投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは2年2月28日取得。
比較銘柄
ベネフィットジャパンとその他
株価
1335円(人々は、激変する環境にも果敢に挑戦するチャレンジャーでいる。)
各企業の数字と比較しての感想
コード | 3934 | 3021 | 3774 | 2412 |
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企業名 | ベネフィットジャパン | パシフィックネット | インターネットイニシアティブ | ベネフィット・ワン |
市場 | 東証一部 | 東証二部 | 東証一部 | 東証一部 |
業種 | 情報通信 | 小売 | 情報通信 | サービス |
時価総額(億) | 78.7 | 55.0 | 1382.9 | 2633.1 |
株価 | 1335 | 1063 | 2959 | 1646 |
決算期 | 2020/03予 | 2020/05予 | 2020/03予 I | 2020/03予 |
予想売上(億) | 76.0 | 45.0 | 2,040.0 | 392.0 |
予想営業利益(億) | 10.0 | 4.0 | 76.0 | 90.0 |
営業利益率 | 13.16% | 8.89% | 3.73% | 22.96% |
予想純利益(億) | 6.8 | 2.5 | 38.0 | 61.0 |
EPS成長率(年複利/期間) | #NUM! | 7.2%/13年 | -2.7%/13年 | 18.2%/13年 |
BPS成長率(年複利/期間) | 29.3%/5年 | 1.7%/12年 | 11.7%/12年 | 11.8%/12年 |
PER | 11.57 | 21.64 | 35.10 | 43.28 |
PBR | 1.94 | 2.85 | 1.66 | 17.03 |
ROE | 16.8% | 13.2% | 4.7% | 39.3% |
ROA | 12.5% | 7.1% | 2.3% | 17.5% |
配当利回り | 0.6 | 2.07 | 0.91 | 1.52 |
配当性向 | 6.9% | 44.8% | 32.0% | 65.7% |
総資産(億) | 54.2 | 35.0 | 1672.9 | 347.7 |
自己資本(億) | 35.1 | 19.8 | 762.7 | 198.7 |
自己資本比率(%) | 64.8 | 56.5 | 45.6 | 57.1 |
一言感想 | あげあげ | 近年増益 | 増収 | あげあ |
今週は比較。市場統計推移記録表で去年12/20と2/27を比較し、EPSBPSを下げてないのに時価総額を大きく下げているものから気になったものをチョイスして比較します。企業劣化はないのに市況で大いに売られたものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。ベネフィットジャパン。MVNOサービスというかいろいんな通信サービスとかIT系。比較に近いっぽいパシフィックネットとMVNOもやってる通信大手IIJ。ゲストにベネフィット軍(二社しかないけど)の大将のワン。
ベネフィットジャパン
業績
2018年くらいから売上が伸びて業績加速。弾ける前の2017年に「モバイル型ロボット「ロボホン」のテスト販売を終え、「ロボホン」は今後の需要拡大が見込める商品であり、且つ収益が見込める商品と判断し、本格的に販売を開始することとなりました。また、クレジットカードをお持ちでなく、支払方法を口座振替で希望される顧客については、自社で取り扱いを行っていないため契約を取り次いでおりましたが、取引先のプランが少なかったことで機会損失が発生しておりました。そこで、口座振替を取り扱っている新たな取引先との契約を開始し、新プランを提供できる環境が整ったため、機会損失を改善できる見込み」といってますね。・・ロボホンってなんだ?って見ると・・
ロボホン RoBoHoN | オンリーサービス|ONLY SERVICE
アイボ(ソニーの)とスマートスピーカーを合わせたようなもんですね。
で、2018年そのロボホンも含むMVNO事業が好調な感じで業績伸ばしてますね。
オンリーモバイル(総合的な通信サービス)で会員を囲う感じのようです。
以下のような特色があると言ってますね。
2019年も好調継続で「通信事業(MVNO)へ経営資源を集中して事業展開を行った結果、売上高が反転」と言ってますね。実際MVNOがガンガン伸びてますね。
決算資料見てほしいのですが
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3934/ir_material_for_fiscal_ym/64316/00.pdf
主に地方のモール・スーパーなどにイベント出店してあまりあまり狙ってきてないお客さんに商品を触ってもらい売るような感じのようですね。
3Qで大きく増収増益。上方修正も伴ってますね。でも期待はそれ以上なのか3Qで売られさらにコロナショックでかさらに売り込まれた形になりそうですね。
財務
MVNOの躍進で大きく資産が伸びてきてますね。借り入れも始めてますね。自己資本比率自体は高め。
伸びる資産は割賦売掛金が本体ですね。その反面で未払い、借入金などが増加。ていうか3Qで買収もしてますね。のれんと借り入れ金発生。割賦売掛金もさらに上昇。
買収はモバイルwi-fiのレンタル事業に参入となりますね。
ベネフィットジャパン<3934>、モバイルwi-fiのレンタル事業を手がけるモバイル・プランニングを子会社化 - M&A Online
CF
営業CFがマイナスです。これは売上債権の増化によるところが大きいですね。割賦売掛金に化けてるということになりそうです。設備投資は殆どいらないタイプですね。
それでCFは赤字になるので借り入れに頼る感じですね。このへんの営業CFマイナスは理由ありでリースみたいなもんですね。競合に取られないのなら割賦契約は終わっても通信料は続く種の。
配当ははじめましたがCFマイナスなのできついとも言えるし、売上債権の増加がないなら余裕とも言えそうですね。現状資金周りは借り入れに頼りそうでガンガン増配は渋ってきそうですね。
パシフィックネット
業績
中古PC・携帯を販売。自社でデータ消去・修理だそうです。HDDの転売でデータ大量流出に絡んで材料化してた記憶ですが。目先業績自体はいいですね。2Qで上方修正もしつつ大きく増益ですね。ただデータ消去がというよりはWINDOWS10乗り換え需要感はあるかんじです。その他のイヤホンガイドなんかも好調なようです。
ですが、過去を見ると薄利で利益も足踏み感があり安定成長感はないですね。目先の好調がどこまで?という視点はあったほうが良さそうです。とはいえ売上はビビ筒販管費が下がってきてる感じなので利益は安定するかも。
財務
財務はほどほど。レンタル資産を増やしてきてますね。ほかは特に大きく当感じじゃなさそうですが・・レンタル資産持って貸す方向に行きたいのかな?というところはありますね。
CF
営業Cfは伸び気味ですかね。で、設備投資多めでFCFはさほどみたいなところは。ここらへんもレンタル方向に行こうとしてるのは醸し出してますね。
あと配当は成功が既に高いのは留意です。あまり配当狙い向きではなさそうですね。
インターネットイニシアティブ
業績
もうメンドウなので流しますが、長期に売上成長。ほぼ増収な印象。一方利益は伸び悩む傾向が見られます。利益率で低迷・・ってほどじゃないけど足踏み。
赤字は随分なくリーマンあたりも通じてBPSくらいなら右肩。原価率が高めなので利益率の大幅向上は既に低めな販管費率を下げないと厳しそうな。売上伸びるならいつかは・・という見方はできますけどね。
3Qで増収増益。増益は微増ですけどね。傾向は目先も変わらず。
財務
純資産は伸びてますがそれ以上のペースで総資産が伸びてる感じで自己資本比率減少。
まあ過去には40~60くらいで動いているので再現といえば再現。借り入れ自体は手持ち現金程度なので言うほど問題はなさそうです。
CF
営業CFは安定です。投資をするとあまり残らない感はありますね。直近2019年は大きくプラスに出てますけどこれはめぐりの問題で今後はまたもう少し低い水準になりそうですが。営業CFマージンなどは高く、営業利益率が低いわりには安定性はありそうですよ?還元は配当性向でわりと高めですね。CFでは問題なさそう。増配余地も結構ありそう。
日足週足月足の値動き判断
日足でさげ。底割れ。
週足であげが下げに転じたと見るべきか。
月足で上げと見るのが妥当かな。
確認。
評価・売買判断
ベネフィットジャパン
テクニカル的には、上場から1675まで高値を取り609までおちるもまた2449まで高値をとると乱高下も上昇は上昇。その中でまた乱高下気味に大きくドローダウンして来てるが今だね。直近の1418は切ってきたので直近は弱いは弱いだね。付き合うかは別として609切らないとやはり上昇となるね。付き合わないほうが良いと思うけど。1418切ってる以上現在は底抜けの逆張りとして扱うしか無いと思います。
ファンダ的には、事業が回りだしてきてる感は。事業性なども踏まえて利益率やROEなどは目をひくところですが、自己資本比率やCFは悪化もしそうな気配。
ですがPER12程は高くは見えませんね。ですがあまり評価は高くもならないところで下を見るとPER7以下などもつけてるのでそのへんをどう考えるかですね。還元も渋いのも結構マイナスですね。
材料気味に吹いたのは置いといて、それでも好調だし、各種事業好調でレンタル寄りになるなど利益が安定してきそうなところは。ただPER20ほどはこの種の企業としては高めかなあ感は。現在PBR3近くだけど以前は0.4程度まであるってのは注意。
Window乗り換え需要尽きたら厳しそうな気もします。しらんけど。
売上伸びるけど利益は伸びてないのはマイナスだけど、CFなどは安定で業績の見た目よりはいい会社感。実際にリーマンあたりも赤字にもならず無事通過。配当狙いなどは良さそうも評価はめっぽう高いね。わりと低ROEだしPBR1.6程度は過剰感感じます。 常にこれくらいってところはあるんですけどね。
市場でもピンきりで言うと極めてピンの方ではないか。高めの成長率を維持しもともと高めの利益率をさらにあげROEもあげてきてると長期成長の鏡のような会社で福利厚生代行サービス会社ですね。
借入金もなく、負債も未払い前受あたりでCFも営業でてFCFも常にでてるくらいで現金積みながらROE増してるとか化け物感ある。
あとは値段だけ。PER40ほどは最近にしては安いですね。月足的には、上昇継続ならいい押し目にはなりそうな位置にはあります。継続ならですよ。他には過去にはPER10切ることもありこれもどう考えるかですね。
あとは値段だけって言ったけどいろいろ注文つくしさらに成長期待はたっぷりはいってると思われるのでそれが剥げる展開も致命傷で言うほど値段だけじゃなさそうですね。
参考データリンク
銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html
株プラス:https://kabu.plus
IRBANK:https://irbank.net/
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
10年以上持った銘柄を大分処分しました。
できれば手をつけたくなかったけど、他に乗り換えたほうがいいとしてそれに乗り換え。優待分くらいは残してるけどね。
吉と出るか凶とでるかわからんけど、そのほうがマシと判断した以上するしかないと。
優待マックス位分はいずれは買い戻したいですね。
長く付き合ってるけどまだ長く付き合いたいですし。
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記事補足してます。
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