
投資で判断するにあたり
頻出するワードというものがあると思うんですよね。
すなわち・・
評価が高い低い
期待されてるされてない
値段が高い安い(割安割高)
それらについて考えてみようという話。
これらは違うことを指しているのでしょうか?
評価が高い低い
期待されてるされてない
値段が高い安い(割安割高)
たしかにそれぞれ若干ニュアンスは違うよ?
うんわかる。
でも違うとするなら、以下のことが頻出すると思うんだ。
例えば・・
評価が低いのに期待されてる。
期待されてないのに割高。
評価は高く大いに期待されているのに割安。
・・もしかしたらそういうこともあるのかもしれない。
でも、自分の感覚的にはそんなことはほとんど出てこないというか、上の例えがどういう状況か自分は説明できなかったりします。
期待されててかつ評価が低いとか、期待されてるけど割安とかいうのはよくわからないわけです。
なのでそれらは多少のニュアンスの違いはあれど基本的に示す意味は限りなく近いものだと思うわけです。
すなわち・・
評価が低く期待されてない割安
評価が高く期待されている割高
この2つしかないと考えるのが賢明だと思うんだ。
そう思いませんか?
それを認めるとすると以下を認めないといけません。
割安な期待されてるあるいは評価が高いものなんてない。
割安とする限りそれは評価は低く期待もされていないというものである。
期待を集めたり評価が高くなりつつ割安なものなんてない。
それの評価が高いとか期待されてるとする限りそれは割高になるしかない。
認めざるを得ないと思うわけです。
上のそう思いませんか?でそーだそーだと思った人で認められないなら賢明じゃないからね。
そーだそーだ思わなかった人はいいけどそれなら評価が高く期待を集めてかつ割安という事象ってどういうことか説明してくださいね。
自分が危惧してるのは都合のいい、いいとこ取りなんです。
それは例えばこの会社はすごく期待されている!としながら同じ口で割安!だとかすることです。
人は基本的には輝く未来を見たいものでしょう。
それはいいのです。それは幸せになりたいみたいな基本的な本能とか欲求でまた進歩へのエンジンにもなると思うから。
でも、そのままで油断してると、いつのまに本来は並び立たぬトレードオフのものも両立させたりする。
本当にそれが並び立たぬものなら、それは現実見えてないし、世界を捻じ曲げてるよね。自分の中で。いろいろうまく行かないんじゃないかな。
そんなことしてませんよね?
あなたの目は本来ほぼ同じ意味であるはずの評価や期待や割安割高が一つのものに都合よく映るとかなってないですよね?
自分はそういう見方をするようになってしまうのを恐れるわけです。
割安なものは評価が低く期待もされてない
評価が高く期待ができるとするならそれは割高としなきゃいけない。
自分はその覚悟をもって企業を見ようと思うわけです。
割安として買う以上は自分はともかくまわりから評価もされてなく期待もされてないとするしそれにまつわる不都合も受け入れる覚悟。
これは評価が高い、期待されているとするなら割高とするし、また割高になることになるデメリットも受け入れる覚悟。
これが自分の評価と期待と割安割高に対する姿勢ですし、都合のいいようにいいとこどりしないでいるための扱い方なのです。
評価と期待と割安割高。
あなたはそれをどう考えますか?
都合のいい、いいとこ取り。
していませんか?