大河の一滴

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(2208)ブルボン/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは2019年7月12日取得。

比較銘柄

ブルボンとその他

株価

1721円(人々は、高嶺を制して油断したのか崖から転落、転げ落ちている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 2208 2201 2216 8194
企業名 ブルボン 森永製菓 カンロ

ライフ

コーポレーション

市場 東証二部 東証一部 東証二部 東証一部
業種 食料品 食料品 食料品 小売
時価総額(億) 476.7 2920.8 129.1 1245.4
株価 1721 5390 1686 2330
決算期 2020/03予 2020/03予 2019/12予 2020/02予
予想売上(億) 1,200.0 2,070.0 246.0 7,200.0
予想営業利益(億) 45.0 210.0 11.0 124.0
営業利益率 3.75% 10.14% 4.47% 1.72%
予想純利益(億) 32.0 145.0 7.5 75.0
EPS成長率(年複利/期間) 8.7%/13年 12.2%/13年 -0.5%/12年 4.8%/12年
BPS成長率(年複利/期間) 4.7%/12年 4.2%/12年 1.3%/11年 6.5%/11年
PER 12.92 18.70 15.93 14.56
PBR 0.89 2.81 1.12 1.42
ROE 6.9% 15.0% 7.0% 9.8%
ROA 4.0% 8.2% 3.8% 3.0%
配当利回り 1.34 1.22 1.78 1.29
配当性向 17.3% 22.9% 28.3% 18.7%
総資産(億) 800.3 1758.4 200.0 2468.1
自己資本(億) 463.1 964.4 106.6 753.4
自己資本比率(%) 57.90 54.80 53.30 30.50
一言感想 びあげ あげ 近年成長長期停滞 びあげ

 今週は比較。湘南投資勉強会で四季報の通読をしました。(主催者さんブログ:http://www.shonan-toushi.com/)そこで拾った銘柄をチョイスして比較します。だいたい株価落ちてるのに業績は好調だよねっていうもの。比較の会社と数字は上記の通り。ブルボン。お菓子。比較にお菓子と飴。ゲストに商品売ってくれるスーパー代表ライフ。

ブルボン

業績

 売上は長期に微妙に伸びている。利益は停滞も挟むけどいつの間に増えてるという感じで近年は最高売上最高利益なあたりで停滞が続いてますね。上では長期のBPS成長は4.7%ほどで森永を上回りとかみれますがもっと長く見ると2%ちょいでROAも低く低成長となりそうです。

も、成長ではあるし長期に赤字もなくで何を評価するかという話ですね。前期計画下振れですが他の年は上振れも多くどちらかといえば保守的な計画を出してそうです。

 

財務

 借入金もほとんどなく財務は健全な方に見えます。地味に稼ぎながら地道に貯金している感じです。実際現金も増えてますね。

CF

 安定の営業CF。設備投資も必要ですがだいたいFCF出る程度。安定味はさすが食品という感じです。還元やる気になって配当をあげてきてますが現金増えてきてますね。2016年には自社株買いも。財務的には還元は超余裕な水準となりそうです。

森永製菓

業績

 長期に売上は停滞くらいか。そのなかで近年は利益率を高める形で過去最高益水準。これが一時のものか永続なものかはポイントになりそう。大きく増益してる2016年「売上高が増収であったこと、商品規格の見直しや生産効率の改善等により原価が下がったこと及び販売費の効果的な投入等により、収益性は大きく改善」2017年「売上高が増収であったこと、及び商品規格の見直しや生産効率の改善等による原価低減を図った結果、収益性は大きく改善」と似たようなことが書いてますが生産効率改善と商品規格の調整がうまくいってるとなりそうです。永続するはちょっと楽観的な気もするけど一時というほど一時でもないような気が。今期も普通にいろいろ頑張ってる感。環境悪化には気をつけたほうがいいかも。

 

財務

 財務は悪くもなく。借り入れもあるけど一年のCFで返せる程度だね。固定資産横ばいで純資産伸びる形で純資産が伸びてるね。投資も必要だけど営業CFに十分収まる程度だね。そのわりにはお金増えてないなあと見たら投資してます。・・・定期預金いじってるようです。

 

CF

 営業CFは順調というか増えてます。現金預金はずいぶん持ってるということになりそうです。還元強化してきてますね。今の還元水準は余裕となりそうで・・自社株買いそれも結構大型なものが入ってる模様。

カンロ

業績

2014年あたりで低迷で赤字まで。赤字の2014年「菓子業界におきましては競争が一層激しく、物流費や販売促進費の増加などメーカーの収益環境は、引き続き厳しいものとなり~研究開発費の増加や物流費の高騰に加え、広告宣伝費を増額したことなど」と厳しい感じですがその後復活2015年「小売業間の競争が一層激しさを増す中、物流費や原材料価格の高止まりなど、メーカーの収益環境は、引続き厳しい~主力ブランド商品の売上増加」とかなってますね。ざっくり見ると売上190億切ると厳しいのかな感がありますので売上も回復してきてひとまず安心くらいでしょうか。

 今期1Qですが連結始まって前年比見れないですね。強引に見ると減収減益です。とはいえ計画で増収ですし1Qでもあるしまだ言うほど心配しなくていいのではないかと。

 

財務

 借り入れはなく財務は問題無さそうですね。自己資本比率はそう高くもないですが買掛とか未払金が中心ですね。

CF

 赤字のときも通じて営業CFはでてます。このあたり資金繰りはいいですね。設備投資してFCF赤字のときもありますがまあ長期には黒字かなと。

評価

ブルボン

 成長性という意味では地味極まりないけど安定味は相当で財務余力も十分。その中で還元を強化中にも見えます。還元期待で持つのはありかもしれない。

評価も市況かずいぶん下げてますので頃合いといえば頃合いかも。ただもっと低い評価水準に置かれていたこともあるのでドローダウンがもっと続く可能性は見てた方が。

 

森永製菓

 これも成長性は微妙だけど稼ぎは安定しそれが還元向いてきている段階。

ただこれは評価が高いね。ROE水準も違うからPBRはいいとしてPERでも上の水準で利益率ROEなどの踏まえてどう考えるかだね。

カンロ

 長期に停滞も安定感のところに赤字までいくもまた持ち直し。不安もあるけどまあ大丈夫じゃないかな。会社の状態も別に悪いようには見えません。直近はずいぶん株価も下がったけど歴史的には言うほど低くもないPBR水準です。このあたりをどう考えるか。

 

ライフコーポレーション

 長期的にはお菓子メーカーと近い業績傾向だね。

売上を地味に伸ばして利益も過去もピークも破った感。BPSならほぼ右肩。

財務は良くもないけど借り入れしながら店舗を増やすのが小売だし少しはね?

2015年にやたらお金入ってるけどこれは銀行の営業日の兼ね合いのようだね。2016年と相殺されてます。いろいろとこんなもんなんじゃないでしょうか。評価もほどほどくらいなようです。

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足でさげ
月足であげてさげ
確認。

売買判断

テクニカル的には、上昇トレンドで3540まで。そこからの反動が大きく1663と半値以下まで。この下落がどこまでか?というポイント1663切るなら素直に下落トレンド継続と見切るしかないかな。でもそうならないなら上昇に転ずるとみるのはありかもしれないくらい。 
ファンダ的には、評価低めと還元を信じて持つのはありかもしれない安定低成長企業。ありといえばあり。さらなる株安は長期なら堪えててもいいんじゃないかな。

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 相変わらず特に何も。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

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