投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは2018年11月30日取得。
比較銘柄
ゴールドクレストとその他
株価
1764円(人々は、大波に揉まれながらも行く当てなくさまよっている。)
各企業の数字と比較しての感想
コード | 8871 | 8892 | 8885 | 5486 |
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企業名 | ゴールドクレスト | 日本エスコン | ラ・アトレ | 日立金属 |
市場 | 東証一部 | 東証一部 | JQG | 東証一部 |
業種 | 不動産 | 不動産 | 不動産 | 鉄鋼 |
時価総額(億) | 631.2 | 527.9 | 38.1 | 5481.4 |
株価 | 1764 | 737 | 723 | 1278 |
決算期 | 2019/03予 | 2018/12予 | 2018/12予 | 2019/03予 I |
予想売上(億) | 320.0 | 550.0 | 74.7 | 10,200.0 |
予想営業利益(億) | 67.0 | 113.0 | 12.0 | 730.0 |
営業利益率 | 20.94% | 20.55% | 16.03% | 7.16% |
予想純利益(億) | 38.0 | 70.0 | 6.4 | 480.0 |
EPS成長率(年複利/期間) | -7.9%/10年 | #NUM! | #NUM! | #NUM! |
BPS成長率(年複利/期間) | 1.8%/9年 | 8.1%/9年 | 17.3%/9年 | 12.6%/9年 |
PER | 16.37 | 7.18 | 5.94 | 11.38 |
PBR | 0.54 | 2.08 | 1.19 | 0.91 |
ROE | 3.3% | 29.0% | 20.0% | 8.0% |
ROA | 2.1% | 8.1% | 4.3% | 4.5% |
配当利回り | 2.83 | 3.53 | 1.94 | 2.66 |
配当性向 | 46.4% | 25.3% | 11.5% | 30.3% |
総資産(億) | 1815.7 | 864.4 | 151.0 | 10588.3 |
自己資本(億) | 1138.0 | 214.3 | 26.2 | 5627.2 |
自己資本比率(%) | 62.70 | 24.80 | 17.30 | 53.10 |
一言感想 | 不安定 | あげあげ | あげ | あげて停滞 |
今週は比較。5年平均営業CFマージン(http://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2018/05/20/210000)上位から気になったものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。ゴールドクレスト。マンション分譲。比較に同業。ゲストにゴールド言えば金属代表日立金属。
ゴールドクレスト。主にタワーマンションの開発分譲ですね。利益率が高いのが目を引きますね。とはいえ業績は売上利益ともに乱高下しておりピークはリーマン前にありますし、平気で売上前年比-30%以上利益なら-40%とかもありますので(ちなみにリーマン時は利益-75%とかあります)安心して持てるようなタイプではないですね。今年も計画で売上-25%です。利益は半分。とまあ環境に影響されること著しく成長を期待して買うようなものではないですね。一方赤字は見る限りないし無配にも落ちてないのでPBRや減配も見ながら配当狙いは出来るかもしれない。財務。借入金もほぼなく財務は良好。社債はあるようです。運転資金は自前ということになりそうで高額商品を扱うということで保有現金も大きめ。CF。営業CF赤字も出てますが基本黒字で来ててFCFもプラスですね。投資は殆どいらないタイプ。配当は減配もあるけど基本一定のラインは出してる安定配当タイプ。
日本エスコン。リーマン前に大きく成長そしてリーマン時が業績ピーク。リーマンで見事にやられ売上は十分の一まで下がり大赤字も出してBPSは最高十分の一以下。お手本のような景気に調子に乗ってやられた不動産販売みたいな推移。2012年からは立て直し成長してきてますね。そして利益なら過去のピークに迫り計画で上回るところまで。過去の反省はあるのか?また繰り返してしまうのか?みたいな情勢です。4Q偏重らしく計画が出来るかできないかは見えにくいところですが3Qを超絶好調で通過しています。財務。総資産純資産大きく拡大中。借入金も増えてますね。自己資本比率あたりは一定なのである程度は抑制的なのかも。でも借入金>純資産でもありますね。リスクは取ってきてます。CF。2013年までは営業CFプラス。2014年からはマイナス。ただ2016年からは赤字水準を減らしてますね。若干の警戒感は見れない気もしないまでもないけど基本またイケイケと言えるんじゃないかと。繰り返さないといいのですが。
ラ・アトレ。これもエスコンに近い業績傾向。ただエスコンよりマイルドに通過してますね。とはいってもエスコンがBPS10分の一が8分の一程度のマイルドですが。で、近年好調。3Qまで来て下方出てますね。プロジェクトが遅れ来期まわしだそうです。それをおいても好調以上の通過ですね。財務。財務状態は悪いです。純資産の大きく上回る借入金。自己資本比率はエスコンより低いですね。CF。こちらも見なくてもそうだろうけど近年大きく営業CFマイナスにしてきてます。
評価。ゴールドクレストは、あまりリスクを取らないタイプですね。好調時にもそれに乗ろうと借金して物件集めたりしないし、環境に応じて売れるだけ売るみたいな。そうすると不動産販売はこれだけの業績変動をするという見本。も、かなり売上が減っても黒字で通せるし、配当くらいは出し続けられる。好みはありそうですがそういう方針のようです。今のPBRや配当利回りは比較安いと言える水準かもしれない。案外悪い選択にならないかも。もちろん下も有り得そうですけど。
日本エスコン。またリスクを取ってきている。目下の業績は絶好調。この好調が続くならもちろんいい結果がでていそうです。しかし頓挫するなら・・・のハイリスクな感じ。さあどうなることでしょう。いや、自分はまったくわかりません。
ラ・アトレ。エスコンと近い性質。こちらのほうが向こう見ず感は出ています。も、同時に低PBRですね。これをどう考えるか。頓挫したらPBRも当てにならないようなところもありますしどうだろうとも思うけど事故ったときの保険でPBRも考慮しておくとか事故ったら大事故確定なのでもうより数字の良さそうなエスコンってのもわかる。自分のおすすめは両方触らないです。
日立金属。これも普通にシクリカル。ピークから売上4割減利益4分の一程度はやってますね。でも基本黒字基調で特に近年は好調でBPSの増加が加速してます。財務は借入金はあるもそんなに財務は心配するほどではないくらいかな。営業CFもかなり安定してるしFCFもそれなり以上にプラスになりそうです。成長はどうだろうね?とかで投資妙味はどうだろうかとか思うけど。
日足週足月足の値動き判断
日足で下げ
週足であげて下げ
月足で長期もみ合い感
確認。
売買判断
テクニカル的には、長期にもみ合いか。方向性ないといえばないですが、現在中期までで下げており2013年以降の安値1431が近づいてきてます。ここを底に見て入るのもありかもしれません。ここを抜けたらおとなしく撤退がいいと思うけど。
ファンダ的には、業績乱高下もリスクを取らない姿勢から意外に黒字で安定。評価も低い方となりそうで言うほどリスキーじゃなさそう。もちろんもうちょっと下もありえますが。倒産とかは極めて考えにくいです。
参考データリンク
銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html
株プラス:https://kabu.plus
IRBANK:https://irbank.net/
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
ポートフォリオなどを眺めていて、株価というのは上がるときはあっという間、下がるときもあっという間だなあと思うわけです。
そのときにどうするかはいろいろ考えられそうですが、一つはそれらにうまく乗り降りするという方針、あるいはそれはできないねと受け入れてから組み立てる方針。
自分はたぶん後者です。
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記事補足してます。
この記事の表とデータは以下のツールの後継バージョンで作成しました。