(2436）共同ピーアール/日記（比）

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは2019年4月3日取得。

比較銘柄

共同ピーアールとその他

株価

1800円（人々の乗るジェットコースターは上下を繰り返してる。）

各企業の数字と比較しての感想

コード	2436	3929	3922	9849
企業名	共同ピーアール	ソーシャルワイヤー	PR_TIMES	共同紙販ホールディングス
市場	JQS	東証マザ	東証一部	JQS
業種	サービス	情報通信	情報通信	卸売
時価総額（億）	73.3	53.4	139.2	32.1
株価	1800	891	2073	-
決算期	2019/12予	2019/03予	2019/02予	2019/03予
予想売上（億）	60.0	30.9	21.0	160.0
予想営業利益（億）	5.0	4.0	4.6	1.0
営業利益率	8.33%	12.94%	21.67%	0.63%
予想純利益（億）	4.0	2.7	2.9	1.5
EPS成長率（年複利/期間）	21.4%/12年	#NUM!	45.7%/5年	8.7%/12年
BPS成長率（年複利/期間）	0.3%/11年	45%/4年	61.4%/4年	1.6%/11年
PER	18.01	19.30	47.07	19.28
PBR	4.72	4.33	7.57	0.86
ROE	26.2%	22.4%	16.1%	4.5%
ROA	15.1%	9.7%	15.1%	1.7%
配当利回り	0.56	1.23	0	1.15
配当性向	10.0%	23.8%	0.0%	22.1%
総資産（億）	26.4	27.8	19.4	90.7
自己資本（億）	15.2	11.0	15.7	33.2
自己資本比率（％）	57.70	39.70	80.70	36.60
一言感想	あげあげ	あげあげ	あげあげ	停滞

今週は比較。ROIC変則三年平均（http://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2015/10/18/000000）から上位577位を拾って市場統計推移記録表にかけ2018/12/26比較でPBRが30％以上高くなっているものからチョイスして比較します。会社の状態がよく年末から勢いよく株価伸びているものを拾う意図。対象117銘柄。比較の会社と数字は上記の通り。共同ピーアール。企業パブリシティ活動の支援、コンサルティングが主力事業。比較に同業っぽい。ゲストに共同仲間の共同紙版。

共同ピーアール。企業パブリシティ活動。パブリシティとはニュアンス的に企業などが広告ではなく情報を出すくらいのイメージですかね？プレスリリースとか記者会見とか。広告ならこれがテレビなどに乗ることが前提ですが、パブリシティは企業がプレスリリースを出すとしてそれがテレビに乗るかどうかはテレビの判断です。そんな感じにそのパブリシティを良いものにしますよっていう助けますよ、コンサルします的な。で、長く売上は横ばい程度でリーマンあたりから2015年位まで剥離で赤字も時々特に2014年は結構な赤字が出てます。が、そこから売上が伸びだし近年は足踏みしてきて売上も伸びてきて利益もついてきてますね。というわけで2014年「新規リテイナー契約数の伸張及び既存顧客からのオプショナル＆スポット案件の獲得を目指して、積極的な営業活動に注力するとともに、組織再編や人事制度の整備を実施し、強固な事業基盤の構築を推進」と事業改善を進めて「採算性の高いリテイナー契約顧客数が前連結会計年度を上回り、既存顧客へのオプショナル＆スポットの提案も奏功し、売上高は前年同期を上回り」でそこでは成果があった一方「前連結会計年度に実施した人員整理や事業所の縮小等による固定費の削減、資産の有効活用等の効果が発現したものの、ＷＥＢ関連のプロジェクトに係る受注損失引当金575百万円を計上したことにより、営業利益以下、大幅な赤字」と大きな仕事でしくじったって言ってますが、特に事業を処分したわけでもなしでここでなんらかの投資判断するのは難しそうですね。で、売上利益が伸びた2018年「新規リテイナー契約においては、主に外資系クライアントやＩＴ・情報通信業のクライアントを獲得し、オプショナル＆スポットにおいては、前年同期と比べ受注に至るクライアントが増加」とか言ってますね。計画も2Qまでは前年並みでなんか棚ぼたで契約取れちゃった印象を感じますがどうなのでしょう。まあ地道な経営努力で営業力があがったとか解釈もできなくもないけど。とりあえず増収増益が続いてます。財務。2014年の純資産半分が目立ちますね。でもこれは普通に赤字によるものです。なんというか資産規模自体小さめですね。保有構成も流動よりです。あまり事業に資産が要らないのでしょう。資産はだいたいお金とか手形とか。負債も未払費用とか多め。こういうのは自己資本比率も低く出がちです。借入金もあれど手持ち資金で一掃できますし。だから財務は健全だって。CF。営業CFはあまり安定せず。どうやら自治体とかも顧客に多そうでそうなるとお金の支払が遅そうな気もするしそんなところかな。近年は儲かり気味なので営業CFの水準は上がってますし、投資自体は要らないに等しいので長期のFCFはプラスです。2014年赤字からの無配から復配に転じてますね。

ソーシャルワイヤー。右肩上がり。プレスリリースの配信代行とレンタルオフィスだそうです。プレスリリース数もオフィスの可動j席数も共に伸びていて順調感あります。サンプルを試せるサイトとかイベント集客SNSとか面白げなサービスもしてますね。ROEとかも高めで利益率も低くもなく普通に良い会社感はでてます。財務。資産は右肩。内容はこれって大きな比率の資産はなさそうですが、プレスリリースはあまり資産いらなさそうですがレンタルオフィスは不動産抑えないといけないのであわせていろいろ比率がバランスしているようです。借入金はそこそこ。現預金より小さいですが他の負債もあるので一掃すると運転資金が厳しいかも。不動産もありそうですしこれはしかたないか。CF。営業CFは右肩。投資もする方で直近までFCFはマイナス。直近にプラスに転じましたね。買収などもありそうで積極的に投資しようという姿勢は数字から見えてきます。

PRTIMES。PRをバンバンやってくれる会社だけど業績は絶好調になるのかな。かなり優秀なグロースとなりそう。成長率もだし利益率高くROEというよりROA高いですね。業績は文句ないところです。問題は今後なんですけどね。財務。ROEROAが近い水準なのでそうなるのは当然ですが自己資本比率高いですね。で、資産も右肩。で中身は半分以上お金。極めて好調なIT会社にありがちなタイプですね。CF。ですよねーの右肩。設備投資はいらないね。投資はしてますが事業譲渡とかですね。ですがFCFも出ていて上場の株式発行収入とあわせて手付かずです。これどうする気なんですかね。たぶん買収あたりのつもりなんでしょうけど。

評価。共同ピーアール。近年好調。ただ好調理由がいまひとつ明確に見えないかな。となるとPER18ほども好調をお祈りして持つみたいな感じで根拠が弱いか。勢い出てくると結果になるかもしれないので少しならいいかもね。上り調子はそうだろうし。

ソーシャルワイヤー。普通にかなりいい会社。二本柱が共に機能してそうなのもいいです。そのなかでFCFプラスに転じたくらいも好感。あとは評価をどう考えるか。やすいようには見えないと言うか他のいいものと比べてどうか？はありますが、高いとも言い難いので気に入ったら持つのも全然悪くないと思う。一般的なグロースの作法で見てたほうが良いと思うけど。

PRTIMES。わりと見る気がする極めていい会社。やすければ！って思いますが、ですよねーのPER50程度。これでも下がったようですが。高PERは70でも20でもいいようなところがあるので会社の素晴らしさを気に入っても株価推移は良くも悪くも覚悟しておいたほうが良いという。

共同紙販ホールディングス。日本製紙の子分で日本製紙の商品を扱う卸みたいです。売上減傾向で薄利ですが増益傾向。厳しい中リストラしながら頑張ってる感はありますが、投資対象としては狙い目が難しそうですよね。極めて安ければ。今は言うほど安くもないようです。

日足週足月足の値動き判断

日足であげ
週足で険しいね
月足でいきなり噴火して乱高下
確認。

売買判断

テクニカル的には、ずっとのんびりも一応上昇チックに来てたけど2018年で噴火して沈下してまた2019に噴火と忙しい。989を底に見てもいいけどこれは乱高下で扱い難しそうだよね。
ファンダ的には、業績向上中ですが評価も期待含みに思えそうで業績向上の強い根拠がなければ弱いかな。少しならいいかもしれないけど。