金増えてるんで普通に状態いいとなりそうですが減配は過去にもないようですし、今の水準なら余裕そうです。

ウェッズ

業績

普通にメーカー。利益率やROEなどオーハシより一枚下かなあという印象。これはオーハシが優秀だからってところはありそうですが。とはいえ近年堅調。特に2013年以降は高水準で利益が安定してます。逆にいえばそれ以前は薄利だったので、その水準にもどることがあるか？みたいな視点はあったほうがいいかもです。2013年前後は販管費率の水準が違いそうですね。売上に注意してるのが良さそうですね。

通期で減収減益。3Q4Q比較でコロナの影響は受けてそうですね。減収も来てますのでこれはどうか。計画は出してませんね。

財務

借り入れは返しきった感じですが目先借り入れ増やしてきてますね。4Qで借りてきてるのでコロナ対策かもしれませんね。18億ほど借りてそのまま現金として積んでますね。これで財務は悪化は悪化とはいえますが自己資本比率あたりはもともと低い方でもないしこの辺は慎重なスタイルを反映ってことでみてていいのではないか。

過去の薄利なところも含めて営業CFは出てますし、FCFが常に出てますね。シクリカルで設備投資も必要なはずな自動車部品メーカーと考えると少々意外でなかなか以上に堅実感。慎重な経営スタイルなのかもしれません。配当は維持できそうですが利益並みの配当で減配も入ってますね。

日足週足月足の値動き判断

日足でさげてあげ
週足でさげてもみ合いかな
月足であげてもみあい
確認。

評価・売買判断

オーハシテクニカ

テクニカル的には、2015年までにあげてその後はずっと調整感ある推移。まあ1869と上値は撮ってるけどね。1116から1076と安値も更新でトレンドと言うより調整とみるべきかな。1076以降からは一応上昇と見れます。1076，1134を底に見る感じがいいのではないかと。

ファンダ的には、普通にシクリカルだし、過去には大きな減益もある中で目先下方だしって感じだけど、財務やCFには十分な余裕もあるようには。配当の支払い能力は十分で配当利回り3.5％程は見れる水準ですが減益などになったときに減配などにならないかは定かではないかな。過去にはあり。

PBRなどではほどほどって感じの水準をつけてそうです。上にも下にも。普通にいい会社に見える（普通に市場平均より状態のいい）のでPBR0.7ほどはまあいいやで手出しするのもありだとは思いますけどね。

SPK

安定の専門商社。利益率など見るにそこそこ以上に優秀にも思えます。財務やCFに大きな問題もなさそうで過去に減配もないこともあり配当狙いには結構向いてそうです。利回りは低いけどね。でもBPS成長率5％+配当2.6％ほどはわり妙味もある水準かも。低PBRのとき拾えばなおよしみたいな感じで。PBRで上も下もあるほどほどな水準には見えます。総合的にはオーハシのほうが優良企業に見えますしPBRも近くですが安定性を重視ならこちらですかね。

ウェッズ

特に優秀って感じでもないけど近年は好調感ありましたが、ここに来て減速感。とはいえ財務に特に問題なくCFならもっと問題はないけど借り入れもして備えてる感もある慎重な経営スタイルは感じられます。現に薄利も赤字なしのFCFも常にプラスくらい。

減益が見えたと言ってもまだまだ高水準で業績後退を食い止められるのならそんなに悪くない評価水準のPBR0.6くらいには思えます。選択肢としてはありではないか。あ、業績後退がもっと進むのはわりとまずそうです。1Qくらいはみたいね。

東陽テクニカ

電子計測器専門商社。利益率など見るになかなか優秀というか専門性が高い感じですね。より専門的だと高利益率になるみたいなサンプルかと。ただ成長感は全然ないですね。良くも悪くも停滞足踏み企業。BPSも増えてないし蓄財も出来てないとなるかな。

というわけで低ROEの停滞企業。

そうかと思ったけど好財務。自己資本比率は高い。貯金しすぎて貯金効率が悪くなってる（低ROE化）やつかと。お金よりは有価証券でたくさん持ってるね。還元してもいいんじゃないか？感は。といいつつ還元してる。配当性向高め。

そんな感じに地味に儲かってるけど、成長感はなくその中で高度に蓄財して今は儲かった分は株主にお小遣い出してる配当を出すマシーン感。配当利回りあたりみて納得するなら手を出すのもいいかもね。といいつつ減配とかもするのでがやりにくそうだけど。