大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(2492)インフォマート/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは12年12月27日取得。

比較銘柄

インフォマートとその他

株価

986円(人々は、押されても押し返しを繰り返し進撃を続けてる。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 2492 3031 3814 4380
企業名 インフォマート

ラクーン

ホールディングス

アルファクス・

フード・システム

Mマート
市場 東証一部 東証一部 JQG 東証マザ
業種 サービス 卸売 情報通信 情報通信
時価総額(億) 2558.0 158.9 32.5 37.6
株価 986 834 1294 1538
決算期 2019/12予 2020/04予 2020/09予 2020/01予
予想売上(億) 84.4 34.5 25.0 7.5
予想営業利益(億) 24.2 6.7 2.5 2.1
営業利益率 28.66% 19.42% 10.00% 28.38%
予想純利益(億) 16.2 4.3 1.5 1.4
EPS成長率(年複利/期間) 12.7%/12年 #NUM! -2%/13年 #NUM!
BPS成長率(年複利/期間) 15.1%/11年 9%/12年 2.2%/12年 123.6%/3年
PER 138.87 36.47 21.40 26.49
PBR 20.53 5.48 2.33 4.4
ROE 14.8% 15.0% 10.9% 16.6%
ROA 13.4% 4.8% 5.0% 13.0%
配当利回り 0.37 - 0.77 0.65
配当性向 51.8% #VALUE! 16.5% 17.2%
総資産(億) 121.3 88.5 29.7 10.9
自己資本(億) 102.6 26.9 13.7 7.8
自己資本比率(%) 84.6 30.4 46.1 71.5
一言感想 あげあ あげあげ 増益? あげあげ

 今週は比較。ROIC変則3年平均(http://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2015/10/18/000000)で上位の方で年初来安値近辺にいるものからチョイスして比較します。質を維持してるのに株価が低迷してるものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。インフォマート。企業間同士をつなぐシステム提供主に外食向け。比較に近そうなイメージのもの。ゲストにマート仲間というか事業も近そうなMマート。

 

インフォマート

業績

株プラスで年初来安値近辺から拾ったのですけどチャート見て・・あり?ということでどうやら分割があったようで分割前の株価なら年初来安値近辺ということで二分割みたいなのでだいたい年初より倍だね。 よって拾った意図とは真逆の調子が良くて株価も伸びているというものになるね。選んだのでやっちゃいます。

成功したWEBプラットフォーム企業。主に外食向けに食品買いたいところと売りたいところをマッチさせるという事業から今は他にも様々なサービスまで増やしたという感じだね。長期に減収などなく売上規模像に応じて利益率も上がってきてるというかなりプラットフォームの教科書的に優良な流れで成長で普通以上に優良企業です。ただ完成された印象は受けるところで高成長というステージを期待する段階ではないかなとは感じます。

大きな増益のあった2014年「売上高の増加に加え、前連結会計年度における「BtoB&クラウドプラットフォーム(次世代プラットフォーム)」のリリースに伴う既存プラットフォームの期間短縮による償却が前連結会計年度末に完了したことからソフトウエア償却費(売上原価)が減少し、営業利益は1,945百万円と前年度比850百万円(77.7%)の増加」・・だそうです。会計的理由だね。

減益の2016年「システム開発の強化によるソフトウエア償却費の増加、今後の事業成長へ向けた人員増による人件費の増加等で、営業利益は1,765百万円と前年度比191百万円(9.8%)の減少」

2017年も・・上と一緒ですね。ソフトと人材への投資が長引いたとなりそうですが、1018年には利益を伸ばしてきてます。この辺りは売上と事業性を信じながら長く見るのが重要かもしれませんね。

3Qで増収増益。かなりのペースト言えそうです2017,2018の投資の収穫期とは言えるかも。

というわけで一度の減益を乗り越え好調となりそうですね。

 

財務

 2015年に資産が跳ねてます。「純資産は、9,414百万円(前連結会計年度末比5,385百万円増)となりました。主な増加要因は資本金が2,155百万円、資本剰余金が2,533百万円と利益剰余金が661百万円増加」

中身的には主に現金増えてますね。株式の発行による収入ですね。それの関係で資本金や資本剰余金に振り分けられた感じですね。

有形固定資産はほとんど持たず無形としてソフトがありますが基本的には流動寄りでそれもだいたいお金といかにもWEBプラットフォームって感じの貸借でケチがつけられない財務と言えそうです。

 

CF

営業CF推移は注目。毎年伸ばしてます。極めて強い事業のそれと言えます。 営業CFマージンも極めて高水準でまあ数字的には堀持ちですね。事業が強くて儲かるしかないみたいな企業。2013年以前は投資先行でFCF出てないみたいなところもありましたが2014年以降はFCFも出るような感じでなんの不安もないくらい。配当性向は低くもないですがまだ行けそうですね。よって投資なんですが買収くらいしないとたぶん現金が積み上がっていくことのなるのではないかと思われるところです。

 

ラクーンホールディングス

業績

企業間決済を助けるサイト みたいな感じですね。インフォマートとの違いは飲食もありますがもっと商材が幅広そうなのと輸出入などもやってたり決済や売掛保証などのファイナンスなどもやってるところですかね。

で、銘柄スカウターとかIRbankでは売上が凄く減ってる期があるのですが、会計基準でも変えたかな?って思いましたが有報見る限りそうでもなさそうでよくわかりませんでした。

まあよくわからないけど長期に営業利益を伸ばしてて銘柄スカウターで2015年以降は売上も順調というか増収増益が長く続いている感じで利益率なども高く相当に優秀な業績をだしてるとなりそうです。

それで目下も2Qで大幅な増収増益です。

まあ比較だしあまり深く突っ込みません。

 

財務

自己資本比率が減ってきてます。 流動資産売掛金が顕著に伸びてますね。買掛金が同様に。負債は直近2019で借り入れして土地建物買ってますね。「本社ビル取得に伴う有形固定資産の取得」だそうです。この買掛売掛比率が大きくなることで自己資本比率が悪化してるとはなりそうです。決済とか保証サービスしてるのでそのへんの影響もありそうです。

 

CF

営業CFはだいたいプラスできてましたが、2019年マイナスですね。 預り金とか売上債権などでマイナスが大きかったので大きな解約とかあったのかもしれません。ちょっと引っかかりますが2Qで増収ですしまた営業CFは大きくプラスなので問題なしかな・・?って感じ。基本設備投資はあまりせずFCFは出る感じですが2019年にお金借りて自社ビル取得するような行為をどう考えるかですね。要らないのでは?というのも一つの見方だし借りてるのだしコスト減にもつながるだろうから良しとする考えもありましょう。だからどう考えるか。

アルファクス・フード・システム

業績

POS集計とかその会社内で完結するいろんなシステム屋だね。主に飲食向け。

長期に伸びてる感じはいたしません。その中で近年は調子いいね。くらい。

本決算通過し増収で利益は前年比181%増の好成績なんだけど減益計画出てたり過去の計画もあまり当てにならない感じで扱いづらさは感じます。

いちおうASPサービス事業ってのが利益率高そうですがここが伸びたから増益みたいな事になってそうですね。このASPサービス事業は近年好調ですね。その中で2019年は売上加速したという感じです。

 

財務

過去は結構苦戦して利益剰余金マイナスまで。2014年までは株主資本もずっと減らしてる感じですね。そこから反転という感じです。借り入れなども返してきてますね。 

 

CF

2015年位かから反撃感。2017年などに大きく設備投資して利益を伸ばしてるのでこらえて反転し加速を見せてきてるなんて見方もできますね。 

 

日足週足月足の値動き判断

日足であげ
週足であげ
月足であげ
確認。

評価・売買判断

インフォマート

テクニカル的には、 月でドローダウンもあるもきれいな上昇トレンド。その中で週で調整をこなし高値抜いて来たところでで日足だと高値圏でもみ合いだね。素直に長期上昇に乗るかという局面か。ただバリュエーションは普通以上に高いのできっかけあればどこまでも落ちうるとしてたほうが良さそう。底で逃げるのが重要かと。有り得そうなのは933、734、705とか。そして過去には半分以下もあるので難しいね。


ファンダ的には、ケチがつけられない強い企業で極めて優秀なCFマシーン。いまのところ成長も順調で状態としてはケチがつけられないですね。

ですがーPER140はどうですかね?EPS成長率20%~30%出てるならあるいは養護も出来ますが長期のそれが15%も割る感じの中でPER100超えは端的には評価しすぎです。過去を見ればPER10くらいを切る局面もあったようです。そこまで下がるのは考えにくいですが高いがゆえに底なしの下落余地はあるとは見てたほうがいいでしょう。

もっともいい会社だから選択も選択だとは思います。株価にも注意しつつなら。

 

ラクーンホールディングス

目下好調。ファイナンスも絡み状態のわかりにくさとかはありそうですがひとまず自己資本比率の低下なども踏まえても状態は良いのではないかと思われます。そうなると高収益の高成長企業となりそうでPER30超えもあり得る水準で狙いようもあるとは思うところです。まあ安くはないと思うけどね。 でも常に高いみたいなところもあるしみたいな。

 

アルファクス・フード・システム

過去には赤字も多く、また複数の事業の影響があり見えにくさもあり、計画もあまりあてにならなく正直扱いづらいと感じますが、調子は良さそうで目下トータルでは高収益で優秀な結果を出しつつあるようにも思えます。 株価的には随分もみ合いが続いてるようですね。そのなかでもみ合いの下の方。わかりやすく結果が出てくるなら面白いかも・・とかは思います。どちらかといえばハイリスクハイリターン組か。

 

Mマート

だいたいインフォマートって印象の事業内容。

目下の業績はいいですね。利益を大きく伸ばしてきてます。ただ売上の伸びは甘いかという印象。 目下の売上の伸びも落ちてきてそうなのもどうかなと。

まあでも高収益は高収益ですね。財務CFなどもも問題なさそうでいい会社には見えます。

上場してあまり経ってないのと売上成長鈍化でPER26程はどうでしょうね?もっと下もありそうな気もしますが基本的にかなり高収益にも見えるので見直されるのも普通にありそうな水準にも思えます。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

2020年は始まりました。

このブログも通常運転になります。

それぞれのペースで行きましょう。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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