大河の一滴

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(6317)北川鉄工所/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは2019年8月16日取得。

比較銘柄

北川鉄工所とその他

株価

1837円(人々は、小刻みな揺れからどんどん大きな揺れになって翻弄されている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 6317 6155 6164 9044
企業名 北川鉄工所 高松機械工業 太陽工機 南海電気鉄道
市場 東証一部 東証二部 JQS 東証一部
業種 機械 機械 機械 陸運
時価総額(億) 177.3 94.0 83.6 3046.0
株価 1837 853 1404 2686
決算期 2020/03予 2020/03予 2019/12予 2020/03予
予想売上(億) 630.0 238.4 108.0 2,374.0
予想営業利益(億) 50.0 24.5 19.2 341.0
営業利益率 7.94% 10.30% 17.78% 14.36%
予想純利益(億) 39.0 18.2 13.1 200.0
EPS成長率(年複利/期間) 9.4%/13年 3.8%/13年 12.4%/13年 9.4%/13年
BPS成長率(年複利/期間) 3.8%/12年 4.8%/12年 13.8%/12年 5.9%/12年
PER 4.41 5.05 6.35 15.22
PBR 0.47 0.63 1.41 1.29
ROE 10.7% 12.5% 22.2% 8.5%
ROA 5.3% 7.7% 18.0% 2.2%
配当利回り 5.44 2.93 3.56 1.12
配当性向 24.0% 14.8% 22.6% 17.0%
総資産(億) 734.5 237.4 72.7 9183.9
自己資本(億) 362.7 144.9 53.3 2308.6
自己資本比率(%) 49.40 61.00 73.30 25.10
一言感想 まああげ まああげ まああげ びあげ

 今週は比較。8/15のKABU+データで配当性向25%以下の中で配当利回りをソートして気になったものからチョイスして比較します。配当を余裕で配ってるのにそれでも高配当利回りになるほど評価が下がっているものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。北川鉄工所。なんか機械。比較に同業っぽい。ゲストに北の川に対し南の海。

北川鉄工所

業績

シクリカルですね。まあ鉄工所を名乗る会社がシクリカルじゃないのも騙された気分ですが、2002年、20010年あたりに赤字までいくし、その他も薄利でいかにも凡庸というか厳し目なシクリカルだったんですが2014年あたりから売上利益が伸びて近年は今までにないくらい利益が安定してます。ROEも10%越えてきてそれまであまり増えてなかったかな?という感じのBPSも増えてますね。

2014年は利益63%増で「当社グループでは自動車関連部品、建設関連製品が好調に推移したことなどにより、全体的な売上は前年同期に比べ増加しました。また、収益拡大のため生産効率の向上、経営品質の向上に努めるなど、積極的な施策を行ってまいりました。
さらに、メキシコ生産子会社で鋳造部品の加工を先行して開始するなど、海外生産拠点を軌道に乗せることに注力して」

2015年は利益126%増で「自動車関連部品、工作機器、土木建設関連製品など全ての事業が堅調に推移したことにより、売上は前年同期に比べ大幅に増加しました。また、品質の向上、生産効率の向上に継続して取り組み、メキシコをはじめ海外生産拠点を軌道に乗せることに注力」

2016年は利益34%増で「は自走式立体駐車場の大型物件の新設が減少したものの、自動車関連部品、工作機器、土木建設関連製品などが堅調に推移したこともあり、売上は前年同期に比べ横ばいとなりました。また、品質の向上、生産効率の向上に継続して取り組み、メキシコをはじめ海外生産拠点の収益改善や事業を軌道に乗せることに注力し」

って感じで会社の普通の努力はあるけどやはり環境改善の恩恵が強そうな。まあ過去のピークより売上利益は越えてるので成長は成長ですが。

ともかく売上が大事そう・・で1Qで売上1.1%増で40%減益来てますね。まだ1Qではありますが。ちなみに過去の計画は上振れも多く今回も修正などは来てないですね。

財務

 財務は良化はしてますね。特に2015年以降は借り入れも返してますね。手持ち現金と借り入れが同程度になって返済も一息ですかね。

その他資産はわりと固定寄りでいかにも製造業って感じ。

CF

 営業CFは安定して出てますね。投資は必要なタイプですね。毎年いくらか。で、2013、2014年に大型投資してますね。2015年以降の躍進はこれも結構ありそうです。大型投資見てから投資して間に合いましたね。で、そんな大型投資でもなければFCF出る感じです。主に返済に回ってましたが還元増やしてきてますね。

増配はできそうですが残念ながら利益連動でまた利益が減るなら余裕ともいってられない感じでやっぱり今後の利益次第かなと。

高松機械工業

業績

 2010年とかにすっごいやられてる。2009年の売上124億から44億の売上65%減。そこで営業赤字17.4億となかなか見ない悲惨さ。

2010年「工作機械業界では期首に比べて外需に回復傾向が見られるものの内需においては依然として回復傾 向を示しているとは言い難く月次受注はピーク時に比べて半分にも満たない状況で推移してきました。 2009年暦年では1982年以降27年問続いていた切削型工作機械生産額世界一の座を中国に明け渡して3 位に転落するなど過去に例がないほどの厳しさに直面してきました。世界経済の悪化から工作機械需要が急落し年度を通じて本格的な回復に転じなかった状況であったことから当社の工作機械受注が低迷した」となかなか悲壮感ありですが翌年かなり回復してますし、その他赤字もなさそうで基本的には堅い感じで経営してますね。

特に近年は利益率ROEはそこそこ優秀で成長みたいな趣です。1Qも増収で結構な増益ですね。

財務

 財務はめっぽういいですね。借り入れも現金で一掃できる水準です。負債も手形類中心で事業する上で出てくる類のものですね。

 

CF

 営業CFはでて投資してだいたいFCFでるやつ。特に目を引くところはないですけど、堅調感はあります。増配こなしてますし。利益連動みたいですが。

太陽工機

業績

 これは2010年はよりひどい後退ですね。売上76%減。なんか悲惨なこと書いてるかと有価証券報告書見てみましたが、ただ単に受注が減ったとかしか書いてないですね。つまらないですね。

でもその後はわりと業績も回復し赤字もないですね。何もなければ利益率やROEも高くかなりいい会社に見えます。

そのなかで近年は成長なんて感じで利益率ROEなどが相当な水準まで。

 2017年「産業機械関連企業や自動車関連企業からの活発な設備投資需要の取り込みに
成功し、大口受注や複数台受注を多数獲得」が要因かなあ。特にこれって感じじゃなくてなんか勢いありそうな。

2018年も似たようなこと書いてますね。

勢いあると自認してるっぽく計画もなかなか強気。2Qまででてますが強気な計画を上振れするペースですね。会社があまり説明するタイプじゃなくて詳細はよくわかりません。

財務

 財務は基本的にはいいですね。とはいえ2010年の赤字はかなりやばかった感じです。自己資本比率半分以下、余剰金も一発で赤字まで。というかBPSも6割飛んでるんですよね。も、その後は順調で各数字リーマン前より改善してます。

その他かなり流動よりの資産構成であり特に固定負債がまるでないですね。とはいえこれは主な固定負債だったリース債務が流動資産に移ってるのが要因ですね。なのでこのリース債務も近くなくなりそうですね。

CF

 営業CFは乱高下ありますがトータルでは出てますね。で投資が殆どいらないですね。普段はほとんどしてません。も、近年は投資してるとみると関係会社への貸付ですね。

その他増配を急ピッチで進めてますね。営業CFに対し還元多すぎかなあって気もするけど、最新期は売上債権などで営業CF目減りしてますのでそうでもないかも。実際配当性向ではそうでもないですね。

評価

北川鉄工所

状態は総じていいしその中で無理ない還元水準で配当利回り5.4%程とかPBR0.5ほどはまあ安いと見れるんじゃないかと。ただ減益入ってくると前提が崩れます。利益は維持以上になるとできる根拠があるなら。

1Qで減益ですね。まあ普通にシクリカルですね。難しいところですね。減益来ても程度にもよりますが そんなにひどい目に合わないというかむしろ悪材料出尽くしあげとかありそうな水準には思えますが。

 

高松機械工業

普通に堅調感。本当のやばい環境は厳しいも普段は安定味もあります。近年は順調くらい。その中でPBR0.6ほどは高いようには思えません。 安くもないかなあって思うというか程々なようです。PERでは歴史的低水準みたいですね。利益維持なら結構楽しいと思います。

 

太陽工機

 

明らかに好調ですね。外部環境方の助けはありそうも波に乗ってる感は。利益率ROEなどは傑出の部類で根本的にシクリカルとかありますがそれを踏まえてもPER6程は安いのではないか?という気はいたします。もちろん業績に陰りがでると厳しいですね特に高PBRだしね。そのあたりをどう考えるか。

・・過去見るとあまり利益は信じられてなさそうでPERはかなり下までありそうです。

 

南海電気鉄道

大手鉄道らしく長期安定でかつ停滞気味。赤字なんて・・と言おうと思ったけど過去には純損失はあるね。営業利益は恐るべき安定性だけど。で、近年は好調で増益傾向。 財務も改善気味で安ければいいんじゃないかな?

・・PBRで安い方みたいですね。PERでもみたいです。

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足であげてさげ
月足であげてさげというか三角というか
確認。

売買判断

テクニカル的には、 乱れながらも3400までそこから1530、3365、1808と三角持ち合いの体ですね。1530と3365を基準とできそう。1808を底に見てもいいけどこれはさすがに近過ぎだと思うんだよね。
ファンダ的には、状態自体はいい方で評価もまあ低いほうだろうなあって感じ。ただシクリカルは業績どうなるかわからないからね。そのあたりが判断難しめ。

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 四国旅行はブログに写真ならべた。

あとは文字入れしていく段階。

記事としては16エントリーまで。

結局重量級になりました。

写真クオリティはあまり気に入ってない。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

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