大河の一滴

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(8285)三谷産業/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは1年1月16日取得。

比較銘柄

三谷産業とその他

株価

343円(人々は、デビュー時の栄光から転がり落ちたが今再び気を取り直し歩みだそうとしている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 8285 8098 3176 8058
企業名 三谷産業 稲畑産業 三洋貿易 三菱商事
市場 東証一部 東証一部 東証一部 東証一部
業種 卸売 卸売 卸売 卸売
時価総額(億) 211.3 1003.3 400.6 45969.1
株価 342 1580 2762 2891
決算期 2020/03予 2020/03予 2020/09予 2019/03 I
予想売上(億) 770.0 6,700.0 945.0 161,037.6
予想営業利益(億) 26.0 145.0 60.0  
営業利益率 3.38% 2.16% 6.35% #VALUE!
予想純利益(億) 20.2 110.0 42.0 5,907.4
EPS成長率(年複利/期間) 9.6%/13年 7%/13年 17.8%/10年 3%/12年
BPS成長率(年複利/期間) 3.5%/12年 5.7%/12年 12.3%/9年 5.5%/11年
PER 10.42 8.69 9.41 8.69
PBR 0.62 0.63 1.37 0.81
ROE 6.0% 7.2% 14.6% 9.3%
ROA 2.8% 3.0% 9.6% 3.6%
配当利回り 2.63 3.04 2.72 4.57
配当性向 27.4% 26.4% 25.6% 39.7%
総資産(億) 723.6 3665.1 437.3 165328.0
自己資本(億) 341.4 1629.7 289.6 56962.5
自己資本比率(%) 47.2 44.5 66.2 34.5
一言感想 びあげ まああげ あげ よこばい?

 今週は比較。配当優待利回り(http://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2018/07/29/210000)を見ながら気になったものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。三谷産業。北陸地盤の総合商社。化学品や空調設備が主力。比較に化学商社。ゲストに三系の大ボス三菱商事様。

 

三谷産業

業績

100株で陶磁器で配当あわせて 7.02%。

 普通に商社という感じです。薄利も意外にしぶとく黒字を続けBPSなら伸ばしてきてる。卸は小売に近く為替絡む海外比率多めとか世界環境に大きく影響される資源などでないなら案外安定してるなんてことは多めです。

で、ここはそんな感じ。2002年から2005年あたりに赤字が続くもそれ以後はリーマンで純赤字を少し出してる程度で長く安定的です。

ついでにゆるやかな成長もみられ売上利益も微妙に伸ばしてますね。

2Qで減収も大きめの増益ですね。増配も入ったようです。

 

財務

 自己資本比率などはほどほど。卸にしては高いとは見れるかも。借り入れ自体はそこそこ重そうです。総負債≒流動資産くらいですので大丈夫は大丈夫でそうですね。自己資本比率も減るというよりは増えるようですし。

資産は増えてますが有価証券増えてますね。要るのか?って部分はありますが有価証券増やしていられる余裕もあるとは見れますね。

 

CF

卸にしては結構 投資してますね。営業CF出してますがFCFで長期に出てるか出てないかで言うほどCFに余裕はなさそうです。増配に来てますが言うほど余裕もなくこれ以上はあまり期待しないほうが。

 

稲畑産業

業績

クオカード。3年で4.3%。

 三谷と傾向は近いですね。ただ過去にも赤字などなくより印象はいいかな。近年も好調で 2Qで減収も利益は前年並み。好調継続となりそうで計画もいちお増収増益。消費税絡む3Qでてどうなるかですけど。

 

財務

 自己資本比率は改善傾向。良化は良化で借り入れも返す方向ですかね。資産の多くは手形と商品と現金くらい。これで総資産3600億のうち2400億くらいかな。卸っぽいですね。

 

CF

 マイナスの年もあるも営業CFは長期にプラス。設備投資はすくなめでFCFも長期に普通にプラスですね。これは三谷よりよく見えます。

増配しながらも今の配当水準は余裕で自社株買いもしてますね。いいのではないか。

三洋貿易

業績

優待ないです。

 ですが、業績としては赤字もなく長期に右肩となる感じの推移ですね。利益率なども上の二社を上回り普通に一枚も二枚も上の会社に見えます。

9月決算で本決算通過増収増益で、計画も増収増益ですね。過去計画も利益は上振れすることも多く保守的となりそうでそのあたりも手を出しやすそうです。

 

財務

 好財務。自己資本比率なども上昇と順調な会社のものですね。資産構成も手形商品現金と余計なものは少なめそうなのも状態の良さを示しそうです。

いいのではないか。

 

CF

営業CFでて、投資少なめでFCFが出てます。状態のいい卸という感じです。 

配当なども無理のない水準で増配が続いてますね。ただこれは利益並となりそうですが。

 

日足週足月足の値動き判断

日足であげ
週足でまだ下げかなあ
月足であげてさげ
確認。

評価・売買判断

三谷産業

テクニカル的には、東証に来たのが2014年のようでそれ以後2015年まで株高。その728円からずっと高値安値の切り下げの下落トレンド。これが231で下げ止まり上昇に転じたとするか否かってところかと。底は231、293あたりも底にみれるかもね。


ファンダ的には、業績自体は堅調で安定に見えますし、BPSを増やせる程度は順調ですが財務CFには言うほど余裕はなく、還元などの伸び代も限定的かな。むしろ増配などは頑張ってる印象。こういうのは安ければ。陶磁器欲しくて利回りに納得するならもういいかもですが、PBRあたりでみると下もあり不安は不安ですね。なのでやはり利回りに納得できるかあたりで考えるのが良さそうですね。

 

稲畑産業

 三谷と業績傾向は近いけどCFに余裕がありもうちょっと増配などもできそうです。このあたり三谷より有利そうです。それがPBRで三谷と同等はこっちが有利に見えますね。も、優待利回りみると三谷のほうが有利とわりとバランスとれててフェアバリュー感ある。

あとこの会社ももっと低い評価のときはあるのでその意味では気をつけたほうが良さそうで安心もしないほうがいいでしょう。

 

三洋貿易

順調な商社。状態はよく目下も好調そうです。悪くないですがバリュエーションですよね。PER10切は高くは見えないかもですが、卸としては評価が高いほうですしまた三洋貿易としても高めの水準です。そのへんを理解しながらなら選択するのも悪くないかもですね。

 

 

三菱商事

 売上が飛んでますが、「収益は、IFRS第15号の適用に伴い、財の移転を本人としての履行義務と認識して、対価の総額を収益として認識する取引が増加したことなどにより、前連結会計年度を8兆5,364億円(113%)上回る16兆1,038億円」とか言ってますね。ごめんなさい。ちょっと何言ってるかわかりません。これだからIFRSはあまり好きではないのですが、EPSやBPSの推移から判断すると利益面は足踏み。も蓄財は進んでいるという感じで停滞足踏み企業となりそうです。現金なども見る必要はありますが配当狙いとかでしたらいいかもしれません。

で、財務も自己資本比率は改善っぽいですしBPS上昇の中で増配みたいなかんじなのでこのあたりからも。ただし利益並みで利益が減ると減配はありそうです。

こういうのはBPSとPBRからPBRから下にも上にもありそうです。難しいですが減配も多少見込んで配当利回りが納得するならありかもしれない。

優待?天下の三菱様が優待など軟弱なもの出すわけ無いでしょう?(出したらごめんなさい) 

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

3月7日に名古屋の方でエクセルテンプレの勉強会します。

講師として招かれるようです。

かなりマニアックな感じですが役立てればコスト以上の効果はあると断言したくは思うエクセルテンプレ。

未使用というよりは使ってるけど使い方がよくわからないみたいな種の人が一番向いてそうです。

 

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

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