大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(2449)プラップジャパン/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは12年12月27日取得。

比較銘柄

プラップジャパンとその他

株価

1480円(人々は、酷い泥濘に足を取られなかなか先にすすめてない。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 2449 6058 2180 3139
企業名 プラップジャパン ベクトル サニーサイドアップ ラクト・ジャパン
市場 JQS 東証一部 東証一部 東証一部
業種 サービス サービス サービス 卸売
時価総額(億) 69.3 525.9 166.4 352.6
株価 1480 1097 1095 3585
決算期 2020/08予 2020/02予 2020/06予 2019/11予
予想売上(億) 58.7 374.1 156.3 1,252.0
予想営業利益(億) 7.3 32.3 8.4 32.0
営業利益率 12.45% 8.63% 5.37% 2.56%
予想純利益(億) 4.3 0.0 5.9 19.3
EPS成長率(年複利/期間) 1.5%/13年 -100%/10年 13.9%/13年 11.4%/6年
BPS成長率(年複利/期間) 5.9%/12年 35.4%/9年 7.5%/12年 15.1%/5年
PER 13.75 #DIV/0! 27.91 18.22
PBR 1.39 5.37 6.6 2.35
ROE 10.1% #DIV/0! 23.6% 12.9%
ROA 8.0% 0.0% 10.2% 3.9%
配当利回り 2.64 - 0.46 0.61
配当性向 36.2% #VALUE! 12.7% 11.2%
総資産(億) 53.5 269.6 57.9 489.9
自己資本(億) 42.7 102.9 23.0 143.2
自己資本比率(%) 79.7 38.2 39.7 29.2
一言感想 停滞気味 増収足踏み 停滞から増益? まああげ

 今週は比較。ROIC変則3年平均(http://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2015/10/18/000000)で上位の方で年初来安値近辺にいるものからチョイスして比較します。質を維持してるのに株価が低迷してるものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。プラップジャパン。広告マーケティング系。比較に高評価な同業っぽい。ゲストにジャパン仲間の乳製品。

プラップジャパン

業績

PR系ですが、長期に業績は安定ですね。赤字などもなくBPSなら右肩っぽういです。成長風味ではあるけど売上利益は前年割れ含みで、2019、2020の減収は印象良くないですね。特に2019は大きめな減益もありますね。

2019「日本、中国、シンガポール連結子会社を加えた当社グループは、当社単体及び中国子会社において前期同水準の受注獲得に至らなかったこと、人材投資等による販売費及び一般管理費が増加したことなどにより、減収減益の結果」だそうです。数字的には販管費率が上がってますね。過去にある水準なのでまた戻るは考えられるところですね。ただ売上は弱気なのでここの反転はみていところです。これからでる1Qが注目ですかね

 

財務

財務は借り入れなどもなく健全ですね。特に収益水準が上がってきてる2014年以降は純資産ののびが加速でその水準自体は上回ってそうで純資産の積み上げは続きそうです。

資産内容も流動の特に現金中心で端的に事業のために投資や資産必要なさそうでお金まだまだ増えそうですね。

 

CF

貸借通りに投資は必要なく営業CFは安定的でFCFは常に出てる感じ。マイナスもあるけど 
差入保証金(取引や賃貸借契約に際して担保として差し入れる保証金や敷金を処理する資産勘定)で大口契約でもあった感で特にマイナスという感じでもなく相当なCFマシーンっぽく。増配しながら現金増えてるので配当の継続性はかなり堅そうというかまだまだ増配できそうですね。

ベクトル

業績

 くっそ売上伸びてるけど利益で足踏み。純利益ではほぼゼロみたいな感じで規模拡張もコスト先行って感じですね。2019年決算説明資料からは「M&Aに伴うのれん償却費の影響、及び、一部事業の計画未達」とのことですね。未達部門のあしたのチームも対策を打とうとしてますね。売上では伸びてます。まあ以下で。

https://global-assets.irdirect.jp/pdf/menu_file/6058/20190517114523_5163.pdf

利益を年20%伸ばす目標でしたが売上は伸びるも利益は伸び悩んでますね。コストがかかってそうです。このあたりをどう考えるか。部門を見ていくと伸びてる部門はくっそ伸びてるみたいなところがあってやはりいろいろ優秀さを感じます。さらに原価率は下がってきてますね。それ以上に販管費が増えてるので伸び悩んでますが販管費を抑えられたらぐっと伸びそうはたしかにそうです。

 

財務

 財務は健全なところから借り入れを増やしてきて悪化傾向でしたが2019年は大きく借りて悪化が加速してます。とはいえ借り入れは現金と投資有価証券くらいの規模で危機とかそういう水準ではないですね。

 

CF

 で、借り入れは投資に使ってそうです。子会社取得、事業譲受、投資有価証券の取得等々。営業利益や営業CFなどをみるに伸ばしてるので有効に使ってそうでしたが、2019年にその路線に躓きも見られてきてるような局面。

ここを立て直せればぐーんといきそうはそうですね。

サニーサイドアップ

業績

ずっと薄利でまた赤字とかも時々出してきてる感じだったけど、2019年決算(19年8月)から業績がよくなってきてるね。で、株価は2017年位から高値圏で2019年位から大きく上昇となるね。すごいね。何をみてたのでしょうとか思いますがそれがさておき、大きく業績が伸びた2019年。・・これからな?マーケティング・コミュニケーション事業で「当連結会計年度では、「渋谷ストリーム」や「渋谷ブリッジ」など、渋谷再開発プロジェクトにより次々と誕生する話題の商業施設の開業PR等を多数手掛けており」目立つ大きめな仕事が注目されてるとか。広告とかは特にこれがこれの結果とか効果が見えにく部分があるのであってるかはわからない。それとも単純にスポーツ部門などあるからオリンピックテーマ?部門自体は好調ですね。全体からするとそれほど比重は大きくないですが。

ただ会社としては好調でノッてるといえば乗ってますね。

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そのた決算資料も施策も多くこのあたりもノッてる感が。

数字的には原価率の低下が見られます。純粋に売上規模が伸びたことによる影響下。売上と原価率は注目してたほうがいいかもしれない。

 

財務

財務はそんなによくもないです。ですが借り入れなどはあまりないですね。 負債で多いのは買掛などですかね。そんなに心配なかろうと思います。実際近年好調なので一気に自己資本比率が改善してきてます。ただ業績が後退すると財務も後退しそうでそれをみると結構まずいかもです。

あとは2016年とか利益剰余金とか追い詰められてます。大きめな純赤字とかは複数あるので衰えを見せている局面では近づかないほうがいいかも。だから目先は好調です。

 

CF

営業CFでマイナスも多く。まあこれは売上債権などの影響も多そうだけど。だから近年は好調。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげから転換?
週足でもみ合い?
月足であげかもみあいか
確認。

評価・売買判断

プラップジャパン

テクニカル的には、長期には上げっぽい推移ではあるけど2013年の高値も破れてないしもみ合いが続いていると見たほうがいいのかな?その中で一応2589、787、2050、941からのブレイクアウトで上昇開始と見れなくもないです。となると1871を見ながら1277辺りを底にみてるのが良いかもしれないですね。


ファンダ的には、成長性は微妙も安定性は高く財務CFに問題ないと言うかCFは超余裕のタイプ。配当狙いはかなり機能しそう。配当利回り高いときとか狙うのがいいんですかね。今は程々のようです。

 

ベクトル

本業は好調で借り入れも頼り高くもすすめ 売上などをすごく伸ばしているはそうですね。その中で目先加えた事業がコストが掛かり利益で足踏み入った局面と言えそうです。株価は成長期待が入ってたということでしょうね。かなりの下落から一旦反発してきたくらい。事業の立て直しに成功しまた増益基調に戻せるなら面白そうです。

ただバリュエーション自体はまだまだ高いと言えそうでもっと手こずるようならもっともっと下も考えられるところ。迷いどころですね。

 

サニーサイドアップ

定量的な観点では確かに直近業績が上向いて来てる感はありますが、財務とかCFなども踏まえて状態もあまりいいというか言うほど優秀な感じもなくPER30近くは過剰でしょ?とかはそうですね。

ただ決算説明などの雰囲気からうまくいきだしているな感も同時に感じられるところでいまノッてる企業といえばそうかもしれない。その勢いに乗るのは意外にありかもしれない。この視点だと業績後退などは許容せず逃げたほうが良さそうだね。利益率自体は低くこれがもっと改善は普通に有り得そうでそのシナリオだとPER30も30じゃなくなるかもね。うんだから勢いが維持されるならあり得るかもしれない話くらい。

 

ラクト・ジャパン

なんか知らないけど微妙に好調だね。減収とか減益もあるけど大枠では成長は成長くらい。 利益率低いね。って卸か。

卸にしては評価高すぎではないか?と思います。なんですかね。この理由。

状態は財務は悪いです。160億とか借り入れあるみたいだけど営業CFはあまり長くデータがないのでそうでもないかもしれないけどマイナスかも。なにか理由はあるんだと思うけど卸もそうだし今の数字的に今のバリュエーションに見合うような変化があるかというならこれはNOと断じていいのではないか。

なので見てるだけでいんじゃないかな。見てなくてもいいくらいかも。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにないですねー。

 

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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