大河の一滴

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インプットレベル

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ある日ですが優待クロスの動画がバズった?わけです。

www.youtube.com

 

これね。

株式に詳しい投資家さん(特にTwitterなどにたむろしている人たち)には既知といえる内容だと思うのですが、詳しそうな人たちとそうでもない人たちの反応を見て思ったことの話。

 

これらの記事とも関連ありそうなものだね。

 

 

kamomenotoushi.hatenablog.com

 

kamomenotoushi.hatenablog.com

 

優待クロスで優待タダ取りなんて

自分は既知・・つまりみんな知ってるって思ってたんです。

だってこんなのブログとかでTwitterでもそうだし投資雑誌でも勧められたりして・・というか証券会社のHPで紹介されてたりします。

www.rakuten-sec.co.jp

 

そんなの誰でも知っている。

そう思ってたわけです。

 

しかし動画の見た人たちの反応からこれは認識を改めないといけないなと思った次第です。

それは既知の情報だったはずでした。

ブログでもTwitterでも雑誌でも証券会社のHPでも色んな所に転がってる当たり前の情報だ。

自分はそう思ってました。

 

しかし動画にされて初めてそれに触れる人がいる。それもその数は多そうだ。あるいは大半の人がもしかしたらここかもしれない。

 自分はそのように考えを変えました。

 

僅かな時間に初めて知ったとか言う人がけっこうでてくるし、そしてその動画を見た既知だろう人もわりと強く反応してたからです。

その中で既知だろう人が強く反応する理由は大まかには2つにわかれているようでした。

・オトクな方法を広めるんじゃない。俺らが損するじゃないか。(動画否定派)

・優待クロスは悪い文化。広まってみんなやることでこの文化が壊れるのが望ましいよね。(動画肯定派:クロス否定派から優待自体否定派まで)

 

こんな感じに初めて知ったという人も多く出るし動画に反応する人の理由にしても・・

それは既知のものではない事を示してる。

 

それは自分が思うほど既知ではなかったのです。

 

いや、みんな知ってることを広めても変化ないし、それに反応するのも意味ないでしょ?故に反応するってことは変化に対する恐れや期待があったとなりそうだし、実際に初めて知ったなんて人も多く出てきてるわけです。

 

だからそこには既知と無知を分ける境界があり、今回はその無知の領域に踏み込み知を広げる行為であった。

 

そしてその境界とはなにか?

 

その境界とはインプットレベルです。

それはインプットレベルと言えるものではないでしょうか。

つまりは情報入手経路に何を選べるかです。

 

 ブログやTwitterや雑誌や証券会社のHP。それらは文字のインプットレベルと言えます。

それにたいしてYou Tubeは動画のインプットレベルです。

 

これは雑な分け方ですが(例えばSNSと難しい書籍のインプットレベルは同じではないでしょう)、すくなくとも証券会社のHPを読み進めていくよりはYou Tubeで動画を見るほうがラクです。

 

そしてこのインプットレベルの低い、つまりはインプットに労力を要する文字とか読むのは厳しいけど、動画なら見てインプットできるという層がいると感じました。それもその数は多そうだ。

 

だからそれが既知の内容であるのにこの動画が話題になるんだ。

背後に多くの無知があるから・・と言えそうです。

 

そしてインプットレベルがあるならば。

自分の思ったことが正しいのかはわかりません。仮説とか推定レベルですしね。

しかしそれがあって高い低いがあるとするなら。

 

投資なら結構差が出てくるかもしれない。

 

どうなのでしょうか。

文字は読むのがツライけど動画なら見れるという人が株式投資で大きな成果を出せるのでしょうか。

文字のニュースを読むのはツライ。日経マネーを読むのもメンドウだ。投資解説本もシンドい誰かに説明してほしい。決算短信有価証券報告書を読むのはキビシイ。銘柄を分析したブログなんて読めない。株価推移理論も読んでられない。

自分はそれは相当なハンデになると思います。

 

自分はそのインプットレベルが低い人を投資にいざなうことはあるいは残酷な事にも思えたりします。

自分はそんな人はなんとか動画で勉強してINDEX積立くらいにしとけって思ったりしますね。

と言ってもその種の人はこんな場末のブログなどというかおそらく文字もそんなに読まないでしょうからこの声は届きませんね。どうでもいいですが。

 

動画はまだ広まっていくでしょう。

5Gとか言ってますし、もっと通信技術はあがるだろうし機材やソフトウェアも優秀に使いやすくなっていくでしょう。

自分の考えがそう間違いでないなら、そんな流れの中でわかりやすくて優しい動画もまだまだ広まり投資においてもおそらくたくさんいるだろうインプットレベルが低い人たちにリーチすることでその裾野は広がって行くのだろうと思います。

その流れの中で投資とエンターテイナーの才能を持つ誰かが動画で人気と話題を集めるのもまた時代というか不可避の流れというかその誰かじゃなくても他のそのような人が出るならその他の誰かが引き金を引くようなことなのかもしれないとか思うわけです。

 

しかしそれがインプットレベルが低い人たちにとっての悲劇にならなければいいのだけれども。

でもなっちゃいそうだよね。だって弱い人がハンデ負って戦うようなもんだし。

 

それにきっと誰かがいずれ引き金を引く。

投資がやさしくなることはなくてもやさしい動画は増えるのだから。

 

その世界ではどんな変化が訪れるのだろう?

そんなことを無責任に思ったりします。

まあそんなインプットレベルの低い人がたくさん流れてくるようになっても。

この厳しい投資の世界で僕らはインプットレベルを下げないでむしろあげていき転ばずに生き延びたいものですね。

 

蛇足というかこれが本題にならなきゃいけない気もしますが

今回インプットレベルということを考えたし、それはざっくりどのようなもんがあるかなあと考えてみました。

だいたい下に行くほど高度ってニュアンスですが中にはより下のほうが得意だって項目がある人もいると思うし、同じレベルの中でも得意不得意とか難易度も変わりそうなのでであくまでニュアンス。もちろん投資はレベルが低いけど芸能ニュースならレベルが高いなんて人もいるでしょう。

その中で自分にはどれができてどれが苦手かとか、あの人はどの程度のレベルだろうか・・?なんて考えるのは良さそうですね。

自分も少し考えてみましたが俗に言う凄腕は基本的にこのインプットレベルが高そうな気がします。低い人には悲報となるのかな・・?

 

 

・自分で調べず勝手に進み受動的で結論も提示されるかつ映像や音声のようなわかりやすい手段ならインプットできる。:You Tube等動画サイト、ツイキャス等音声サイト、テレビ・ラジオ

・自分で調べず勝手に送られてくる受動的な文字のようなものならインプットできる。:SNS、簡単な新聞・雑誌

・自分で調べ必要な情報にたどりつきインプットできる:ブログ、ネット検索、簡単な書籍、図書館

・専門的な難しい文字情報もインプットできる:専門雑誌、専門書籍、難しい書籍、パンローリング、四季報決算短信有価証券報告書

・直接それを示してない資料から調べそこから必要な情報までたどり着く:複数の統計や論文や決算資料などの資料から横断的に調べ自分の欲しい情報までたどり着く

・なにもないところから意味ある情報をつくりだす:必要な統計がないので自分で情報を揃え統計つくるとか。

 

今回は以上です。

 

インプットレベルというものがあるのではないでしょうか?

それがあるとしてそのインプットレベルを・・

どう考えますか?どう磨きますか?

 

 

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