投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。
注目銘柄(市場/業種)
ジェイエフイーホールディングス
(東証一部/鉄鋼)
株価
1348円(人々は、地底に落とされ上に戻ろうと足掻くも成果は出ない。)
業績財務と指標とそれに対する分析
今日は分析。トリガーを満たしている(かもめ独自指標)ものをみて目についたものをチョイスして分析します。ジェイエフイーホールディングス。JFE様。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2020年2月7日に取得。
業績
JFE様。日本を代表する製鉄所。直近もっと代表する日本製鐵様が弩級赤字をだしてる中、決算がすぐ迫ってるのはわりと慄える局面かもしれないですね。
弩級赤字。
日本製鉄:今期4400億円の赤字に、粗鋼生産能力を1割超削減へ - Bloomberg
環境悪化で製鉄所閉鎖も含んで生産力減少の大型特損で大赤字無配転落と踏んだり蹴ったり。JFEにしても同じ環境で事業してることもありマッハで警戒な局面ですよね。
と・・いうところで見てみるとJFE様も普通にシクリカル。利益はかなり乱高下します。2013年あたりの営業利益は2006年あたりの10分の1以下の水準です。・・ですが、ざっとみるに営業赤字は出したこともなく純赤字も2012年のみでそれはBPSを3%既存する程度でBPS推移自体も安定的と言えます。
近く大型特損も伴うような弩級赤字も叩き込んでくる可能性も否定できないですがそれ来るならJFEとしては初ですね。日本製鐵さんは過去にも赤字はあるようですね。デカさは今回が一番のようですが。
そんな感じですがJFEさんも1Q2Qで下方もつけながらいいとこなしですね。その中で戦慄の3Qが迫ってる感じです。
とまあ、まるでいい感じはしませんし警戒マックスにもなりそうな局面かなあと思いますが株価などを見てみるとすでにかなり警戒は進んでそうです。2018年1月からは4割ぐらい下げてるようですね。どうなんでしょうね?この警戒レベル。警戒し過ぎか?それとも足りないか。
財務
典型的な大型設備産業ということでとかくお金かかるということで財務はよろしくないですね。しかし、自己資本比率はリーマンあたりよりは改善でまた40%程度で安定しています。総資産、固定資産はほぼ同じくらいで流動資産が微妙に伸びている感じですかね。生産設備を維持しながらわずかに財務改善くらいでしょうか。
CF
営業CF自体は安定的でここはさすがに稼ぐ力がありそうです。設備投資自体は重いですし借り入れも多く返済は必要ですがFCFは出てる年の方が多く長期にもプラスなようですね。
IRbanksみながら言ってますがIFISなのでちゃんと数字取れてないと誤りかもですが。
配当は利益並み。今期は期待しないほうが。
日足週足月足の値動き判断
日足でもみあい。
週足でさげ
月足でもみ合いで下。
確認。
評価・売買判断
テクニカル的には、中期でさげ月足レベルで大枠のレンジで底の方の941。1198、1167に近い1300台。レンジを信じてのんびり上に向かうの待つとかはありかもね。底は941を見てるのが良いと思う。
ファンダ的には、どう考えても3Q前にしていい決算とか出てこないよね?とか思える局面。日本製鐵が工場閉鎖して大損してるくらいだし。しかしながらJFE自体は過去に営業赤字もなく純利益も大きなものは来ていない。財務やCFも良好まではどうかと思うが平常運転でずっと運転できてる感はあります。まあ赤字くらいはでてきてもなんの不思議もないですし大型赤字でBPSも吹っ飛ぶも考えられますが・・・
同時に現在のPBR0.4程はそれらもかなり織り込んでいるようにも思えるところですね。絶対的にも低いと言える水準ですし見る限りJFEとしても最底辺の評価なようですね。かなり株価で受け身が取られてるとは言えます。
まあ日本製鐵と仲良く大型特損を伴う弩級赤字来るならこれくらいの受け身だと厳しいですが、さらなる下方で今年の利益なくなりそうですくらいなら痛くもなくむしろちょっと美味しいくらいはあるかもしれないね。
わかんないけど。大型赤字来るか来ないかなら欠片もわかんないです。
リンク
ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=5411
株探:http://kabutan.jp/stock/?code=5411
IRBANK:https://irbank.net/5411
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
とくにない。
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記事補足してます。