投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。
注目銘柄(市場/業種)
(東証一部/情報通信)
株価
2674円(人々は、高い山を次々と制覇してきて今急な崖に手をかけ次の山の制覇に乗り出している。)
業績財務と指標とそれに対する分析
今日は分析。トリガーを満たしてる(かもめ勝手用語)かつROIC変則3年平均(http://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2015/10/18/000000)でいい数字なものからチョイスして比較します。端的に安くなっているかつ質のいいものを拾う意図ティーガイア。携帯販売最大手。クオカードも保有。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2019年11月8日に取得。
業績
携帯販売の大手だけどまず売上減少が気になるね。2014年からのトレンドとなりそうです。2014年見ると「モバイル事業においては、関連商材・サービスを含めたスマートフォンやタブレットの販売強化に加え、販路の収益改善や全社的な業務効率化等の構造改革を推進した結果、営業利益は増加」とかは言ってるけど売上減については触れられてなさそうですね。
2015年は「期初における前期末の駆け込み需要の反動減や通信事業者による販売施策の沈静化等の市場環境の変化に応じて、販売台数が減少した結果」と、市場環境が原因ぽくその他の期を見てもなんか外部環境のせいで売上は減ってるもうまく収益性のあるものに手を出して利益を維持してるみたいなところがありそうです。個人向けが先細り感(収益は確保してるけど)ある中で法人向けのソリューションとか決済関連とかを強化してきてる感じです。その一環でしょうねクオカード買収も。
と、クオカードを買収してます。
ティーガイア、クオカード買収、主力の携帯販売伸び悩み :日本経済新聞
そんな感じで売上を減らしながらも利益率をあげる形で利益は維持かあるいは微増くらいでしょうか。
あとはROEが高いですね。なかなか以上といえます。よって売上下げながらもBPSあたりの伸びが結構著しいは踏まえてても良さそうです。
で、今期計画は売上はかなり減少で弱気ですね。これは「業績見通しにつきましては、端末販売台数の減少等により」とか言ってるのでもうあまり携帯販売はあまり期待してない感がほの見えるところですが蓋をあけて2Qでは増収ですね。増益でもあります。いずれもちょっとで大枠横ばいですが。理由は「モバイル事業における一台あたりの収
益が堅調であったことや、決済サービス事業他にて前第2四半期連結会計期間より大手販路と新たにギフトカード商材の取引を開始したこと等」とか言ってますね。
総じて本業の携帯販売は逆風感あるも周辺事業への施策や強化などで利益を維持してるかんじで頑張ってる感はあります。トンネルだけどうまく進んでるみたいな。
あとは決算資料など見るとソリューションと決済に力を入れたい感はなんとなく感じますね。このへんの頑張りが結構ポイントかと。今の所頑張ってるようです。
財務
自己資本比率は悪いですね。と、いいつつ、借り入れなどはあまりなく負債の本体は買掛未払い金などでしたが、2018年に一気に資産構成が変わってます。資産(と負債)が一気にででんと増えてます。現在の負債の本体はカード預り金となってますね。資産も現金と差入保証金がででんと増えてます。
クオカードの部分が大きすぎてその他の部分が見え難くなってますが、CFなども踏まえて大丈夫そうって感じですね。BPSも増えてるし。
CF
営業CFは2012年にマイナスがある以外はプラスで推移。 その2012年も売上債権などが影響で利益も出てるしさほど問題ないかと。で、設備投資は基本殆どいらずかなりFCFが出るタイプですね。
それで増配が続いてますね。還元は余裕で現金余る感じなところ2017年までは自社株買いで消費していたみたいですが、2018年以降は自社株買いはストップと言うかそれをクオカード買収にあてたというかんじでしょうか。となると、また自社株買いとか飛んできそうですね。買収かもですが。
あとはクオカード買収前は現金水準がかなり低かったのは気に留めてても。
資金繰りぎりぎりというよりは自身のCFに自信があるとみなすほうが自然かなとか思います。お金は貯めず還元投資で回すという意志の現れともとれます。
日足週足月足の値動き判断
日足であげ
週足でさげてあげ
月足で谷も深いけどあげ
確認。
評価・売買判断
テクニカル的には、2018年高値こそ破れてないけど長期には上昇の推移となりそうです。その中で時折強烈なドローダウンを見せる感じだね。直近では3230から1707でおおおよそ半分近く。そこから反転してきてる現在を長期上昇の継続でいずれ3230を破るとするかがとりあえずの視点ですかね。底を見るならやはり1707しかなかろうかと。
ファンダ的には、本業において厳しさもあるけど、周辺事業を伸ばしてうまくしのいでいる感じ。CFなどは潤沢で還元投資能力自体は高く自社株買いを連発したりクオカード買収も。本業と周辺事業の推移は注意していたほうがいいかもしれない。
評価は色んな意味でほどほど下も上もありと。どっちに行くもあり得るとして方針を定めたほうが良さそうですね。総合して悪い選択肢には思えません。インカム狙いとかかなり機能しそうな気もします。
リンク
ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=3738
株探:http://kabutan.jp/stock/?code=3738
IRBANK:https://irbank.net/3738
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
特にないですねー。
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記事補足してます。