大河の一滴

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(2183)リニカル 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

リニカル

(東証一部/サービス)

株価

1031円(人々は、高所に疲れて健康が崩れてきている。)

業績財務と指標とそれに対する分析

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  今日は分析。継続高ROEhttp://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2016/02/28/000000)を市場統計推移記録表にかけ2016/2/12比較でPERが低いものからチョイスして分析します。ずっと順調なのにTOPIXが低かった日よりも評価を落としているものを拾う意図。リニカル。新薬開発の治験支援(CRO)専業。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2019年8月30日に取得。

業績

 新薬開発の支援というところでしょうか?その中でがん、神経、免疫系の分野に強くいかにも今どきの会社というか。で、事実売上は急成長の部類になりますかね?

長期の成長は相当に早く上の表の通り。ただし買収も絡んでそう(2016年)だし減益もちらほら絡んで直近は利益率も大きく落としてます。大枠ではそんな感じ。

で、2016年「当社グループのCRO事業につきましては、日本、アジア、米国、欧州におけるグローバル受託体制の構築を強力に推進したことにより、国内案件、海外案件及び国際共同治験のいずれも受注が好調を維持したため、日本の業績好調に加えて、海外子会社の大幅な赤字額の縮小及び黒字化を達成し、売上及び利益が大幅に増加しました。育薬事業(注2)につきましては、製販後の臨床研究を中心とした案件の受託により人員の稼働率が上昇した結果、売上及び利益に貢献」短信では買収に触れられてなかったけどこれかな?

M&Aニュース|リニカル(2183)、欧州のCRO会社Nuvisan CDD Holding GmbHを買収|日本M&Aセンター

2014年末に買収発表してるね。これらも含め業績に反映してくるのに時間がかかってるみたいなところもありそう。

で、2019年にまた買収が飛んできてるね。

リニカルが5連騰、CRO事業の米Accelovance社を買収 | 株探ニュース

で、この2019にかなりの減益「現Linical Accelovance America,Inc. 以下「LAA社」)
の発行済株式の100%を取得して完全子会社化し、2019年3月期から連結業績に含めて~中略~しかしながら買収当初に契約締結直前での発注の見合わせがあったことや複数件の受託プロジェクトの開発中止などが発生し、その後も新規受託が計画を下回る状況が続いたため、当連結会計年度において、売上高が予想を大幅に下回る結果となりました。また、拠点の整理、余剰人員の削減やシステムの統合など積極的なリストラクチャリングを進めましたが、コスト削減効果の発現時期に遅れが生じたことや、リストラクチャリングの進展を加速させるための拠点整理、人員削減に伴う一時的な事業構造改善費用を計上したことから利益面でも予想を下回る結果」

端的にはこの買収をしたもののあまり調子は良くなく結果足をひっぱっているみたいな状況ですね。また国内も受注案件の延期とかありますしこんな感じみたいです。

そんな感じで買収して苦労感はありますし盤石という感じでもないけど、とはいえ受注は積み上がってるとか言ってますし低迷というほどではないかな?

買収などのコストを回収して利益を伸ばせるか?みたいな段階かなと。

1Q終えて、増益は増益ですね。ただ進捗言うと物足りなく、で、減収ですね。直近はあまり芳しくないという感じでしょうか。株価は上がったようですが。

財務

 総資産は随分伸びてます。売上というか事業規模は伸びてますし買収なども入ってますし。その中で自己資本比率は随分減らしてますね。2009年あたりは70%越えてた自己資本比率は直近40%を割った形。特に買収絡んで減らしてそうです。

借り入れ及びのれんが大きく伸びてますね。ただ借り入れ自体は現金以下ですし、流動の大半は現金でまた固定の大半がのれんで基本的にすごく儲かる会社感はあります。

特に資産もいらずお金が入ってきて貯まるので買収した感は。いや、借り入れはしたけどね。

CF

基本営業CF出る感じで増えもする感じでしたが2019年にマイナスになりこれどうなの?って感じ。 内容は立替金とか未払金とかの影響で一時っぽいですが買収の影響ですかね?ちょっと今後も気にしてたほうがいいかも。

で、何もしなければ投資などいらないタイプ。でかい投資が来たと思えば買収ですね。で、基本的には現金溜まる感じですね。極めていい状態です。

なので直近の営業CFマイナスが長期化せずまた増えていくかはかなり重要かと。

還元は、減配をせず利益が落ちたので配当性向が上がってきてる状態。株価落ちる中で自社株買いなどもしていてその意味ではかなり株主にも目が向いている意識の高い企業感はします。

いろいろ利益とCFを立て直せるかがポイントになりそう。難しい局面ですね。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足でさげ
月足であげからさげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、長期に伸びてきたけど直近の861円の底値は2016年の1172の底も抜けて次は2014年の388円まで見なきゃいけないとこれは下落トレンドとみなすべきでしょう。中期以下なら普通に下落です。いずれのタイムスケールでも逆張りであるとしていくのがいいと思うな。覚悟がなかったり資金管理ができてないなら素直にスルーでいいかと。 
ファンダ的には、伸びる業界で大枠では大きく成長。CFなのも潤沢に出て買収や還元なども行える優秀な企業。も、大きな買収で管理に手こずり利益CFにケチも付き始めている局面。

これらを立て直しまだまだ成長となるならPER24程も全然視野かと。とはいえもっと手こずったりもっと減益とか来るとかなり以上に厳しい展開になりそう。

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=2183

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=2183

IRBANK:https://irbank.net/2183

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

雑記ブログの方ちょくちょく進めてるけどまだ半分程度。

自分の旅行記はヘビーですね。

内容は軽いけど。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)