マラソンなどでよく言われてる気がしますが
達成するのに遠く時間がかかりなんというかはるか先の目標を目指す際には小さな目標を設定するといいよねみたいな話があります。
ゴールは50K先だ。今のこのままのペースではとても遠い未来で進んでいることも実感できずなんか今してることが徒労のようだ。
そんなときに、あの見える信号機までは行こう。そうすると、それはわりとすぐに達成できてしまう。そして達成したらじゃあ次のあの赤いポストまで。とかを繰り返して積み上げて50K先のゴールに向かう。そして途中で投げ出してしまいがちなことも完遂できるのではないか?
これは投資でも似たようなことができるよね?という話だし、積み上げられるところを見ながら先に進むのがいいのではないか?という話。
何故人は投げ出してしまうのだろう?
あることを目指して途中で投げ出してしまうことがあるというか、そういうことがない人などいない気はするし、確率を言うならきっと最後まで完遂できる事はそうでないことに比べ圧倒的に少ないんじゃないかと思うんです。
なにかを始めてもそれを完遂できることは基本的にあまりない。大体は途中で投げ出すことになる。
そのようなものに思えるんですよね。大体の人は大体のことを大体途中で投げ出してしまう。
なぜか?と考えればいろいろありそうですが、まずはだいたい投げ出しちゃうものだよねって理解が必要だと思うんです。
その中で続けられることってなんだろう?とか思います。
とりあえず考えたところ以下の答えが思い浮かびました。
投げ出すことや逃げ出すことが大変なこと。
結婚なんかはこれですね。離婚するのは大変なので続けられる。仕事とかもそうでしょう。辞めることを考えると辞めることも辞めたあとも面倒が山のようにありそう。だから良くも悪くも辞めずに続けてしまう。
しかし今回は投資での話です。
じゃあ投資はどうでしょう?逃げ出したり投げ出すことが大変なことか?
これ、そうではないですよね。
投資は投げ出したり、逃げたりすることが簡単なものである。
そう思ってたほうがいいと思うんです。
ならばそれを続けるのには工夫がいる。
そのときその工夫とは例えばなんだろう?
例えばなら例に出しましたね。
上のマラソン理論。
確認できる目標を少しずつ達成していく。
これだけが全てじゃなく他の要因もありそうと思いますが、投げ出すことが簡単なことを長く続けている人は進んでいる事を確認しつつ進んでいることが多いように思えるんです。
人はどうやら、何かをして進んでないことに耐えられないものであるようだ。
RPGゲームで敵を倒し続ける事を想像してください。
経験値が増えず、レベルも上がらず、レアアイテムも落とさないのに敵を倒し続けることがどれほど面白いのか。
これつまらなすぎて多くの人には耐えられないと思うんです。
人は何かをして無為であることに耐えられない。
そしてマラソンなどゴールが遠く遠くにあるものは進んでいることがわかりにくい。辛い今の積み上げが無為であると錯覚しやすい。
なので、目の前の信号やゴールポストを越えていくことを確認し続けることが有効になる。
なのではないでしょうか?
これは一見、今日の行為が進歩に繋がってると見えにくい投資にも使えるのではないでしょうか?
投資において今日の一歩を確認できるものはなんだ?
この問にたどり着けるなら今回の記事の目論見は達成かな?と思います。
この問にたどり着くというかその人がこの問題意識にたどり着くならたぶんその人はいずれその人なりの答えを出せると思うからね。
なのでここを見てこの問がヒットするに至った人ならもう自分で考えてね。ってなるのだけれども、自分の事を言うならこの事を自問すると自分はこれをかなり持ってそうだとなりました。
投資成績なら持ち株数×EPS、BPS、一株配当などによる価値上昇を確認しそこで一歩を確かめるようにしてるし
このブログを書くことだってそうだといえる。
もちろん投資資産評価額でいいかもしれないけどね。
ただ、これは長く進まないかもしれないしもっと言えば後退しうるものだからね。
これだけだと、いつも前進し続けられる人はかなり少ないんじゃないかな。
きっと進んでいるかわからない辛い無為な時間。来ると思うよ?
ちなみに書いたブログ記事数なら後退することないよ。今回も自分はこれで一歩進めたと考えてる。
他にも読んだ本とかいいかもね。これも後退しないものだね。
いずれにせよ。
これらが自分の経験値となりレベルとなりときにはレアアイテムとなり、長くながーく続いていく投資において今日の一歩を確認する術ともなり、故に自分が進んでいることを確認できる長い先にあるゴールまで進んでいるかどうかがわからず投げ捨ててしまいたくなる気持ちに抗し続けられてる工夫なのです。
遠くにあるゴールなんて見えない
そのときに今日の一歩を確認する工夫
それをあなたは持ってますか?