投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは2019年5月29日取得。
比較銘柄
エムジーホームとその他
株価
635円(人々は、長く待った念願のビックウェーブに乗って波乗りをしている。)
各企業の数字と比較しての感想
コード | 8891 | 8935 | 3280 | 7903 |
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企業名 | エムジーホーム |
エフ・ジェー ・ネクスト |
エストラスト | 名古屋木材 |
市場 | 東証二部 | 東証一部 | 東証一部 | 名証二部 |
業種 | 不動産 | 不動産 | 不動産 | 卸売 |
時価総額(億) | 18.5 | 339.5 | 43.3 | 6.9 |
株価 | 635 | 980 | 702 | - |
決算期 | 2020/03予 | 2020/03予 | 2020/02予 | 2020/03予 |
予想売上(億) | 116.0 | 900.0 | 166.0 | 47.8 |
予想営業利益(億) | 8.5 | 110.0 | 14.2 | 0.5 |
営業利益率 | 7.33% | 12.22% | 8.55% | 0.98% |
予想純利益(億) | 5.8 | 70.0 | 8.9 | 0.4 |
EPS成長率(年複利/期間) | 6.6%/13年 | 7.4%/13年 | 22.4%/9年 | -1%/13年 |
BPS成長率(年複利/期間) | -0.8%/12年 | 8.7%/12年 | 40.8%/8年 | -1.8%/12年 |
PER | 3.13 | 4.58 | 4.86 | 15.36 |
PBR | 0.56 | 0.71 | 0.72 | 0.35 |
ROE | 17.9% | 15.5% | 14.8% | 2.3% |
ROA | 6.7% | 9.6% | 3.9% | 0.7% |
配当利回り | 1.18 | 4.49 | 1.99 | 1.73 |
配当性向 | 3.7% | 20.5% | 9.7% | 26.6% |
総資産(億) | 87.1 | 726.9 | 226.0 | 58.6 |
自己資本(億) | 32.3 | 449.4 | 59.9 | 18.3 |
自己資本比率(%) | 37.10 | 61.80 | 26.50 | 31.20 |
一言感想 | あげあげ | あげあ | あげ | 低空飛行 |
今週は比較。ROIC変則3年平均(http://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2015/10/18/000000)上位920位を市場統計推移記録表にかけ2016/2/12比較でPER低くROE高くEPS伸びているものからチョイスして比較します。質が良いのに質が良くなったのに2016年2月より安くなったと言えるものを拾う意図。該当172銘柄。比較の会社と数字は上記の通り。エムジーホーム。マンション分譲。比較に同業。ゲストに建物に使う木材。
エムジーホーム
業績
中部あたりでマンション分譲。お手本のようなシクリカル。リーマン前に業績ピークでリーマンで見事に大赤字でBPSもかなり吹っ飛びずっと事業整理か売上をへらして2015年位から反撃という感じで成長してきて過去のピークに並んだかな?というところ。
計画は横ばい程度としてるね。警戒感はあるのかも。
持つ場合はマンション需要の後退が来ないようにお祈りしましょうかな?
財務
マンション需要次第なのはそうだと思うのですが、会社だって学ぶものとは言えそうです。業績的には過去のリーマン前に並んだ感じですが財務は過去のそれより改善してます。自己資本比率は上になるし借入金の水準もずいぶん下がってます。その意味で会社は受け身は取れてるとは言えます。マンション需要後退きても無事だとは言ってません。死にかけの大重症が骨折くらいで済むかもしれないくらい?ですかね。
CF
CFからも。リーマン前は営業CF出してなかったですが、リーマン後は成長過程であっても営業CFを出しつつ成長してます。現金も一定確保してますね。還元は全然ですね。配当は雀の涙ほどで増配余地はたっぷりありそうです。増配するとは言ってません。
エフ・ジェー・ネクスト
業績
エムジーと似たような。こちらはリーマン字の傷は浅く成長に向かうのも早く、傷つきはしたけどうまく立ち回れている感はします。そしてすでにリーマン前の業績水準を大きく越えてます。本決算通過で計画も強気に出てますね。
だから需要後退があるかどうか。
財務
自己資本比率がかなり高いです。これはリーマン前の水準は上回ってますね。ただ借入金も多いです。それは商品たる販売不動産が大きく伸びているからになりそうですね。大きな不動産価格定価があると過去よりきつい展開はありえそうです。とはいえ保有現金<借り入れの規律は守ってそうですね。あっても倒産までとかは考えにくいかも。BPSふっとばすくらいはあるかもです。
CF
CFも大きく営業CFのマイナスを作ったりしてませんね。そのあたり警戒感もあって必要以上にイケイケとかになってないかもです。在庫を増やしてる(売上規模あがってるので当然ですが)のもあって増配こなすとお金減るくらいです。
エストラスト
業績
増収が続いてますね。その中で利益は足踏み感もあるも気づいたら増益と成長感はあります。大きな減益などはないです。かと言って不動産市況悪化来ても平気だろうとするのは楽観がすぎるでしょう。上場がリーマン後だからね。BPSなら右肩。年40%とかアホみたいな数字が出てます。さすがに今後は成長するにしても落ちていくでしょう。計画は成長ですが過去は上振れが多いかな?どちらかと言うと。
財務
財務はあまり良くないですね。借り入れがめっぽうあります。直近で総資産大幅増加。不動産在庫大きく増やしてますね。これをどうかが考えるかですね。売れると判断したので大きく仕入れた。あるいは売れると思って仕入れたけど売れ残った。売上計画などもだいたい計画通りなので前者ですかね。実際はちょっとわかりませんが一つ言えるのは会社はより大きくリスクを取ったですね。
CF
営業CFのプラスから一転マイナス。だから在庫増やしたという感じですね。借り入れも増やして在庫増やしつつ手元の現金も増強。これはやる気感でてますね。たぶん売ってやるという意思のもと在庫増やしてますね。還元は利益並みで還元水準は低いです。株主に還元よりは事業を伸ばしたいという意思を感じます。
評価
需要後退が来たらただでは済まないマンション販売ですが、過去からの学びはあるようで会社は成長しながらも警戒し受け身も取ろうとしているように思えます。財務余裕もあり配当余力も相当。その中でPBR0.55PER3程というのは警戒されるマンション需要後退が来ないのであるなら十分妙味もある水準に思えます。不動産市場は案外大丈夫だ還元しても大丈夫だろうとかになってくるなら大化けまであるかもしれません。悩みましょうね。
不動産価格低下はすんごくやばいけど、それにも警戒してうまく立ち回ろうとしている感は。実際過去は軽微な傷でやり過ごしてます。成長もしてて選択肢としてはありとなりそうです。PER4.5ほどは配当利回りもあり順調が続くなら十分妙味でしょう。不動産価格低下きたらもちろんすごくやばいです。断言してもいいくらいです。
エストラスト
よりリスクを取り拡大方向に向かう姿勢を評価するか否か。もちろん不動産価格暴落など来たら大惨事でしょう。でも報われたら結構美味しいと思いますよ。そう思える株価水準ではあります。だから会社と一緒になってリスクとるか取らないかという話。
名古屋木材
とても冴えないです。ありがとうございます。直近は赤字も出てます。なんとかかんとか現状維持に頑張っているタイプです。なにか業績向上の根拠をエスパーできるならPBR0.4ほどは妙味になるかも。ないなら自分ならパスですね。
日足週足月足の値動き判断
日足であげ
週足で吹いてさげ
月足でよくわからないなにか
確認。
売買判断
テクニカル的には、 長期には方向性を見出し難い。一応2016年以降高値安値切り上げで上昇とは見れなくもないけど。キレイでもないので乱高下覚悟でとなりそうだけど、486を底に見て行くのはナシまでは思いません。
ファンダ的には、需要後退は大怪我まで有り得そうだけど、警戒過剰感も感じます。リスクを取ると覚悟していくのも悪くはない選択には思えます。もちろん裏目に出たらこれでも怪我になると思いますが。
参考データリンク
銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html
株プラス:https://kabu.plus
IRBANK:https://irbank.net/
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
何もしないで待っている。
会社が稼いでくれるからそれでもいいじゃんとおもってる。
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記事補足してます。
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