大河の一滴

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魚と魚の釣り方と魚の釣り方の生み出し方

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魚の釣り方という話があって

誰かに教わる、教えるなら魚をあたえるより魚の釣り方の方がいいという話を長い間生きてると聞いてるんじゃないかと思う。

この話にはいろいろな結論があって、その人を救いたければ魚を与えるんじゃなくて魚の釣り方を教えなきゃダメだなとか、儲け続けるためには魚の釣り方を教えないで魚を売り続けるんだとか、いややっぱり魚の釣り方を教えたほうが長くはお互いにメリットが有るんだとか。教わる側だとたぶん魚をもらうんじゃなくて魚の釣り方を教わるんだみたいな感じがおおくなるのかな?

そんな感じで始まる投資においての魚の釣り方というか魚の釣り方の考案方法のはなし。

 

魚の釣り方の値段

それはいくらのでしょう?

実際の魚の釣り方の値段は見たことないし、この言い方は例えだけど考える限りは、魚の釣り方の値段は魚より安いんじゃないかと思うわけです。

なぜなら魚より高くなるとみんな魚を買うはずだからです。

ていうか魚より安くしないと魚の釣り方を買ってくれる人が出てこない。

 

だってそうでしょう。魚の釣り方を教えられるとしてそれを実際に自分が習得できるかはわからないし、習得できたとしても何もせずに魚が降って湧いてくるわけじゃなくて魚を釣りに行かねばいけません。そのときにもコスト(労力や時間とか)を払わねばなりません。

そのときに魚のほうが安ければ、それはもう魚買ったほうが良いわけです。魚より安い値段がついていないなら誰しも魚を買うと思います。魚釣りに娯楽とか別の価値を見出してなければですけど。

 

だから基本的には・・・

魚を釣る方法は魚より安いわけです。

 

まあでもある程度の量や時間がある時の話だね。

さすがに一匹の魚と魚のとり方なら魚のとり方の値段のほうが高いかもしれないというか大抵そうだね。

2017年のサンマ一匹は500円前後だそうですが、漁師さんのところに行きサンマの釣り方を500円で教えてくださいと言うならまずはっ倒されそうです。

サンマ一匹欲しいなら、魚を買うほうがいいわけです。

 

ですが一匹じゃなくたくさんとか長い間続けて欲しいになってくるならどこかでそのまま買うより釣り方を教えてもらってコストをかけて自分で採るほうが有利になってくるわけです。

でないと、魚を釣る方法は魚より安くならず魚を買ったほうがいいからです。

どれだけサンマが必要ならサンマ買うより有利になるかは知らないけどね。

 

で、この話は投資の話なんだ。

ここまでの結論は魚をたくさんあるいは長くほしい場合は魚の釣り方は魚より安くなるです。

 

投資というものを考えるとき、その魚はより長い期間により多くの量を得ることが望ましいように思えます。

サンマなら食べきれない量を手に入れても仕方ないけど、投資で得られるお金というか富は少ないより多い方がいいとかなりなりそうです。(本当に大きくなると困ったり不幸になったりしたりするようですけど)

 

おそらく投資においては他の多くのものと比較して長い間に沢山の魚を得ることが望ましい。

つまりは、多くの場合において魚を買うより魚の釣り方を学びコストをかけて自ら魚を釣りに行く行為のほうが合理的だといえると思います。

 

そうなんだと思うわけです。

そのときあなたが買っているものは・・

 

魚ですか?

それとも魚の釣り方ですか?

 

でも魚と魚の釣り方ってなんだろうね?

これも結構考え甲斐があるというかなかなか深いかもしれない。

例えば、今トヨタを買えばいいという情報ならそれは確かに魚だろうけど、そういう魚を買うという行為・・おそらく雑誌で出ていたおすすめ銘柄とか証券営業に勧められたものを買ったりとか、投資顧問のサービスを受けたりTwitter等に出てくる銘柄をそのまま買うという行為はまさしく魚を買う行為だと思うんだけどこれって投資という中で考えると極めて結果になるか怪しいと思えるところで・・・

 

たぶん投資だと魚を買う行為はそもそも駄目なんです。

魚をそのまま買うくらいじゃ結果にならないんです。

 

じゃあ、魚の釣り方はどんなことくらいを言うんだろうね?

うーん例えば、成長率10%以上を見せている企業をPER12以下で買い成長を見せなくなった時点で売る。

200日移動平均線が下向きのときと比較して出来高増加150%以上を伴い上向きになったときに買いそれを満たさなくなったら売る。

これらなんかは魚の釣り方だね。ただ思うにこの釣り方で魚がずっと釣れ続けるか?と考えると微妙な気がします。 

 

もしかしたら投資においては魚の釣り方を学ぶのでは駄目かもしれない。とか思えるのです。魚をそのまま欲しがるよりマシだろうけど。

これは、投資という行為が他のことと比べ魚をより長い間より大きく求める面が強いこととか、競争性が高いという点が理由であるように思えます。

 やり方が陳腐化するほど長い時間使うことや競争が激しいがゆえに単純な魚の釣り方を知っているだけでは難しい。そうなんじゃないかという気がします。

 

 ならばどうするか。

 魚の釣り方を自分で考えればいいと思うんです。

つまり魚の釣り方の考え方を学ぶということです。

 

色んな魚があってそれぞれ違うアプローチなんでしょうけど、例えば釣具にミミズを付けてある場所で垂らして引いたらあげる。

これは魚の釣り方ですが、釣りたい魚の生態を学ぶなら、ミミズじゃなくてパンの切れでもいいかもしれないとわかるかもしれないんです。

そこにある魚の釣り方は魚の生態とか知った上でこうすれば魚が釣れると誰かが考案したものです。

誰かが考えだしたものなんです。

 

その誰かになる。それが魚の釣り方の生み出し方を学ぶということです。

 

なんか難しそうに聞こえるかもしれないけど。

そんな難しくはないと思うんだ。

だって魚の釣り方の生み出し方は世の中にあふれている。

それもとても格安で。

 

「ポケットにお金を入れるものが資産、ポケットからお金を奪うのが負債。そして負債じゃなくて資産を買いなさい。」という言葉がありますが例えばこれはそうだと思います。

これは金持ち父さん貧乏父さんの中での言葉ですが、これは下手したらブックオフで100円です。その程度で学べることなんです。

もっというなら「安く買って高く売る」とか「高く買ってより高く売る」とか「株価があがっている株を買う」なんかもそうです。こんなのなんのコストも払わなくても勝手に耳に入ってくるかもしれません。

 

それくらい安いものだったりしますが、それが大いに価値があると考えています。

それらを基にして魚の釣り方を考えられるからです。

たしかにそれを形に変えるのは手間暇かかります。「安く買って高く売る」なら何が安い高いと言えるのだろう?と考えて、たくさん観察してこれは安いといえるのでは?なんて試行錯誤もしてようやく形なるものです。

しかしそのやり方を学んでしまえばたとえ生み出したやり方が上手く行かなくなってもまた他のやり方を生み出すことができます。

 

だって学んだのは魚の釣り方の生み出し方なんだから。

 

それはとても儲かるはずです。

それは、そこからまず魚の釣り方を考える手間を経て魚の釣り方にして、さらにコストをかけ魚を釣ることになります。

でも投資なら魚は一匹釣って終わりじゃない。

長い間にたくさん釣る事を目指すわけです。

 

魚を買うより、魚を釣る方法を買うより、自分で魚を釣る方法を考える方法を学ぶほうがいいじゃないかと思うわけです。

だって魚をたくさん得たいわけですからね。

 

関連と言うか、魚の釣り方の考え方の学び方。

kamomenotoushi.hatenablog.com

似たようなこと言った記事。

kamomenotoushi.hatenablog.com

 

 

あなたが買っているもの。

それは魚ですか?魚の釣り方ですか?

投資で長くたくさん魚を得たいのであるなら

魚の釣り方を学び魚を釣り続けませんか?

なんなら魚の釣り方の生み出し方を学びませんか?

 

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