大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(6033)エクストリーム/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは4年4月9日取得。

比較銘柄

エクストリームとその他

株価

1274円(人々は、一晩の夢に浸っていたけど目が覚めて元の位置に戻ろうとしている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 6033 6176 3912 9697
企業名 エクストリーム ブランジスタ

モバイル

ファクトリー

カプコン
市場 東証マザ 東証マザ 東証一部 東証一部
業種 サービス サービス 情報通信 情報通信
時価総額(億) 69.4 59.3 95.0 4415.6
株価 1274 407 1076 3260
決算期 2020/03予 2020/09予 2020/12予 2020/03予
予想売上(億) 71.0 35.0 33.0 674.0
予想営業利益(億) 13.6 5.5 10.0 193.5
営業利益率 19.21% 15.71% 30.47% 28.71%
予想純利益(億) 9.3 3.4 6.9 170.1
EPS成長率(年複利/期間) 52.7%/7年 11.8%/7年 52.8%/8年 8.6%/13年
BPS成長率(年複利/期間) 37.8%/6年 10.6%/6年 19.7%/7年 5.8%/12年
PER 7.48 16.95 13.73 22.45
PBR 2.63 1.94 3.76 3.57
ROE 35.2% 11.4% 27.4% 15.9%
ROA 25.2% 9.4% 22.0% 13.8%
配当利回り 2.67 - - 1.23
配当性向 20.0% #VALUE! #VALUE! 27.5%
総資産(億) 36.8 36.3 31.4 1234.1
自己資本(億) 19.9 28.7 25.3 887.5
自己資本比率(%) 54.2 79.2 80.5 71.9
一言感想 成長加速 いちおあげ あげあ 売上不安定も利益安定

 今週は比較。ROIC変則3年平均(https://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2015/10/18/000000)で15%以上のものを市場統計推移記録表にかけ、2018/12/28と2020/4/7比較でROEを上げてるのにPBRを下げているものから気になったものをチョイスして比較します。血のクリスマスより状態が良くなっているのに評価を落としている元々状態のいいものを拾う意図。対象136銘柄。比較の会社と数字は上記の通り。エクストリーム。スマホゲーム開発に技術者派遣や受託開発。比較に高収益っぽいスマホゲーム。ゲストにコンシューマゲームスマホもやるけど。

エクストリーム

業績

技術ソリューションを提供する「ソリューション事業」

ゲーム・各種システム開発などを請け負う「受託開発事業」

当社が保有するゲームタイトル等の使用許諾を行う「コンテンツプロパティ事業」

だそうで以下がその構成。

ゲーム的な文脈で拾ったけど売上的にはソリューションが主になるのかな。利益はゲームも強くてやっぱりゲームみたいなところもありますが。

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推移も載せますか。

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近年業績が弾けてますが受託開発自体が新規カテゴリですね。主な要因は「平成30年4月1日を効力発生日として連結子会社の株式会社ウィットネストを吸収合併しましたが、平成30年5月11日にて公表させて頂きました「株式会社EPARKテクノロジーズの第三者割当増資引受(特定子会社化)に関するお知らせ」のとおり株式会社EPARKテクノロジーズが新規に連結子会社になりました」になりますかね。

子会社が増えてそれに伴い事業カテゴリも再編成しそれらも含めて業績が跳ねて?きたみたいな。当初計画営業利益1.6億が結果は、「スマートフォン版ゲームアプリ『ラングリッサー』のヒットにより、ライセンス許諾先である天津紫龍奇点互動娯楽有限公司(中
国・北京市、以下「紫龍」)を通じてゲーム販売額に応じたロイヤリティ収益が発生し、当面の間これが継続する見込み」ってことなので端的にはゲームのヒットのせいとなりますね。

今期もそのラングリッサーを理由に上方修正してるのでやっぱりいろいろゲーム屋ですね。

・・・とはいえ直近3Qでソリューション事業も増収12.4%増増益+18.2%と好調ですね。ラングリッサーは増収179.1%増益171.6%でやっぱりゲームで事業利益もソリューション6のゲーム10で利益はよりゲーム寄りになってきてゲーム動向が重要そうですね。


財務

直近3Qで資産43億のうち16億現金、 6億有価証券、13億手形です。負債まとめて14億ってところで現金範囲内でまあ健全ですね。

 

CF

営業CFは少ないときもあるけど出てて買収的なことしなければFCF出るみたいな感じですかね。現金は増える傾向なのでいいのですが財務で増資もあるのでこれをどう考えるかですね。増資はかなり嫌われそうな気がしますので持つなら気にしたほうがいいかもってところは。配当はよゆうですが利益で変動で減配も普通にありそうです。 

 

ブランジスタ

業績

 「神の手」もあってゲーム会社のイメージ強くて並べましたがあまりゲーム会社じゃないですね。

決算説明資料でも見ますか。

2019年9月決算説明資料

https://www.brangista.com/ir/library/2019/i5ym576x7wubmh5um2.pdf

主力は電子雑誌のようです。中でも「旅色」が利用者大幅増とのこと。ちなみに神の手をしてたブランジスタゲーム(ゲーム部門ってことかな)は結局債務超過にまでなって同じネクシィーズ内のグループ会社に売り飛ばされた模様です。

この旅色は読者は無料で・・広告枠を電子ならではの枠の自由さを売りにする広告モデルってことですかね。これに経営資源を集中して読者を増やしてる感じですね。結構利用者増えてます。話題性を取るような施策もはまり、広告価値が伸びてると言ってますね。かなりこの旅色には熱心で宿泊飲食店からの手数料を取ることや有料会員も狙ってる様子。(まだないようです)

あとはEC支援ですかね。さらっとしか書いてないですしセグメント単一なので推して図るべしですかね。

そんな感じで電子書籍特に「旅色」の動向に左右されそうなところは。

中身まではわかりませんが収益性こそ高め感ありますが伸びる利用者のわりには業績向上が伴ってないのは注意。計画も増収増益も控えめな伸び幅で現状成長企業と見るのも微妙なところにも思えます。事業は面白そうですけどね。数字が伴わないのはちゃんと見ないとですねって思います。

 

財務

 財務良いですね。ゲームの損切で悪化感はありますが自己資本比率が90が80になっても堅いが堅いに変化みたいなもんです。有形固定は極めてすくなく典型的なネット企業ですね。

 

CF

やってる事業や利益率などからはもっと出てると思ったけど 営業CFは存外に弱く。関係会社の株式取得などもありますがFCFも出てないって話になりますね。配当も現状は難しく。ここみると一気に見る目が厳しくなりますね。要注意かと。

 

モバイルファクトリー

業績

 位置情報連動型ゲームとか。駅メモが推しなんですかね?これも決算説明資料見ましょうか。

2020年12月期。

https://ssl4.eir-parts.net/doc/3912/ir_material_for_fiscal_ym/75614/00.pdf

業績自体は毎年増収増益ですね。で、利益率高いですね。でも決算説明だと個別事業の集計とかなくてなかなかトレンド測り難いですね。駅メモとかのユーザー数とか載せればいいと思うんですけどね。まあ今後は新規ゲームリリースとかトークンマーケットに力をいれるとかいってますね。

ってトークンとは「ブロックチェーン技術を⽤いて発⾏された所有権の証明のための電⼦的な証票」だそうです。いろんなものがやり取りできるとは言ってますね。そのマーケットプレイスというかプラットフォーム狙いってことですかね。話は面白く勇ましいですがまだ話だけ。実現すればおもしろそうですが。

というわけで今の所見えてる数字はいいですけど、ちょっとその理由までは見え難い印象。まあ数字良いので持つのを考えるのは普通にありなようには思えますが。

 

財務

 借り入れもなくて財務いいヤツ。資産31億のうち現金25億みたいな。で負債全部で6億みたいな。とてもいいヤツですね。

 

CF

 となるとですよねーの推移で安定して営業CF出てFCF当たり前の様に出て現金積んでますね。で。無配ですね。どうやら配当出すより自社株買いするほうがいいじゃないって思ったようで自社株買いに切り替えてますね。以降自社株買いは積極的で還元性向としては96%の65%と相当高いですね。

 

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足でふいてさげ
月足でよくわからないなにか。
確認。

評価・売買判断

エクストリーム

テクニカル的には、2018年に噴火してますね。その後落ちてうだうだしてましたが今回の暴落で底抜け。底抜けから下落トレンドを作るか?戻るか?みたいな局面ですかね。あまりトレンド見てどうこうって感じじゃないと思いますが1017見て逆張り試すのはありかもしれません。抜けたら逃げたほうがいいとは思いますが。


ファンダ的には、ゲーム外もやっててそれも好調なのだけれども、今利益に貢献してるのは「ラングリッサー」。ゲームのヒットに業績を左右される段階ではありましてPER7台は見せてる成長性からは割安感も伴うけど1ゲームの不沈に会社の利益が左右される段階でやっぱり利益は控えめに見てたほうが無難かもなあってところで。

さらなるゲームのヒットをエスパーできてるならソリューションの好調もありなかなかおもしろいかもです。利益につながらずというか減益などくると、かなり株安しましたがまだまだ下もあるきはいたします。

 

ブランジスタ

お荷物のゲームを捨てて旅色等の電子雑誌に注力でPL的には高収益もCFには反映されてなく、成長性も甘いように見えるところで、決算説明などからの見てくれの良さにいろいろ追いついてない感。株安してPER16はもう・・みたいに思う人もいそうだけどまだ期待の入ってる評価とも思え、今の所会社がその期待に答える実績を出せているか?というと微妙な気も。広告モデルとも言えて広告も逆流感ある中で見通しもよくなさそうです。

増益が目に見て進むとかCFの大幅改善をみたいですね。その時はもう遅いかもしれませんが。でもこれしかないわけじゃないですしそうなればほかいけば?とか思います。 

 

モバイルファクトリー

なんで数字良いかちょっとわからないところはありますが、業績推移はとてもいい数字が続きまた財務CFにとても余裕があり、その余裕をもって配当じゃないけど自社株買いで還元姿勢もかなり高いと言えます。

これはPERで12ほどは安く見えるし実際に過去のモバイルファクトリーでもあまり見ない水準ですね。まあこれは動き回ってナンボの位置ゲーであるところにコロナが直撃しそうなことに対する警戒もかなりはいってそうです。実際に減益までくると下がってもまだ下はありそうです。1Qみたいところではありますね。

 

カプコン

 ブレはあるんですけど長期に増収増益って感じ。減益程度はあるけど営業赤字はなさそうで長期にBPSくらいは右肩ですね。そのBPS右肩の最初・・純赤切った2004年位からのBPS成長率とると7.6%って感じで配当も考えると市場平均より優秀な会社とは言えますね。近年は特に好調。利益率ROEなどあまり見ない水準まで。

ゆえにちょっと行きづらいよねーみたいなところは。現在の好調はヒット作モンハンに支えられるところがあってこれがすぎると利益は低下になりそうで現状のPER23程は過剰感あります。まあ減益とか株安見たら逃げるくらいならいいかもです。

財務はより優良企業感。CFは乱れますね。このへんはヒット作の有無に業績を左右されるゲーム会社感出てます。悪い時・・というか低PBRのときに目をつけたいですね。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 エアロバイク漕ぎ出してますけど一日一時間以上は漕いでますが体重などが減り始めるのはどれくらいでしょうかね。

ちょろっと色気出して測ったら全然変わってなくてぐぬぬな5日目くらい。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

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