投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは10年10月24日取得。
比較銘柄
青山財産ネットワークスとその他
株価
1579円(人々が、苦労して越えた山の先の王国は戦乱中。)
各企業の数字と比較しての感想
コード | 8929 | 8925 | 3242 | 6334 |
---|---|---|---|---|
企業名 |
青山財産 ネットワークス |
アルデプロ |
アーバネット コーポレーション |
明治機械 |
市場 | 東証二部 | 東証二部 | JQS | 東証二部 |
業種 | 不動産 | 不動産 | 不動産 | 機械 |
時価総額(億) | 191.2 | 185.5 | 102.4 | 37.2 |
株価 | 1579 | 55 | 407 | 326 |
決算期 | 2019/12予 | 2019/07 | 2020/06予 | 2020/03予 |
予想売上(億) | 200.0 | 159.5 | 213.8 | 87.0 |
予想営業利益(億) | 16.0 | (6.6) | 23.8 | 5.0 |
営業利益率 | 8.00% | -4.15% | 11.13% | 5.75% |
予想純利益(億) | 12.5 | (27.5) | 14.5 | 4.5 |
EPS成長率(年複利/期間) | -1.7%/12年 | #NUM! | 6.3%/13年 | #NUM! |
BPS成長率(年複利/期間) | -2.9%/11年 | -7.4%/11年 | 10.2%/12年 | -9.2%/12年 |
PER | 14.95 | -6.75 | 7.06 | 8.34 |
PBR | 3.42 | 8.11 | 1.23 | 1.83 |
ROE | 22.9% | -120.1% | 17.4% | 21.9% |
ROA | 9.9% | -13.2% | 4.8% | 5.0% |
配当利回り | 2.85 | - | 5.9 | 1.23 |
配当性向 | 42.6% | #VALUE! | 41.6% | 10.2% |
総資産(億) | 125.7 | 207.8 | 304.7 | 89.5 |
自己資本(億) | 45.1 | 22.9 | 83.6 | 23.1 |
自己資本比率(%) | 35.9 | 11 | 27.4 | 25.9 |
一言感想 | あげあげ | なんかやばい | 着陸模索? | 低迷脱出 |
今週は比較。10/24時点の株プラスデータから年初来安値から5%圏内かつROE20%以上かつPER20以下のものから目についたものをチョイスして比較します。ROEが高く質が良い割に年初来安値近くで売られててかつ絶対的(PER20)にもさほど高くないものから選ぶ意図。対象25銘柄。比較の会社と数字は上記の通り。青山財産ネットワークス。不動産コンサルとか不動産諸々。比較に投資色強そうな不動産。ゲストに青山のライバルは明治なので明治代表明治機械。
青山財産ネットワークス
業績
不動産中心に相続などコンサルしたり不動産の売買もしてるようだね。
で、まずは2009年に大赤字出してBPSが8割飛んで売上も3分の一ほどになって、不動産市況というか外部環境次第では壊滅的打撃を受けると考えていたほうが良さそうです。
なのですが、2009年以後は2012年位までは足踏みもそれ以後は大きく成長してきてる感じで順調の一言となりそうです。
その中で特に大きく売上が伸びた2014年・・は買収でもしたかと思いましたがそうでもなく普通に環境に恵まれてそうで、コンサルも伸びてますが特に伸びてるのは不動産取引ですね。
続く2015年も調子いいですがこれも不動産取引が弾けててこのあたりの躍進は端的に不動産取引が伸びたからですね。
その後は、不動産取引は足踏み入ってそうですが、コンサルが継続して伸びる形で成長が続いている感じですね。総合で順調じゃないでしょうか。ただやっぱり環境悪化は怖いという来るなら極めてまずそうですが。
そんな中で2Q出て増収も減益ですね。下方など無いようです。コンサルも成長鈍化か横ばい程度ですがこれをどう考えるか。
財務
財務は良くないですね。長期借り入れは増える傾向ですね。その中で短期借り入れして次のとき返したりしてますね。資金繰りですかね? 返したからさほど問題なさそうですが。で、販売用不動産が急激に増えてますね。40億ほどでだいたい純資産とイコールです。不動産市況の悪化はやはり重大なダメージまで発展しそうです。とはいえ現金もあるので死ぬまではないかな・・というところ。で。2Qで借り入れ増やしてさらにお金積んでますね。不動産は減ってません。
なので会社はたぶんやる気。
CF
不動産販売強めですが営業CFはあまりマイナスにしてなくここはわりと抑制的です。リーマンの反省もあるかもしれません。
設備投資は殆どいらないタイプ。投資してるかなーとみると有価証券買ってるとかそんな感じ。還元は積極的と言えそうで増益しなくても増配してくるみたいな感じ。今の所手持ち現金などからは今の水準は余裕そう。
アルデプロ
業績
並べては見たけど、業績見て、あーうん・・・みたいな推移。端的には良くないし投資先としてすごく扱いづらさそうな感じですね。
リーマンから大赤字連発で債務超過の業績も総崩れで、2004年位から2007年にすごく業績が伸びて、2008年時点では在庫もたくさん持ってたようですが、2009年に棚卸資産がごっそり減っててここで不動産を赤字で投げたんだなというのが見て取れます。2008年だけでは投げきれず2009年もすごい赤字を出してその後会社は残り滓のようになっててよく生きてこれたよね・・って感じです。
そんな感じですが近年は売上伸びてきてます。ただ同時に純赤字とかでてこのあたりが扱いづらい感じですね。
財務
2007年に剰余金が79億から2009年とかの利益剰余金とか-450億とかなかなかひどい。
それも頑張ったのか2014年に剰余金プラスに転じるも、2019年にまたマイナスですね。
そして財務はとても悪いですね。ですが額の大きい不動産を扱うこともあり借り入れが84億から160億に増えてまた82億になるとか乱高下してこのあたりも扱いにくいですね。で、資産はほぼ転売用不動産です。不動産市況が全て感あります。
CF
極端に不動産販売に傾いてあまりCF見る意味もないかな。
不動産買ったら営業CFマイナスで売ったらプラスみたいな。投資などもほとんどしなくて良さそう。
アーバネットコーポレーション
業績
リーマンなどでダメージ受けてるけど上の2つよりはマイルドな印象・・といってもBPS7割飛ばしてますが。というわけで不動産販売・・特に投資寄りの不動産は外部環境にちょー影響受けると思ってるのが良さそうですね。
ですが、2011年以後は堅調ですね。毎年伸びるまでじゃないですが安定して利益出てますしBPSくらいなら右肩です。ただ転ぶときいきなり大怪我するのが このあたりでやっぱりそのあたりの警戒は解かないほうがいいと思います。
財務
財務は悪いですね。借り入れを増やしながら不動産買って売るみたいなスタイル。
その中で不動産在庫を増やすのやめて2019年には借り入れも減らして来てますね。不動産市況に警戒を抱いて準備してるのかもとかは思います。
CF
現金増やしてきてますね。 設備投資・・してますね。いい不動産は抱えて賃貸にしてるのかも。賃貸部門もあるようです。は、ありますがだいたい不動産の開発販売とか仕入れて販売なので不動産売れたら営業CFプラスで、在庫増やしたらマイナスで直近は営業CFプラスで攻撃より守りに転じてるとは見れます。
日足週足月足の値動き判断
日足で方向性なしかな
週足であげて三角持ち合い的
月足でまだあげ
確認。
評価・売買判断
青山財産ネットワークス
テクニカル的には、長期上げの中で2619まで高値取るもそこから大きく調整で週足で三角持ち合い的な形成をしてますね。 下は1270上は1751を睨みながら1751突破の上放れあるいは1270切って逃げるみたいな形がよろしいかも。
ファンダ的には、コンサルなども伸びてるけど、事業の中心は不動産取引で不動産市況によっては致命的な業績悪化も有り得そうな感じ。とはいえ営業CFなどはプラスも多いし手持ち現金もかなり確保してそうで会社側も準備している感は。その中で近年順調だし2Q来てさらにお金を借りてさらに活発にいきそうな気配は感じます。PERで見るのも難しいかもですが、株価も調整入り大きくは下げ止まった感もあり業績が伸びるならまた伸びるは考えられるところです。まあでもハイリスクな方と思ってたほうが良さそうかな。
不動産売れるといいねって感じ。状態も良くないし、どう転ぶかわからないところもあるしで、 触らなくていいのでは。特に不動産市況の良化に根拠があるならあるいは狙ってもいいかもですけど。
不動産市況によっては致命的な影響も有り得そうですし財務も良くはないですが、現金増やしたり在庫拡張を抑制したりと抑制感がありそんなに不味いことになる可能性自体は低そうです。ただそうなると成長鈍化ともなりそうなところでPER7程度も事業性を踏まえるともっと下もありそうとこの業種自体が扱いづらい印象。
リスク抑えながら 業績伸びるとか不動産市況が案外活況が続くとかならわりと面白いかも。でもなんというかそもそもこの手の会社に対する判断で難しいって感じ。
明治機械
これも過去には業績はタコタコな目にあってる感じで、2015年くらいまでは赤字の年のの方が多そうな感じで、BPSもずっと減らして最終的には7分の一くらいか。
ただ2016年位から安定して、毀損したBPSも回復してきてますね。売上なら毎年増収感あり長きの長いトンネルから抜けて印象も。
財務は悪くそして直近自己資本比率悪化してるのも印象が悪い・・と思いましたが見ると財務悪化の理由は前受金とかで借り入れはむしろ減らしてて借り入れ減らしながら仕事を多く受けてるということで堅調は継続感ありますね。
ただ1Q出て減収減益ですが。伸びるなら長期的には十分許容できそうなPERには思えます。ただ伸びないならあまり許容できないかもしれません。
参考データリンク
銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html
株プラス:https://kabu.plus
IRBANK:https://irbank.net/
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
今日休みだよね。
日記は投下したけど。
記事を気に入ってくださった方は↓をクリックしてくれると嬉しいです。
記事補足してます。
この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。