投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは1年1月17日取得。
比較銘柄
アサンテとその他
株価
2028円(人々は、階段を登ってきたがしばし休憩してる。)
各企業の数字と比較しての感想
コード | 6073 | 4651 | 6343 | 4985 |
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企業名 | アサンテ | サニックス |
・マクロス |
アース製薬 |
市場 | 東証一部 | 東証一部 | 東証二部 | 東証一部 |
業種 | サービス | サービス | 機械 | 化学 |
時価総額(億) | 250.3 | 171.2 | 82.1 | 1145.4 |
株価 | 2028 | 350 | 182 | 5660 |
決算期 | 2020/03予 | 2020/03予 | 2020/03予 | 2019/12予 |
予想売上(億) | 154.3 | 501.3 | 82.0 | 1,865.0 |
予想営業利益(億) | 26.2 | 22.5 | 7.0 | 24.0 |
営業利益率 | 16.95% | 4.48% | 8.54% | 1.29% |
予想純利益(億) | 17.5 | 15.8 | 3.2 | 5.0 |
EPS成長率(年複利/期間) | 11.3%/9年 | #NUM! | 4.1%/13年 | -13.3%/12年 |
BPS成長率(年複利/期間) | 15.2%/8年 | -11.3%/12年 | 5.9%/12年 | 0.1%/11年 |
PER | 14.29 | 10.60 | 25.60 | 228.96 |
PBR | 1.87 | 3.19 | 1.18 | 2.64 |
ROE | 13.1% | 30.1% | 4.6% | 1.2% |
ROA | 10.9% | 5.1% | 1.5% | 0.5% |
配当利回り | 2.96 | 0 | 0.27 | 1.77 |
配当性向 | 42.3% | 0.0% | 7.0% | 404.5% |
総資産(億) | 160.8 | 310.1 | 208.3 | 1093.1 |
自己資本(億) | 125.4 | 41.6 | 69.1 | 402.3 |
自己資本比率(%) | 78 | 13.4 | 33.2 | 36.8 |
一言感想 | あげ | 増益 | 停滞 | 増収減益 |
今週は比較。配当優待利回り(http://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2018/07/29/210000)を見ながら気になったものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。日本ギア工業・・・は一度選んだもののみると優待を廃止しやがっていたので、却下。急遽時価総額順は崩れるも代打でアサンテ。シロアリ退治。比較にシロアリ関連で引っかかったもの。ゲストに自分でシロアリ退治したい人はアース。
アサンテ
業績
ギフトカードで利回り3..94%。
シロアリ駆除として知られてそうだけどその他湿地震気対策とか高断熱とかリフォームとか不動産寄りでいろいろですね。
売上は地味に伸ばし続けている感じで利益率も高くBPSなどは右肩感あります。一方利益は2017年に減益して足踏みしてましたは2020計画で最高益くらいですね。このまま成長となり続けるか?くらいの局面か。
2Qで増収増益ですね。同時に割とIRセミナーに出展してたり月次などだしたりとIR熱心ですが月次で10月以降微妙な推移かな。増税影響とみれなくもないですが、8月以前とそう変わらないともみなせますので判断難しいところ。
財務
借り入れなども返す方向で自己資本比率なども盤石感も出てきてる感じ。資産の
半分くらい現金でそれも増え続けているという。
CF
常に営業CFでて投資は少なく常にFCFでて増配こなしながら手持ち現金も増えているという還元狙いとしては理想的な推移をしてそうです。結構なCFマシーン。
も、配当性向は上がってきてますのでそのあたりをどう考えるか。まだ現金積んでるので余裕はありそうですね。
サニックス
業績
シロアリ関連で抽出しましたが、創業の白アリ防除の比率は低下だそうです。
環境資源開発(廃プラスチック・有機廃液のリサイクル、プラスチック燃料利用の発電・売電)が振るいつつあるようです。
なんですが、この環境部門は売上で伸びてますが利益では貢献はまだまだ今期上方など入ってますがHS(ホームサニテーション)の貢献が強いようです。このHSも結構順調そうです。
というのが目下ですが会社全体としては過去には売上を急に上げたりしたかと思うと赤字が出てきたりというか、過去には赤字連発とかなかなか渋いですので今の好調はどこまで?と熱くならずみてるのがいいと思うんですよね。
そんなわけで総合的には不安定な問題も多い企業が上がり目。これがほんとに伸びていくなら面白いですがそうでもなく戻るなら元の木阿弥というか。
目先はとても好調ですが。
財務
余剰金まだマイナス。トータルでまだ儲けてないからこの会社。
ってのは置いといて自己資本比率など非常に低く借り入れも多いですね。
業績上向いてるけど貸借上ではあまり変化もないような。業績が伸びていかないと詰み要因にもなるかもとかは思います。
CF
営業CFも赤字混じりですね。2015、2016などは 赤字なので仕方ないとして2019年も赤字なのが少々。いや、売上債権などの影響だけどそれくらいの影響でマイナスになる収益性といえばそうなのでその他総合的に強い企業感はしません。少なくともアサンテよりは。
フリージア・マクロス
業績
防蟻・防水・断熱など住宅工事が主力。
HPがとても二部っぽくて趣があるのですがそのHPみると機械製造が推してますが売上も利益も不動産が主のようです。
不動産はログハウスなど売ってるようです。なかなかおしゃれです。
長期に赤字がない程度ですが成長感はないですね。そんな感じに停滞蓄財企業くらい。
BPSくらいは右肩感。ですが2010年~2016年くらい営業利益に対して純利益が低いですね。なんか小細工やってる感はします。2017年以降はそういうこともなさそうですが。このあたりあまり安心して投資できる感はないですね。
いちお2Qで増益。
財務
いちおう資産伸ばしてますね。自己資本比率も一定くらい感。土地とか機械装置とか固定資産増やしてますね。一方で流動資産は増えてる感はないです。
上の製造供給も売上伸ばしてるわけでもないし全体の業績も足踏み感あるのでこのあたりもそんなの要る?って感じで印象悪いですね。
CF
営業CFは赤字も多い感じですね。長期ではプラスかなくらい。 投資はいろいろ有形行程もあったり有価証券買ったり。で、FCFは出してない感じですね。配当は凄まじくやる気ない水準でしかだしてません。
日足週足月足の値動き判断
日足でもみ合い。
週足で 下げ気味にもみ合い。
月足でまだあげ。
確認。
評価・売買判断
アサンテ
テクニカル的には、 長期にあげとなりそう。その中で2018年の2451から調整気味にもみ合いが続いている感じ。これが今後したに向かうか長期上昇継続となるか。底は1850あたりにみるといいのではないか。そこを見ながら2259あたりの突破を見定める的な。
ファンダ的には、業績は安定で特に財務CFに余裕が見られ配当狙いとかは相当に機能しそう。一方やはり目先の業績は前年超えとは言え増税前駆け込みの影響が大きそうでその後も見てもするする評価が上がるとも。
普通に見れる数字が並び評価もこんなもは普通に選択肢になりそうですがアサンテとしてはわりと評価低い方というわけでもないので市況次第では注意くらいですかね。
目先は奮ってるけど、これがホントに強い企業になる変化の入り口とかでないなら、凡庸な企業が目先当てただけみたいな印象を受けます。その強い企業になる胎動みたいなのはあまり財務とかCFからは。
まあ、本業っぽいHSが好調で環境資源開発に勢いあるのはそうなので、PER10ほどは調子いい感じのQとか でると株価はまだまだ上があるかもですね。
そうなっても引くときは早い気がするので色んな意味でハイリスク・ハイリターンにみえます。乗りこなしにはご注意をって感じ。
怪しいと言うか不自然というか、なんか小細工してる感のするいろんな数字。少なくとも投資家の方には向いてない会社と断じて良さそう。
でもBPSくらいは伸ばしてるのでPBR低めのときなら。
わりと低そうなところっぽいのがまたあれですが。
きれいな投資の王道のお作法にとらわれず会社や他の投資家と出し抜きあうくらいのスタンスなら面白いかもね。直近特にそんな感じで吹いてそう。落ちてきてるけど。
優待あるけど3年で2.65%程度。
売上地味にずっと伸ばし続けていて利益も安定でさす一般消費財・・って思ったら2018年に大きく減益だね。
「利益については、虫ケア用品の減収に伴う売上総利益への影響や広告宣伝費・販売促進費の増加に加え、物流コストの高騰、Earth Corporation Vietnamの買収に伴うのれんの償却費の発生などにより、営業利益10億36百万円(前期比 76.7%減、計画比 17.3%)」だそうです。数字的には販管費がちょっと上振れしてますね。34%台が36%台に。
かなりの薄利営業利益率3%とかなので2%も動けば大きく利益が動くと。
で、3Qではそこそこ利益は回復してきてますが、通期減益で2018年よりは上ですがそれより前よりは半分くらいの利益水準となる計画のようです。
あとは自己資本比率落ちてるとか直近の営業CFの低さとかFCF最近出てなさそうとかなかなか見ていくと難しそうな数字も多く。
うーん一般消費財は強しといえどもなかなかいろんな数字が厳しそうですね。これはPBR2.6程度とみると状態にしては高そうであまり触らない方がいいのでは。
参考データリンク
銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html
株プラス:https://kabu.plus
IRBANK:https://irbank.net/
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
銘柄スカウター〜の豪華版をバージョンアップしました。
と言ってるもグラフ周りを強化したくらいだけど。
とはいえ銘柄分析、情報蓄積ツールとしては相当いいものだと思うし、ブログやる人とか銘柄分析記事とか出力機能あるというか今日のこの記事がそれ使ってるし。
今のところそんなブログ記事自分以外で作ってる人見たことないけど。
もし作ってる人はだから教えてね。見に行きますから。
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