大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(9960)東テク/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは11年11月25日取得。

比較銘柄

東テクとその他

株価

2465円(人々は、破竹の進撃も挫かれて態勢を立て直している。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 9960 5997 6458 6040
企業名 東テク 協立エアテック 新晃工業 日本スキー場開発
市場 東証一部 JQS 東証一部 東証マザ
業種 卸売 金属製品 機械 サービス
時価総額(億) 344.8 47.3 524.9 138.6
株価 2465 788 1929 866
決算期 2020/03予 2019/12予 2020/03予 2020/07予
予想売上(億) 1,100.0 104.1 428.0 69.0
予想営業利益(億) 56.0 9.4 77.0 7.0
営業利益率 5.09% 9.03% 17.99% 10.14%
予想純利益(億) 41.0 6.5 51.5 4.4
EPS成長率(年複利/期間) 12.8%/13年 6.2%/12年 8.6%/13年 1.8%/7年
BPS成長率(年複利/期間) 8.4%/12年 4.1%/11年 8.7%/12年 35.8%/6年
PER 8.19 5.79 9.76 31.25
PBR 1.13 0.6 1.2 2.42
ROE 13.8% 10.4% 12.3% 7.7%
ROA 5.0% 5.5% 8.3% 6.4%
配当利回り 2.72 2.54 3.01 0
配当性向 22.3% 14.7% 29.4% 0.0%
総資産(億) 824.0 118.9 621.7 68.9
自己資本(億) 287.0 59.8 397.2 56.8
自己資本比率(%) 34.8 50.2 63.9 82.5
一言感想 あげ あげ まああげ 足踏み

 今週は比較。2019/11/25時点で年初来高値から5%以内のもので2018/12/28比較でROE及びEPSで20%以上増加時価総額130%以下のものからチョイスして比較。去年末より状態よく年初来高値近辺で上がってるかつ30%までで上がり始めを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。東テク。空調商社。比較に空調系。ゲストに空調の対義語っぽいスキー。いや屋外で空調しなさそうなので。

東テク

業績

空調関連の商社であることに注目。あくまで商社でメーカーではないので商品は転売ということになりその意味で比較のものと利益率で劣りますね。そこらも留意しつつ。

まずは震災前震災後で業績傾向が違います。震災前は売上は横ばい気味で利益も循環気味でした。赤字などはなく停滞蓄財企業という感でしたが震災後は躍進。売上利益で前年割れもないかなーという感じで成長ルートです。

利益が跳ねた2012年あたりを見ると「停滞気味の市場における受注環境は想定以上の厳しさでしたが、東日本大震災後の復旧需要や「省エネ」・「節電」に係る工事の取込や機器類の販売が伸びたことなどにより、業績は順調に推移」と環境良化っぽいですね。

基本的に売上上がると原価率が下がるような傾向がありますし、売上減る時にそれ以上に減益みたいな傾向は見て取れますね。

で、2Q増収増益ですね。結構な増収増益。好調となりそう。ただ「当期首に株式を取得したアイ・ビー・テクノス株式会社及びその子会社2社を連結の範囲に含めたこと、並びに、商品販売事業における売上の増加」なので買収効果も結構ありそうでこれをどう考えるかですね。

 

財務

 資産伸びますよね。これだけ順調だと。

あと自己資本比率改善なので質的にも向上ですね。ROEの向上も伴ってるので相当順調。

あとは資産は流動資産より。流動資産もだいたい手形とか債券でこのあたり卸っぽいですね。その中で近年固定資産を結構なペースで増やしてます。土地建物建設仮勘定。これは営業所とかですかね。拡張の意思っぽいのは感じますね。

CF

 CFはマイナス混じりまあ売上債権あたりの変動です。このあたりTOB感。であまり投資は必要ないは卸の特徴ですが2014年辺りから投資が盛んですね。

業績も踏まえ投資して業績伸ばしてる感は結構感じます。いろいろ順調そうですね。

協立エアテック

業績

2006年以降は赤字もないけど シクリカルで足踏みな感じで、売上利益は一進一退な感じだけど、2014年位からは3步進んで2歩下がるみたいな感じで進みだしたかな?という印象で特に近年は好調ですね。

3Qで増収増益だけど3Q自体は減益だね。上半期好調で減速感だけどこれをどう考えるかだよね。

あとは東テク比較で利益率は高いけどROEやEPS成長率では水を開けられてる感じで新晃工業にも近いことも言えるので一つの事例として。

 

財務

 財務は普通くらいか。一応良化が続いてそうです。

資産は流動のほうが多いけど、固定資産もそこそこ。機械装置及び運搬具とかもあって工場持ってそう。

借り入れはそこそこあるけど現金ももってるのでもうあまり心配ない感じかな。現金も増える傾向。

別に問題とかなさげかな。

 

CF

営業CFは普通に。投資もしてFCF出てて普通に堅調ですね。増配もしててまだまだ余裕そうだね。

 

新晃工業

業績

 協立エアテックに近い業績傾向か。ただ長期に営業赤字もなく、減益とかもあってもマイルドな感じで協立エアテックよりは安定感も感じ利益率も高いので一枚上手かな感。

EPSBPSもなかなかなペースで伸ばしてて、全然悪くないと思います。

だから毎年伸びるとは全然言ってません。現に営業利益なら3年ほど前年割れ続いてますし。

今期は2Qで増収増益。奮ってる感じ。

 

財務

 財務は改善が続きおおよそ借り入れも返しちゃってますね。順調で問題なさそうとしか。

CF

 営業CF安定。投資してFCF常に出てる感じですね。現金の積み上がり方もやばめ。ROE下がってないのでいいっちゃあいいのですが

 

日足週足月足の値動き判断

日足であげ
週足で直近高値ブレイク
月足であげからさげ
確認。

評価・売買判断

東テク

テクニカル的には、週足で直近今年の高値を破ってきてる局面。短期には強い印象だけど長期だとまだ難しい局面。3355からの下落感もまだまだ。とはいえ反転点になるなら妙味ですので底1904 、1916、2059当たり見ながら狙うのはありやもしれませんね。


ファンダ的には、状態はよくまた目元も絶好調の部類。ここは卸らしくないが投資もこなしてるとなると卸ですら投資が必要なほど順調とも解釈・・できなくもない。

評価としてはいかにも低評価っぽいPER8のPBR1.1程度ですがこれでも地味目の業種の卸としては高評価と言えて東テク自身としてもPER4切りとかPBR0.3以下とかあるようです。安いとみなすのは結構危険かな。そのうえでどう考えるか?みたいな感じでしょうか。

 

協立エアテック

順調としか。ただ毎年増収増益してる 感じでもないからそのあたりをどう考えるかだよね。

PBR0.6とかPER6切りは正直馬鹿にしてるレベルで安いと思うけど、過去を見るとPBR0.3切ったりもしてそうです。とまあ基本的に将来を信じられてない感はありやすいと見てそれがするする解消されるとするのもどうかな。

目元3Qも減速感ありますしね。

 

新晃工業

状態はすこぶる良いとしか。業績は前年割れくらいは平気で放ってきますが。

評価はPER10のPBR1.2は別に高く見えないですが、だからこの手の会社は平気でもっと下に置かれてきたところがあって、ほんとにそのあたりをどう考えるか。実際投資をするなら結構センシティブな判断しないといけないと思います。 

 

日本スキー場開発

 スキー場なんて衰退一直線だろ。誰もスキーなんて行ってないみたいな感覚で見たら意外にがんばってて売上なら伸ばしてますし、スキーだから投資にあたらないは嘘です。ちゃんと少しは気にしましょう。サイトでざっと業績ぱっとみるくらいのコストは小さいです。といいつつ利益は足踏み。大きな営業減益とか純赤字も出てるので特損くらいは出してそうだし、EPSは微妙な推移であまり投資妙味はない局面かな。

ただ借り入れもなさそうで財務は健全だね。CFも意外に出てて状態自体は悪くないし展開次第ではワンちゃんあるのでは・・と評価見るとPER30超えの高評価でした。・・・優待のせい?と見ると何故か那須ハイにも使える優待が。

見ると大株主に日本駐車場開発筆頭株主というか過半数。・・駐車場の方がいろいろ良さそうだね。駐車場買えばいいとは全然言ってないです。

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

自分の中では株価という概念は後退してて、お値段は他のもので複数あるくらいのイメージになってる。

PER、PBR、配当利回りとかだね。

これを任意の使うに妥当だと思ったお値段で中身も考えていいかなぁって思ったなら買うイメージ。

 

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

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