投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。
注目銘柄(市場/業種)
(東証一部/水産・農林)
株価
616円(人々は、荒廃した階段もくじけず上り続けている。)
業績財務と指標とそれに対する分析
今日は分析。2/13データでだいたい成長企業(偶数年営業利益継続増加企業)(https://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2016/01/17/000000)を満たしつつ年初来安値から10%圏内にあるものからチョイスして比較します。大枠で価値を挙げてるのにここ一年位で安くなっているものを拾う意図。該当26銘柄。日本水産。水産と冷凍食品。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2020年2月14日に取得。
業績
水産さん。食品ということで安定・・と思いつつ意外にそうでもなく営業利益もブレが多くまた純赤字もそこそこでてますね。
赤字の大きい2009年「特別損失として投資有価証券評価損や事業の撤退に伴う関係会社整理損に加え てキングアンドプリンス社の「のれん」と魚病被害等によるサルモネス・アンタルティ力社等のエ場 等固定資産の減損損失等46億89百万円を計上したので当期純損失は162億39百万円」といってますが、この年有価証券損とか災害損失とか関係会社整理損とか減損とかいろいろで大きくなってますね。
水産はほかの食品に比べ生産量がコントロールしずらく、わりと不安定で収益性悪化からの損失とかなかなか見る気がしますので注意かな。
大手食品は繰り返し食べるということで需要と消費は安定してて業績が安定してるケースが多いですが、水産は生産があまり安定しなく原価が不安定で利益も安定しないということになりそうです。・・・・ともったんですけど原価率の推移は意外に安定ですね。78~80%程度。ただ販管費入れてり営業利益が0~3%台と薄利なので2%動くと大きく利益が動く感じです。薄利なゆえに利益変動が大きい感じ。なのでわりと細かいコスト増減が利益に大きく反映しそうです。PERであまり見ないほうがいいかもですね。PBRでも2009年に大きな特損で安心できませんが。
とまあ食品にしては意外に扱いずらいところがあるのでいろいろ注意ですね。
ですが近年は好調で利益は安定してます。販管費率の低下があるようですね。3Qで減収減益ですがほぼ横ばいですね。堅調の範囲内とできそうです。
財務
財務悪いやつですね。自己資本比率30%くらいで借り入れ2000億ほどで現金は200~100億ほどで、かなり重そうですね。ただ自己資本比率は長期には伸びています。固定負債というか長期借りれを返済してる感じですかね。
CF
営業CFはだいたい安定ですね。2009年 くらい。ただこの2009年も棚卸資産の増減の影響が大きそうですね。投資がかかります。営業CFが低水準だと足が出そうです。2014年以降くらいの水準なら安定的にFCFが出そうです。
現在は余裕は主に借り入れ返済に向かってそうですね。
日足週足月足の値動き判断
日足でもみ合い
週足でもみあいになるかなあ
月足であげ。
確認。
評価・売買判断
テクニカル的には、長期にはあげ。乱高下もはさみながら長期には伸びてきてるね。上昇トレンドとみてていいかな。576は底にみれそうです。逆にここをきると長期上昇とみるのも怪しい感じかな。513あたりも底にみれますが。
ファンダ的には、大手食品ながら水産だからか薄利だからか、利益はさほど安定しなく過去には大型の赤字もありと。その中で近年は業績は安定してBPSくらいなら右肩。
ただ現状借り入れが重く銀行のために働く会社感が強いですね。
安ければ。と言いたいけど業績にも気を付けたいですね。PBRでほどほど。上にも下にもある感じ。あえて今行く理由は少ないかなあ。年スパンくらいなら年初来近辺だしそこそこ安めですが。
リンク
ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=1332
株探:http://kabutan.jp/stock/?code=1332
IRBANK:https://irbank.net/1332
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
みなさま死なないように自衛、もしくはお祈りしましょう。
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記事補足してます。