大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(3328)BEENOS 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

BEENOS

(東証一部/小売)

株価

973円(人々は、ヒットから落ち着いて安定した人気を得ていたがここに来て人気が衰えを見せてきてる。)

業績財務と指標とそれに対する分析

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今日は分析。ROIC変則3年平均(https://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2015/10/18/000000)10%以上を市場統計推移記録表にかけ2016/2/12と2020/5/1比較でROEが上昇しPERPBRは下がってるものからチョイスして分析。効率的なもので2016年2月より効率的になってると言えるのに2016年2月から評価を落としているものを拾う意図。対象113銘柄。5/15までやります。BEENOS。越境eコマース事業が主力。ネット宅配買い取り、海外発送代行等。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2020年5月8日に取得。

業績

 越境Eコマースだって。

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まだたくさんあるようですね。全部スクショするのもなんだし以下でも見てください。

https://beenos.com/company-portfolio/company/

端的には主に海外の人が日本のECサイトを使いやすいように支援ですね。あるいは日本の人がeBAy使うとかその他とか、よするにEC取引で他国との取引支援ですね。他にも事業はありそうですが。

業績的には2015年以前が薄利あるいは赤字で以後は黒字です。大きな変化ですが2015年はEコマース事業で様々な施策がはまり大きく増収ですかね。同時にインキュベーションとかいう投資事業で前年赤字から黒字化もありと原因は複合的ですね。

以下は2015年の決算説明資料から。インキュベーションが足を引っ張ってたのが貢献になったのとEコマースが規模が出て利益になったとかですね。

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で、最近のもみてみましょう。

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バリューサイクルの利益が消えてますが「高価格帯商品へのシフトによる売上総利益率の低下や自社販路強化のためのプロモーションコストの増加により、営業利益は前年比で92.0%の減少」だそうです。

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売上も。総じてEコマースは伸びてますが利益は足踏み気味でインキュベーションは儲かってますが不安定感は払拭されないかなあって印象。

で、今期は利益は跳ねるという計画ですが実際に3月までかかる2Qで跳ねてますね。ただ1Qから見ると売上利益は減速感ありで下方もでてますね。

新型コロナウイルスの影響はクロスボーダー部門では軽微ではあるものの、バリューサイクル部門の外出自粛に伴う買い控えの影響、リテール・ライセンス部門のイベント開催の見通しが不透明であることに加え、インキュベーション事業の営業投資有価証券の売却機会の創出が不透明」とかの理由ですね。

数字的にはコロナの影響は受けてるというところはあります。


財務

利益で出した2015年以降は資産増加速。同時にみるみる自己資本が落ちてますね。短期借り入れも増えてます。

とはいえ現金増える傾向の中、借り入れは現金以下だし、負債は未払い金が増えてる印象でこれは取引増になると増えるんじゃないか感あるというかつまり好調だと自己資本比率が下がる種のもののような。

 倉庫は持ってそうですが意外に固定資産は少なめですね。

 

CF

 営業CFが物足りない感あるというか赤字も多いですね。とはいえ赤字は売上債権と棚卸資産の増減に依る分が大きく、今後は大きくプラスになりそうな気もするところ。というか今期2Qプラスですね。

投資はあまり必要なさそうです。順調なら倉庫でも作るかもしれませんが現状はまあ固定資産小さめで今の売上立ててるのでこれもどれほど大きなものもくるのかってところも。堅調なら資金繰りはかなり余裕になりそうなというか現時点でお金多くて余裕そうですが。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足でもみ合いから下げかなあ
月足であげてもみ合いから底抜け
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2015年位に高値があります。これくらいに黒字化あるのでそこで吹いたんでしょうね。で、その後は落ちてずっと1000~2000くらいでもみ合ってましたがコロナで底抜け700くらいまでいくも1000くらいまで戻してきたくらいの局面。レンジに再び入るシナリオを見るなら1000台後半とか狙うはできるかもですね。底はやはり700となりそうですが1000を大きく割るならどうするか?は視野に入れておきたいですね。


ファンダ的には、コロナ影響不可避みたいなところはありそうですし、実際減速感見える中どう考えるかですかね。まあ正直事業性とか順調さからみてPER7ほどは安い・・・と思いがちかもですが実は・・・利益の大部分はインキュベーションで叩いてるところが。

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インキュベーションも順調に稼ぐタイプの事業でなく見通しの悪さを感じる・・のが利益では主力でさてどう考えましょうってところ。Eコマースは総じて順調なので見どころはあるようには思えますが、コロナなどを含むと簡単に安いとか断ずるのも。

難しいものですね。

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=3328

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=3328

IRBANK:https://irbank.net/3328

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

今日分から上のグラフをちょっといじってます。書式変えただけですけどね。少し見やすくなったのではないかと。

これを作ってるのももちろんエクセルなんだけどこの使ってるやつはほんとに勝手エクセルの最たるもんみたいで自分以外使いこなせる気がまったくしないので公開はないですね。 

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)