投資は余剰資金で。
みたいなお話があります。
異論ある人も見たことあるけど自分はこれに賛同するところですよ。
なんて話からの投資するさいの金銭管理についての話。
以前以下のような記事をあげてますが、今回はそれをもっと具体的というか例えばこうすればいんじゃないか的な話。
なんで投資は余剰資金で。なんでしょう?
それに対する回答は多種多様とは思いますが、投資は余剰資金でと言うからには何かの理由があるんでしょう。
証券会社が顧客に損させる事を前提に損させても心が痛まない?範囲で収めるためとかいう意見も聞いたことありますが、色々あると思いますよ。
色々あると思いますが、自分としてはこれじゃないか?という回答があって自分としては以下なんです。
投資をしても儲かるとは限らず損してしまうかもしれないから。
そして、損となってしまったときに余剰資金でやってないならその人は借金抱えたり家族と喧嘩になったり医療とか学業なんかを諦めなきゃいけなくなったりするまで深刻な影響が出るかもしれないし、そこまでじゃなくても生活費を切り下げる必要に迫られたり趣味や娯楽をやれなくなるなど人生に小さいあるいは致命的な打撃を受けるかもしれません。
だから投資は余剰資金で。は自分としては正しいしもっともだよね?という他ない感じです。
あっと、一応余剰資金とは何なのか?というのを自分がどう考えているか言わなきゃですね。
余剰資金とは、それが損となったときに生活あるいは人生の安全が確保できる範囲で捻出された資金である。です。
どこまで損を許容できるかですが、これはホントなら全てなくなる。ゼロになるが望ましいと思いますが、ゼロなる可能性が極めて低いものもあると思いますし、なかにはお金がちょっと減るだけでも(精神的に)人生の安全が確保されるかも怪しい人もいるかもしれないし、仕事が安定的な人もまた条件も違いそうで損をどこまで許容できるかも人ぞれぞれなんだと思います。
自分としては、他に収入が途絶えても一年程度は生活できる資金を確保して残りでとか言いたくなりますが、これはなかなかハードルが高いかもしれない。
これは難しい人も多いだろうと思う。
現実的には不可能と思える人も相当いそうでもある。
で、あるなら、本来は取るべきリスク以上にリスクを取って投資を行っているということを理解して投資をするべきなんですね。
つまりよりお金に対して上のレベルで管理できてなきゃいけないと思うわけです。
ここまでで、投資を始めるにあたっても
収支管理ができていて生活に必要な資金や収入を把握してさらに余剰資金を捻出できる程度はできているべきだと思います。
投資を始める前にです。
それが損になれば非常に困るものであるなら上記より上のレベルで出来てるべきです。
そんなわけで今回は投資を始めるそして続けていくにあたりこんな管理は出来てたほうがいいんじゃないかと思うことを羅列してみます。
投資を始める続けていくために必要な金銭管理
・月々の収入と支出を把握してること。
できれば年間ベースもっと言えば30年単位で見通しがあるのがホントはいい。(教育費や住宅費の変遷も理解があったほうがいい)
・資産を把握していること。
だいたいでいいと思うけど預貯金、投資資産及び借金などがどれくらいかは把握してる。
そしてそれが増える傾向なのか、減る傾向なのかを知ってなきゃ駄目だと思います。
・支出をコントロールできること。
これは必要性が低いとするならその支出を見送れること。
支出に優先度を設けられることなんかも。
このあたりは、収入支出や資産を把握してないとコントロール出来ないというかどこまでコントロールすべきかわからないはずです。
予算を立ててそれ以上使わないようにコントロールしようとするのも効果あると思います。
・許容損失額を算出できていること。
支出収入、資産状況を把握すれば許容損失額が算出できます。
こういうことが起きたらまずいことになる。あるいは破綻するが明らかにできます。
このまずいことにならない範囲、あるいは破綻することはないとできる被害までがすなわち余剰金、投資にかけていい資産となります。
そのように確認していくと投資に振り向けたい金額を投資に向けると、まずいことくらい起こり得るとしなきゃいけなくなる人も多いでしょう。ならば賽の目によってはまずいとなることにもベットしてることを認めなきゃいけないし、あるいは自らの破綻もかけることにもなってると認めなきゃいけないとおもいます。
だからやめろとは言わない。ただ賭けるなら投資でどの程度まで失敗していいか、どうなるとまずいのか、その時のどうするか?何を諦めるとするか?などをプランニングしてないと話にならない。つまりより投資にお金を振り向けるなら、より高度な収支管理や資産や資金管理、投資管理・・つまりリスク管理ができているべきです。
その中で最悪なのは破綻のシナリオがありえるのにそのシナリオについて目を塞ぎありえないとすることです。
また、これらができてるならここまでなら大丈夫が明らかになり精神的な安定にも寄与することになり投資成績もより安定するかもしれない。
ここまで大丈夫だからここまでリスクをとるという発想だってできるし。
だいたい大丈夫な範囲で投資資産が増えようが減ろうが大丈夫には変わらないでしょ?
大丈夫が明らかになってないからあたふたするんじゃないかな?
・本などで情報収集したり学び続ける。
お金の知識や投資の知識だね。それを継続的にインプットしたほうがいい。
ネットやテレビなんかでもいいのかもしれないけど本を推奨しておくよ。
最初はネットなどで調べて評価の高くレビューも多めな本が良いと思います。慣れてくるとブックオフなんか行くとわりと安くいい本もあったりするのでたくさん読んでくると選べるようになると思います。
ここで大切なのは継続すること。なんか張り切って自分のキャパ以上に本を積み上げて読めないとか意味ないので読めるペースで読み進めるのがいいと思うな。
本を読むというか自己投資は最高効率の投資になると思います。
ただし遅効性で10年後とかにこの本はこのことを言ってたのか!とか平気で起こるのでほんとに継続することが大切です。
ちなみに自分が読んだ中でオススメかな?ってのを紹介してます。
このくらいはできてるべきです。
投資を始める前に。そして投資を続けていく際に。
お風呂に水をいれることを考えるのは結構ですが、お風呂から水が出るのを塞ぐのが先なんじゃないかな。
率直な意見としてこれらが出来てないなら投資すんな。まずこれらができるようになってから投資なんて考えろと思ってます。
今というのは便利な時代で、マネーフォワードあたり使えば、これらのことをするのを大いに助けてくれます。
自分はFP資格あったりしますが
実務してなくて資格はまさにお飾りなんですけど、すごく久しぶりにFPらしいことを言った気がします。
まあそんな自分の言うことなのですが、参考になるようでしたら参考にしてくださいませ。
投資をするあるいは続けていく際に
何を管理し何を明らかにするべきですか?