大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(7812)クレステック/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは1年1月30日取得。

比較銘柄

クレステックとその他

株価

1182円(人々は、試合開始から強いパンチを受けて足元フラフラになりながらも堪えてる。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 7812 6541 6182 3504
企業名 クレステック

グレイス

テクノロジー

ロゼッタ

丸八

ホールディングス

市場 東証二部 東証一部 東証マザ 名証二部
業種 その他製品 サービス サービス 繊維製品
時価総額(億) 38.4 373.7 392.6 132.1
株価 1182 2674 3800 797
決算期 2020/06予 2020/03予 2020/02予 2020/03予
予想売上(億) 180.2 19.0 29.1 136.6
予想営業利益(億) 10.0 7.5 3.4 8.9
営業利益率 5.55% 39.47% 11.62% 6.52%
予想純利益(億) 4.8 4.9   5.8
EPS成長率(年複利/期間) 27.2%/7年 35%/5年 #VALUE! -13.4%/6年
BPS成長率(年複利/期間) 8.8%/6年 61.3%/4年 10.4%/5年 1.5%/5年
PER 7.56 75.49 #VALUE! 21.15
PBR 0.97 22.68 27.41 0.27
ROE 12.8% 30.0% #VALUE! 1.3%
ROA 3.9% 26.6% #VALUE! 1.0%
配当利回り 4.06 - 0 3.76
配当性向 30.7% #VALUE! #VALUE! 79.6%
総資産(億) 124.0 18.4 26.4 592.1
自己資本(億) 37.5 14.5 11.9 454.7
自己資本比率(%) 30.2 78.7 45.1 76.8
一言感想 あげ あげあげあげ 大幅増収も 減収

 今週は比較。1/30に取得した株プラスデータで年初来安値から5%以内圏内、ROE10%以上でフィルタリングして気になるものからチョイスして比較します。平均より質がいいと言えるのに売り込まれてるものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。クレステック。説明書やマニュアルを作ったり翻訳したり。比較にずいぶん評価違うけど同業っぽい。ゲストに売る方も買う方も説明書とかマニュアル読んでなさそうな(偏見)丸八。

クレステック

業績

 家電製品や自動車など取扱説明書の制作、翻訳、印刷を請負。今回はグレイスとロゼッタという超高PERと比較されちゃうPER7もかわいそうですが妥当そうなのもなかったので。

とはいえ上場から思いの外業績は堅調で成長と言える推移です。複利7年27.2%ははじめの年がEPS低く出てるのでおいといてもBPSでみて6年9%ほどはなかなかで普通に成長企業ですね。前年割れもありますがだいたい売上も利益も前期超えをこなしながら来ています。利益率もわずかに上がってますが原価率は一定で販管費率で下がる傾向ですね。大きく利益が伸びるというのも考えにくいですが年単位では順調と言えます。

そのなかで1Qで減収減益ですね。減益率は大きいですけど1Qですし一昨年よりは越えてますね。あまりこれくらいで投げるようだと・・実際そこそこ株安もしたようですが・・だいたいの銘柄は長くは持てないでしょうね。あとは2Qがそろそろなのでそこはみたいかもですね。

 

財務

財務はあまり良い感じじゃないですね。自己資本比率は低め。借り入れもほどほど重そうです。とはいえ年々資産積み増して自己資本比率も改善してるのでここでも順調。

 

CF

営業CF安定。 設備投資もしながらだいたいFCF出てて普通に順調ですね。配当も普通。これは利益並みかな。減益は怖いですね。

 

グレイステクノロジー

業績

こちらはマニュアルに関するコンサルとマニュアル一元管理のクラウド提供ですね。クレステックよりより高付加価値なことをしてる印象で、 かなりの高収益で営業利益率など目を引く水準ですね。

加えて高成長ですね。EPS成長率とか相当早い感じで色んな意味でイケてるIT企業感。ただ評価もそれに見合うものとなりそうで成長鈍化とかくると大変なことになりそうですが。

2Qで増収増益。増益率はえげつない感じですが増収率が落ちてますね。ここをどう考えるか。利益率は既に50%近いので売上が伸びないと落ち着いて来そうですね。中身的には規模が出るに従って販管費率がどんどん落ちてきてるようです。やはり色んな意味で売上かな?

 

財務

財務は悪かったけど急激に良化してるやつ。 

直近2Qで資産20億のうち、流動19.7億でうち現金14.5億みたいなキャッシュマシーンのIT企業って感じ。

 

CF

ま、でないわけないよねという営業CF、投資も要らないですよねーってみるとやっぱり要らない。 配当性向は低めでまだお金貯めたいみたい。そのうち買収とか自社株買いとか飛んできそう。

ロゼッタ

業績

 人工知能機械翻訳のソフト提供だって。人工知能の翻訳とかすごそうで凄く好まれそうというか普通に人気化してますね。

ただ増収率(増収率)が10%以下とかで利益率10%程度に安定な数字してる企業に超高PERつけるのはなんかCYBERDYNEあたりも思い出しますが、それが今期で売上が跳ねてきてる感じで・・2019年決算で「大きな変革期」とか言って計画は出さないとか言ってるうちに1Qで売上49%増の営業利益+279%とおかしな数字出してきて確かに大きな変革期ですね。この増収が続けば利益率も跳ねるだろうしでPER100とか150でも問題ないみたいなところはありますね。うんだから大きく増収(30%超クラス)が続いて利益がそれ以上に跳ねるくらいのクラスならだよ。

で、その変革期の本体はMT事業のようです。「2017年11月『T-4OO(ver.2)』リリース以降の受注高大幅増の売上高への転嫁が進んだことにより、売上高は916,908千円(前年同期比231.6%増)、セグメント利益は124,783千円(前年同期は304千円の損失)」で今期2Qで売上前年比331.6%とかふざけたこと言ってますね。受注高もおかしな数字ですね。よするに新規ソフトがバカ売れ状態です。

ちなみにそのソフトは自動翻訳ソフト。

自動翻訳 T-4OO|AIによる超高精度の翻訳

すげえ専門的な文章も翻訳できてそうですね。

数字的には売上原価率が下がりだしてますね。規模上がると販管費率も下がりそうでめちゃくちゃ利益で出すはありえそうな未来です。なのでポイントは超売上成長が続くか?とバリュエーションがどうか?ですかね。

 

財務

 余剰金マイナス。「 機械翻訳の精度が急激に向上したことにより、高度な専門性や品質を要求しないクラウド翻訳市場が、想定していたよりも早く縮小傾向にあることから、当市場顧客をメインとしていたグループ子会社であるエニドアについては、当初のビジネスモデルで継続して収益をあげていくことは困難であると判断し、新たなビジネスモデルへの転換を行うとともに、計上しておりましたのれんについて全額減損処理」で大きく赤字出してますね。そのせいで高かった自己資本比率がそれなりに低く。

自己資本比率はそこそこ低いですが危ない感じではないですね。赤字とか出だすとまずいかもしれない。

CF

 営業CF跳ねてるね。前受金の影響も大きそう。ここ数年投資が大きめ。有形無形共々。おそらく翻訳ソフト関連。

も、翻訳ソフトが弾けて未来は明るい気はするよ?

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足でもみあい
月足で上場ゴールしてからはあげかなあ
確認。

評価・売買判断

クレステック

テクニカル的には、長期では上場して660まで下げたあとから上昇。2018年までに2045の高値まで取っているね。週足で見るともみあい感が強い印象。も、長期では上昇ということで底1012あたりを見ながら上昇継続狙いは結構ありかも。1012切ったら逃げるとよさそうですね。


ファンダ的には、普通に順調。財務などは良くはないけど良化はしてます。ただ傑出したという感じでもなく景気後退局面では未知数。おそらくかなり減益赤字などあるかもしれない減益しないという前提ならPER7台は安いようにも見えます。ただもっと低いところもありましたし減益などくれば配当なども今のままともいかなさそうでそのあたりをどう考えるかですね。

 

グレイステクノロジー

 傑出した素晴らしい会社。極めて優秀なキャッシュマシーンでお金のなる木。数字的には消費者独占企業の疑いもある。でも値段次第。

その値段は、たっぷり成長期待も織り込んでそうなPER80近く。これは高成長でないとだめな水準に思えます。成長しても速度鈍化で株価半分以下みたいな感じ。直近売上は成長は落ちてきてるふうにも見れます。ただ原価率がどんどん下がるような局面でそれでも大きく増益になるかもだけどね。いろいろ判断難しいと言うかいろいろ高成長企業投資のテンプレみたいな感じ。

 

ロゼッタ

翻訳ソフトがぶち当たりだして急成長を見せつつあります。まずはこれがどれだけ続くかどこまでいくか?端的にはそれだけかなと。

評価としては明るい未来はたっぷり織り込んでいると思われる評価です。この売上1.5倍クラスの成長が5年位続けば今の評価でも十分見返りはありそうです。持つなら長く大きく成長することを祈りましょう。

ちなみに成長が鈍化すると思われることも相当不味そうです。

 

丸八ホールディングス

 布団押し売り事件のせいか知らないけど売上を減らしてますね。しかし利益は確保と。

お金持ち。現金が264億の総負債が134億で差額130億で時価総額133億なので事業価値は3億とみなされいるとはみなせますね。売上減っても営業CFも出てるし持ってる土地130億も3億ってことはないだろうし、売りても買い手も説明書とかマニュアルみないだろうから(だから偏見たぶんそうだと思うけど)こんなに安くする事ないのにねって思います。

って一方でBPSも伸ばせてないので配当狙いか、ゼロサムで誰かに高くお買い上げしてもらうかって話。のんびり待てる人ならいつかチャンスが来るかもね。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

目元のすげえ減ったとか感じる事があると思うのです。

そしたら投資成績のいろいろを確認するといいんですよね。

そうするとすげえ減ったが大したことないとかままというかそれ以上あると思うのです。

焦るべき落ち込むべきはあると思いますが、ホントはそれほどでもないのにそうなるなんてまったく客観的じゃないし合理的でもないし損だよね。とか思います。

そんな事を確認するためには株式投資運用記録表はすごく役に立つと思うんです。

手前味噌だけど。もちろん似たようなの自作してもいいと思うけどね。でもそれが面倒なら自分の使ってくれるとわりといいのでは?とか思ってます。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

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