大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(9262)シルバーライフ/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは4年4月9日取得。

比較銘柄

シルバーライフとその他

株価

1940円(人々は、鮮烈なデビューを飾り波乱万丈に過ごしていたけど今ひときわ大きなピンチに遭遇してる。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 9262 3137 3182 7040
企業名 シルバーライフ ファンデリー

オイシックス

・ラ・大地

サン・ライフ

ホールディング

市場 東証一部 東証マザ 東証一部 JQS
業種 小売 小売 小売 サービス
時価総額(億) 206.3 53.4 558.1 55.7
株価 1940 827 1495 817
決算期 2020/07予 2020/03予 2020/03予 2020/03予
予想売上(億) 88.3 33.4 700.0 126.0
予想営業利益(億) 9.9 4.9 22.0 11.0
営業利益率 11.21% 14.73% 3.14% 8.73%
予想純利益(億) 6.7 3.1 10.0 6.2
EPS成長率(年複利/期間) 26.2%/5年 5.4%/7年 19.8%/9年 15.5%/1年
BPS成長率(年複利/期間) 62.3%/4年 42.6%/6年 34%/8年 #NUM!
PER 30.74 17.04 50.82 8.48
PBR 5.18 1.77 3.69 0.81
ROE 16.9% 10.4% 7.3% 9.6%
ROA 13.8% 7.3% 4.4% 1.7%
配当利回り 0 0.36 0 3.92
配当性向 0.0% 6.2% 0.0% 33.2%
総資産(億) 48.5 42.8 227.5 374.6
自己資本(億) 36.7 27.3 124.7 66.3
自己資本比率(%) 75.7 63.7 54.8 17.7
一言感想 あげあげ 足踏み? 成長加速 停滞

 今週は比較。ROIC変則3年平均(https://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2015/10/18/000000)で15%以上のものを市場統計推移記録表にかけ、2018/12/28と2020/4/7比較でROEを上げてるのにPBRを下げているものから気になったものをチョイスして比較します。血のクリスマスより状態が良くなっているのに評価を落としている元々状態のいいものを拾う意図。対象136銘柄。比較の会社と数字は上記の通り。シルバーライフ。高齢者向け配食サービスのFC運営や調理済み食材の販売。比較に宅配っぽい。ゲストに配食が必要でなくなったあとに必要になる(不謹慎サンライフ

 

シルバーライフ

業績

 見て意外だったのはFC主体ですね。実際に配食するというよりはノウハウ提供してやってもらってる色の方が強めとなりそう。

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それもあるんですかね。FCだと原価が抑えられるはずで実際原価率は下がる傾向。それもあって増収に加え利益率も上げてきてます。というわけで増収増益が続いてますね。

も、2Qで増収も減益ですね。「販売管理費については、直接販売の認知度向上に向け積極的な広告展開を行ったこと、また同直接販売の売上増に伴い商品の配送費用が増加したことにより、売上高販売管理費率は高まりました。広告宣伝費については新規事業の
立ち上げに伴う先行投資費用と考えており、今後も売上の伸長を確認しながら広告投入量をコントロールしていく考えで」販管費伸ばしてるようですね。原価率はさらにちょっと下がってるのでこれは考え方ですね。販管費かけて増収甘いという見方もできますが。

 

財務

上場で資産増やしたやつ。一番増えてるのは現金ですね。総負債×2=現金くらいで資産の半分くらいお金。固定資産も増やしてるけど。順調だけどお金どうするんだろうね?

 

CF

 FCFでて基本は投資も営業CF内でFCF出る感じですね。上場時はさすがに投資多めでFCFマイナスだけど上場しなくてもあやっていけそうだよね?くらいは余裕ありそうです。

配当はまだしてませんね。

ファンデリー

業績

 健康食宅配でいけないも投資家さんも好きそうなことしてますが、成長はいいんですけど成長鈍化感はありますね。で、下方も伴い減収まで来ましたね。売上で48億から33億の利益で半分ほどはインパクトありますが、元々計画は強気傾向があり売上で結局前年並みですね。とはいえ減収になりやはり成長鈍化感が鮮明になってきてますね。このような傾向ををどう考えるかというのがまず。下方理由は「マーケティング事業において期中に見込んでいた案件に規模縮小、実施延期等が生じ、その影響を挽回すべく営業活動に邁進しておりましたが、当初の想定を下回り、売上高 358 百万円(当初予想 460 百万円)、セグメント利益(営業利益)249 百万円(当初予想 322 百万円)となる見込みです。さらに、主力のMFD(Medical Food Delivery)事業においては、新工場の稼働が遅れ、新商品発売が来期にずれ込むこと、また、紹介ネットワークを通じた顧客獲得が当初の想定を下回っていることから」どっちの事業も順調じゃない感もありこれもどうか。

とはいえ、利益率は高く高ROEROAも高水準で高収益となりそうです。・・ROE下がってますが。減収も利益は全然出てるレベルでBPSも右肩です。というわけで成長が続くか?あるいは足踏みで蓄財企業みたいになっていくか?みたいな局面に思えます。

財務

 

財務は右肩。純資産総資産伸びてます。その中で2019年に自己資本比率低下。借り入れして都市を取得して建設仮勘定増やしてますね。上の新工場っぽいですね。3Qでその動きは更に加速してさらに借金して建設仮勘定増やしてますね。直近3Qで資産は79億までいきこれは2018年決算からは3倍ほどで端的にこの会社勝負に来てますね。

投資が報われ業績が伸びるなら割と面白い展開ですが、報われるか?は考えた方がよさそうな。

CF

営業CFはわりと安定、元々投資はほとんど必要じゃなかった中で2019年はお金借りて設備投資に一気にきてます。これは今期3Qもそうで上でいったとおり結構勝負してきてます。配当を始めたようです。配当性向は低く今の所これなら余裕ですね。もちろん配当利回りは極めて低いです。まだ。

 

オイシックス・ラ・大地

業績

 

食材の宅配。新鮮な野菜などを定期宅配とかまあ受けそうな事業。

 カテゴリありありますが全部宅配ですね。

いちおう

自然食品定期宅配サービス「感動食品専門ネットスーパーOisix

カタログ・ネットで食品・食材直販「大地を守る会」

野菜宅配・卸売「らでぃっしゅぼーや

だそうです。

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近年特に一気に売上伸びてますが、2018年「当連結会計年度より大地を守る会の宅配事業・その他事業の売上高が加わり、また、当社のミールキットサービス「KitOisix」が好評を博するなどOisixの定期購入会員数が順調に増加したことにより、売上高は39,987,224千円(前期比73.7%増)」と買収効果もありますが元々の事業も好調ですね。で、2019年はらでぃっしゅぼーや株式会社を2018年2月に子会社化と、買収統合で大きくなってるところが多いです。

それで3Qでは増収も+7%の減益の-30%ほどで計画も増収減益ですね。減益は・・

Oisix「成長の加速に向けた物流キャパシティ拡大対応のための費用や販売促進費を投下した」

大地とらでぃっしゅぼーやでは品揃えを適正化を進めてる感じで意図に合わない会員が減ってるようで減収減益ですね。これをどう考えるか。

いちおう減収減益の理由はありとなりそうですね。

あとはこれは物販色強いので仕方ないかもですが、利益率は低いですね。まあ小売なのでこんなもんですかね。

財務

財務はほどほど。けど借り入れなどはなく負債の大きいものは買掛未払いなどでこれは事業上で必要なもんですね。

その他ネット系らしく固定資産は少なめで現金多くて基本問題なく状態はいいと言えますね。

CF

 営業CFは買収構成で増えてますね。投資も2019年で増えてますがこれも営業CFの範囲内でFCFは出てお金を積んでる感じ。

これだけ規模を増しても財務やCFは傷ついてもなくそいう意味ではリスクを取らず大きくなってますね。まだ無配。

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足でもみあいからさげ
月足でよくわからない感
確認。

評価・売買判断

シルバーライフ

テクニカル的には、 上場底値907から高値3690をとりずっともみ合っていたがコロナで底割れしたやつですかね。この底割れの底1324がいろいろ基準にできそうです。

1324か1655あたりを見ながら。


ファンダ的には、端的に好調な企業。原価率を下げてきてるので増収が続けば利益もそれ以上伸びるというのは考えられるシナリオ。FC中心ということで規模が伸びれば利益も伸びそうってのもあります。財務やCFにも問題なく余裕がありそうです。

端的にはいい会社ですね。あとはバリュエーション次第というところはありますがPER30ほどは十二分に成長期待が入ってそうです。目先売上増も鈍化感ある決算も出ており素直に買えばいいかというとなかなか。もうすこしPER低くなるのを待ってその時の順調さもみて行くくらいがいいかもですかね。

 

ファンデリー

成長鈍化してきてる高収益企業。その中で今までにないリスクのとり方で設備投資を進めてます。 わりと企業としては勝負局面。まだ工場はできておらずこれからできるって話ですね。

PER16ほどは投資で大きく業績が伸びるとは織り込んでない気はするところで、そうなるならおもしろそうはそうですね。工場稼働してから判断すればいい気もしますが。逆にPBR1.6ほどはあまり収益性に結びつかず減益など来ると厳しそうな水準に思えます。工場稼働してから判断すればいい気もしますが。

 

オイシックス・ラ・大地

 

健康的な食材の定期通販ってのはいかにも伸びそうな事業で実際に統合買収絡めて規模の拡張は相当な勢い。直近利益は足踏みも理由もありそうで増収も荒れば利益は伸びるだろうってのは考えられるシナリオではありますが・・・PER50超えがしっかりその期待が入ってそうな株価水準ですね。評価高いという意味でハイリスク・ハイリターン・・ハイリターンなのか?って部分ありますがハイリスクにもなる案件かと。面白い会社なので持ってて成長すると楽しそうですけどね。

 

サン・ライフホールディング

葬式などをする会社ですが長期に安定。BPSくらいは右肩感はあります。純損失は過去にあったりしますが。あ、でも営業赤字はなく安定蓄財企業間。こういうのは安ければ。PBR0.8程度はホールディングス化以前からも通じてあまり見ない程度のすいじゅんではあるよーですね。まあ成長はないので大化けはない気がしますが、長く持ってればいずれはもう少し上はありそうに思えますがどうでしょうね。

 

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 特にない。

自転車こいでるくらい。4日で300Kほど進みました。メーターでは。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

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