大河の一滴

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(6273)SMC 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

SMC

(東証一部/機械)

株価

52470円(人々は、頂点に挑戦も破れ再び再挑戦で届きそうになっている。)

業績財務と指標とそれに対する分析

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 今日は分析。長期営業利益率(https://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2017/07/30/210000)をみて目についたものをチョイスして分析します。SMC。FA空圧制御機器で世界トップ。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2020年1月24日に取得。

業績

 空気圧制御システム。いろんな空気系の機械という印象。なぜ高利益率とか高シェアかというのはいまいちわかりませんでしたが、上野通り高利益率でとても優秀な推移です。この上の数字では右肩感もあり期間の複利EPSBPSは18%とぶっ飛んでますがこれは2010年は売上利益が落ち込んでいたのが理由ですね。この2010年は前年売上22%、営業利益で半分ほどにまで落ちてます。ピークからなら利益3分の一以下となりそうです。よってシクリカルです。外部環境にかなり業績は左右されるとなりますが、赤字もないし長期に見てもEPSを複利9%くらいのスピードで伸ばしてきてますので長期に成長は成長です。

その中で近年は業績で足踏みしてますね。売上利益も2018年のピークから減らしてきてる感じです。

2019年「自動制御機器の需要は、日本.アジア・北米の半導体関連産業向けが、前期に急増した反動も加わって大幅に減 少しました。自動車関連向けは欧州を中心に堅調で、工作機械、食品機械などの業極向けは概ね前期並みの水準」「足元の需要動向は、欧州を中心とした自動車・食品機械などの業種向けでは堅調に推移しており、北米・アジア の半導体関連向けでも下げ止まりの兆しが見られるものの、本格的な回復基調に戻る時期を見通すことはできず、 当面は厳しい状況が続くものと思われます。 しかし、先進国及び新興国を含めた各国において、産業界全般における自動化・省力化投資のニーズは中長期的に増勢が続くものと見込まれる」

みたいな感じで目先は半導体関連などが振るわなく回復の時期も見通せないも中長期的には希望を持ってるくらいでしょうか。

今期2Qで結構な減収減益。「幅広い業種において設備投資を手控える動きが広がり、自動制御機器の需要 は総じて低調に推移しました。半導体関連向けは日本・北米・アジアで大幅な減少が続きました。自動車開連向け は欧州.アジアを中心に各地域で減少しました。工作機械向けは各地域で引続き低迷」

・・・厳し目ではないか。株価的には好調なんですがもう復活する未来が見えてるのでしょうかね。

財務

 借り入れも少しあるけど、事実上無視していいと言うか自己資本比率90%近いという圧倒的好財務企業。資産は圧倒的に流動寄りで固定資産のわりに大きな利益を出している感じ。固定資産は1500億-1700億くらいに営業利益1900-1400億って感じですので。

で、流動一兆円くらいで半分が現金くらい。これも利益を出してるのは固定資産じゃないなんかとは見れますね。消費者独占企業だと思うよ。実際高シェアで高収益だし。シクリカルではあるけど。

CF

 営業CFでて投資してFCF常に出てるような。増配こなしながら現金積んでる感じですね。現金はどうするんでしょうね。還元もあまく還元ももっとできそうです。残念ながら利益連動の配当方針のようです。貯まるお金どうするんでしょうね。さすがにお金が余って余裕になったのか定期などは昔からしてたようですが近年は有価証券も買いだしてますね。このあたりもどうするんでしょうね。

 

日足週足月足の値動き判断

日足であげ
週足でさげてあげ 
月足であげになるか。
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、長期に伸ばしてきて55830までそこから30820までドローダウンを見せるもまた55830の高値破りをするかしないかという局面。55830を破れるか?がポイントで底を見るなら日足で急上昇後の安値43400とか直近の49080あたりでしょうか。


ファンダ的には、財務CFにはスキはないですね。基本的には強く消費者独占性の疑いのある傑出した高収益企業です。

ただ商材がやはりシクリカルであり外部環境で業績は上にも下にも振り回されそうでその種の扱いにくさはあるでしょう。で、現状は環境は逆風っぽく。逆風が収まれば伸びしろあるじゃんは見方ですが既にその姿も折り込みにいってそうなPER30超えはやっぱり警戒しておくべきなのでは。過去みても高い水準で仮に今までつけたこともない6000億の売上で営業利益率33%マークしても営業利益2000億程度で現在の40%増くらいでおそらくPER23前後になりそうで安くはないよね位になりそうだし。

うん、もっと利益でぶち抜ける根拠があるなら良いと思うよ。今まで上限の利益率30%が60%になるとか売上がいきなり1.5倍以上になるとかの根拠あるなら。

 

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=6273

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=6273

IRBANK:https://irbank.net/6273

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 特にない。

主力で良くない決算引いて今年はだめじゃないかなって思ったくらい。

持つか投げるかはとても悩むところ。

たぶんまだ持つ。自分もいろいろ考えるところもあるので。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)