投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。
注目銘柄(市場/業種)
(東証一部/建設)
株価
4380円(人々は、ずっと場を支配してきたが最近は押すもより押し返され主導権を奪われかけている。)
業績財務と指標とそれに対する分析
今日は分析。トリガーを満たしてる(かもめ勝手用語)かつROIC変則3年平均(http://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2015/10/18/000000)でいい数字なものからチョイスして比較します。端的に安くなっているかつ質のいいものを拾う意図大成建設。総合建設大手。市街地再開発に強み。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2019年11月8日に取得。
業績
いろんな建築だね。 ビル・マンションから発電所・寺院まで。幅広く総合建設って感じ。
長期に売上は横ばい位も近年は利益率が上がる形で利益は大きく伸びてます。ですが、その前はずっと薄利で横ばいで足踏み感がありますね。営業利益率3%切るくらいだとBPSも増えてるのか減ってるのかって感じだけど近年くらいの収益性ならはっきりBPS伸びるって感じです。
近年の収益性向上は一時のものか?という視点は持てそうです。この増益は売上原価の低下によるものですね。販管費はだいたい横ばいかなって感じです。それが売上増もさほど伴ってないとなるとこれは一時のものではないかもしれませんね。
2Qで上方入ってますね。「土木事業の増収及び利益率好転に伴う売上総利益の増益により」だそうです。2Q自体も増収増益で絶好調となりそうですが、前年は大きな減益で四半期くらいはブレると見てたほうが良さそうです。というかそもそも利益は下半期に寄る感じみたいです。
総じて好調ですが建設は受注残を出している所も多いですね。そしてこれも最新四半期で前年比+16%ほどで順調となりそうです。
財務
財務の改善が進んでます。借り入れは返す方向で自己資本比率も上がってきてますね。というか現金が増えて借入金総計を上回ってますね。返せます。
資産構成はかなり流動寄りで手形類や預り金などで資産負債が膨らんでいる感じでこれは事業性によるもので財務はもう健全と見れますね。やった仕事の代金を回収できないとかの可能性自体はありますがそういうことでもなければだからもう財務健全。
CF
営業CFは乱れます。これは仕方ないですね。大きな仕事が多い建設ですしタイミングによってお金受け取る前に仕事でお金が出ていくなら営業CFは目減りときにはマイナスです。 設備投資はほぼ要らないのでだいたい営業CF≒FCF・・といいつつ直近設備投資をそこそこしてますね。みると土地やら建物増やしてますのでなにか拡張したってことですね。受注残も増えてとなるのでここでも好調と。
増配は続けてますがこれでも余裕で近年は自社株買いもはじめてそれでもお金増えるみたいな状況でしたが、2019年は久々の営業CFマイナスにそこそこ大きい設備投資でさすがに結構お金が減ったようです。
日足週足月足の値動き判断
日足でさげからあげ
週足でさげ
月足であげ
確認。
評価・売買判断
テクニカル的には、長期伸びてきて2017年に6620。そこから下落で3525まで。そこから短期反転を見せてるけどこれが中期以上の転換点で長期の上昇トレンド継続となるか否か?みたいな局面。長期上昇継続をみて入るのはありじゃないかな。底は3525が良さそうです。
ファンダ的には、状態はいいとしか。業績は確かに売上など過去のピークを越えてないですが、財務CFにはすごく余裕が出来ており目先受注もよく設備投資もしてという感じで状態はやっぱりいい。
評価は利益率が伸びだした以降では低そうな水準で安い方とはみなせます。ただ利益は後退すると悲観的なシナリオで見るとPBRあたり今の半分以下もあり得るという話でシクリカルな事業もありそのあたりをどう考えるかでしょうね。
リンク
ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=1801
株探:http://kabutan.jp/stock/?code=1801
IRBANK:https://irbank.net/1801
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
取り立てて特には。
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記事補足してます。