大河の一滴

大河の一滴

まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(6046)リンクバル/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは4年4月22日取得。

比較銘柄

リンクバルとその他

株価

225円(人々は、華々しく活躍するも一発屋となって忘れ去られようとしている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 6046 2418 6181 6098
企業名 リンクバル

ツカダ・グローバル

ホールディング

パートナー

エージェント

リクルート

ホールディングス

市場 東証マザ 東証一部 東証マザ 東証一部
業種 サービス サービス サービス サービス
時価総額(億) 43.9 159.6 20.8 47291.9
株価 225 326 194 2788.5
決算期 2020/09予 2020/12予 2020/03予 2019/03 I
予想売上(億) 28.0 640.0 82.2 23,107.6
予想営業利益(億) 5.3 67.0 1.2 2,230.9
営業利益率 18.79% 10.47% 1.46% 9.65%
予想純利益(億) 3.3 38.0 0.3 1,742.8
EPS成長率(年複利/期間) 45%/7年 4.7%/13年 9.3%/6年 15.9%/6年
BPS成長率(年複利/期間) 95.2%/6年 14.2%/12年 93%/5年 14.9%/5年
PER 12.83 4.09 66.67 26.66
PBR 1.93 0.42 1.84 4.63
ROE 15.0% 10.3% 2.8% 17.4%
ROA 12.2% 3.8% 0.9% 10.0%
配当利回り 0 3.07 0 1.08
配当性向 0.0% 12.6% 0.0% #VALUE!
総資産(億) 26.9 993.4 33.8 17489.8
自己資本(億) 20.6 374.0 9.8 9657.8
自己資本比率(%) 76.7 37.7 28.9 55.2
一言感想 成長鈍化? 増収足踏み 買収? いちおあげ

 今週は比較。ROIC変則3年平均(https://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2015/10/18/000000)で10%以上かつ3期現金抜きCF倍率(https://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2019/01/27/210000)2倍以下のもの(対象155銘柄)からチョイスして比較。時価総額から現金抜いてFCFの倍率で2倍以下で効率的であることを示すROICが両立しているもの。本来両立しがたいものですね。建設や人材系や機械系などが目立ちました。それ以外から選んでますが。比較の会社と数字は上記の通り。リンクバル。街コン。比較に婚活とか出会いっぽい。ゲストにゼクシイやってるリクルート様。

 

リンクバル

業績

街コンというかイベント情報の掲載ですね。とはいえ主に婚活ということになるのかな。上場から高成長で来たけど売上の成長鈍化が見え増益も止まった感もあるところがありそうな推移ですが、12月までの1Qではっきり減収減益なものが出てきたというところで、高成長で来たものの成長鈍化感を見せてきてるのをどうみるか?みたいな局面かと。

決算説明見ても、イベント掲載数参加者数も増加が鈍化かなあ感で、1Q減収減益も直撃するとしか思えないコロナも未体験ゾーンで強烈な逆風となりそう。

コロナは別として街コンの行き詰まり感は会社もわかってそうで新規サービスに積極的に投資するとは言ってますね。

 その他、街コンとその他のサービスをIDで結びつけシナジーを出したい的なニュアンスは出てましたが現状は成長鈍化というかもう成長企業ではなくなってる可能性も見てたほうが良さそうな局面ですかね。

ポイントは、コロナ収束後に各施策が実り再び成長軌道にのるか?とか成長なくても実はかなり高収益でダメそうな1Qでも営業利益率28%は出ててこれはむちゃくちゃ儲かってるレベルです。コロナで悪影響が出るにせよ今のところは赤字などは想像しにくいかな?ってところ。

 

財務

借り入れなどなく財務は健全。 1Qで総資産のうち26億のうち現金21億みたいな感じで現金も積んでくるようなCFマシーンですね。

 

CF

 CFマシーン。投資も必要なさそうで営業CF≒FCFくらい。いや、これ相当優秀。無配ですが自社株買いはしてますね。というか現金20億あって時価総額40億程度ですね。その気になれば市場株式半分集められる・・そうしようとしたら株高するだろうから集められないでしょうけど。

 

ツカダ・グローバルホールディング

業績

 結婚式場運営。はいいとしてホテル事業を拡大。となかなか物騒な言葉も。

業績自体はかなり優秀な推移です。ざっと20年くらい減収なしですね。だから売上は常に前年超え。利益はさすがに前年割れも挟みますね。最高益自体は2010年ほどになり2016年に水準がおちてまた2010年に迫ってきた感じです。

礼事業、ホテル事業、ウェルネス&リラクゼーション事業をやってますね。以下のセグメント。

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2016年は「婚礼事業の減収と新規事業等にかかるコストの増加により」だって。その後は婚礼が伸びる感じで持ち直してきてる感じですね。婚礼が規模的にも利益的にも柱となりそう。

な、ところに今回ですね。ウェディング自体は直撃と思えるところでかつ規模もかなりあり収益性も弱いホテル付きとなるとなかなか悲観的になりそうなところで。

12月決算でこれからかなり悪い影響を受けたであろう1Qが来ると思われますが・・・

 

財務

 財務はあまり良くないですね。長期借り入れも結構あります。資産構成自体は流動と言うより固定資産寄りで式場とかホテルを持って稼ぐタイプとなりそうですね。お金自体は積んできてます。すぐに資金繰りに詰まるという状況ではなさそうです。まだ業績悪化する前から資金繰りの心配をするのもなんだかなあではありますが。

CF

 元来営業CFは盤石感あります。まずは安定した営業CFがあり投資をしてFCFはプラスだったりマイナスだったり。その中で近年は投資を強め気味ですね。FCFはマイナスになりそれで借りて補う感じでした。式場とかホテルに投資って感じでしょうね。固定資産の取得が近年は多め。

配当はずっと水準は変わらない感じですね。

パートナーエージェント

業績

 結婚相談所。上場からずっと株価だだ下がりですね。

業績自体は増収は続いて今期は売上が倍以上に跳ねてます。買収っぽい動き。

その一方利益は足踏みと言うか伸び悩んでいる感じ・・というか利益率などわりと低く・・でもROEはそんなに低くもない・・と思ったら下方も入ってて低ROEの範囲にまで来てますね。

「第3四半期累計期間まで売上面は若干未達であったものの、利益面は堅調に推移~新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け~」って感じでコロナの影響が出始めてる感じですね。利益面は堅調に推移は計画に対してをさしてそうで3Q時点で利益は前年割れだし売上利益も進捗率は計画より低め。

あとやはり買収、「適正価格で提供できる挙式披露宴「スマ婚」を立ち上げ」したメイションという会社を入れて規模がました感じですね。

総合的には規模は追ってるけどあまり利益は取れてないという感じ。そのなかでコロナ直撃でどうなるか?ってところかなと。

 

財務

 財務良くないですね。自己資本比率は低めだし借り入れも増やしてきてます。メイションの子会社化の部分もありそうですね。

借り入れは現金よりちょっと大きいかなくらいだったけど、3Q見たらさらに借りてお金減らしてますね。つまりもっと借りた上に投資ですでに使ったということに。えっと29億の借り入れに対して現金9億ほど。というか流動資産<流動負債ですね。これは業績悪化するとわりと大変になるのでは?みたいな印象は。

 

CF

 営業CFは一応出てますね。投資熱心なのでFCFはトータルマイナスくらい。足りない分は借り入れに頼ってますね。

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足でさげ
月足で これでも・・あげになるのですかね。
確認。

評価・売買判断

リンクバル

テクニカル的には、上場ゴールして吹いたと思ったらまたゴールみたいな感じな印象ですが、一応安値は116の154と切り上げですので大枠の上昇。これに長期の上昇とみるのも微妙ですが一応長期で安値切り上げは把握しておくべきかと。週足レベルでは超下落トレンドでまずが直近安値の154を底とみておくのがいいかなと。154切らなければもう下落ではないみたいな考えはできますしね。154切るなら下落継続ですが。


ファンダ的には、成長鈍化感は出てきてますしコロナも直撃するとしか思えない事業ですが、基本的に凄まじく優秀な会社ですね。成長鈍化もみてどこに評価をおくか?というふうに考えてもそう無茶のある水準でもないと言うか、今回はそういうスクリーニングですが時価総額から20億の現金引いて一年4億程度のFCF出るとしたら5年で自身が買えてしまうつまり利回り20%ある案件と見れなくもないというかわりとバリュー案件まで突っ込んできてる水準だったりします。問題は年4億程度以上のFCF出す程度の業績を出せるか?ですかね。

いや、例えばの考え方ですけどね。もちろんコロナ収束してもっと成長とかなると爆発案件なようにも。そうなるとは全然言ってません。

 

ツカダ・グローバルホールディング

コロナ直撃ではありそうだし、財務も借り入れなど多く自己資本比率も高くはなく、かなり状態が悪化しそうではある。

業績悪化はかなり見えてると思うけど元々はなかなか安定してCFだしてるし現金自体は多めに保有ですぐ詰むか?といえば相当厳しいのがでないと堪えそうな・・?ってところも。

それでPBR0.4ほどまですでに行ってますね。これはかなり業績悪化への警戒が入ってそうな水準。赤字になってBPSを結構へらすくらいは織り込んでいる気も・・ってみると過去10年くらいのPBR底辺は0.8程度ですね。単純にコロナをBPS半分残して切り抜けてまた稼げるならくらいのとんとんくらいの評価水準とは見れたりします。

まあこれからどう考えても逆風の企業がぐっと株高ってして狙うというのもどうか?って思うところですが、かなり悪いことになることを織り込んでるというか株安がそれ以上だった感はあり難しいですね。

 

パートナーエージェント

投資熱心で増収はしてるけどお金借りるなど財務は悪くなる一方利益につながってない部分は。 トータルで低収益になってきてますね。

財務もわりと厳しそうなところになってきてる中でコロナ襲来って感じでなかなか映画みたいなピンチになる気も。

映画ならピンチをはねのけ生き残るあらすじも期待しても良いかもだけどこれは映画ではないですからね。株安し続けてますがPBR1.8程度はBPSをふっとばすとか資金繰りに窮するとか倒産とかは織り込みきれておらず受け身がまだちゃんとできてない感を感じます。それでも3ヶ月に4分の1ほどになっちゃえばリバウンドは大きいとか難しいなあって思います。

 

リクルートホールディングス

カテゴリくらいはみましょうか。

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規模は人材派遣だけど利益ではかなりメディアの会社。

で、総合的にはかなり優秀な大手企業。ROE10%台後半。ROA10%はなかな会場。優秀な人材を集める会社と聞いてますがそれは数字に反映しているとは言えます。総合的な地力は相当とみて良さそうな気はします。

で、直近3Qで増収増益で好調ですね。まあコロナ前の決算ですが。

財務はほどほど。借り入れもありますが現金もたっぷりでこのあたりは人材派遣あたりが強烈なキャッシュアウトでもしない限りは資金繰りにつまるとかはちょっと考えにくいかな。負債は主に手形類とかになりそう。「その他の流動負債(IFRS)」とか多めで気になりますがそれをちゃんと書かなくて情報サイトにもあまり正確にデータを取り切れないIFRSきらい(248回目)まあ最近はデータはかなり取れるようになったようですけど。

CFは安定でFCFはだいたい毎年出て現金は積んでそうですね。

とまあ状態は総合的に良くてリクルート様すごいって思うけど、評価もリクルート様ならコロナもへっちゃらだぜって評価のPBR4台のPER26とかリクルート様に減益などないって評価な気がしますがいやあ減益くらいあるんじゃないですかね?とか私は思います。私はね?

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 GW中。お出かけもわりと封印されさすがに暇ですね。

自分でツイキャスとかしたりする気はないですが、ゲスト参加はしてもいいかなあって気にもなってるくらい。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

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