大河の一滴

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(3778)さくらインターネット 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

さくらインターネット

(東証一部/情報通信)

株価

811円(人々は、晴れの舞台で張り切りすぎて休養中。)

業績財務と指標とそれに対する分析

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 今日は分析。今週は3年平均投資CF比率(http://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2018/06/24/210000)の上位から気になったものをチョイスして分析します。さくらインターネットレンタルサーバー。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2018年6月26日に取得。

提供するサービスに定評があるよーだ。「高品質かつコストパフォーマンスに優れたインターネットサービスの提供で、お客様の満足と喜びを共有する」だそうですよ。価格破壊を起こしたり東日本大震災においても、全てのデータセンターで被害ゼロという実績が。2015年の株暴騰は仮想通貨関連技術をは大要して仮想通貨関連とみなされたことかな?その後を見ると利益がガンガン伸びたとかはないですね。事実としては。というわけで業績。売上は継続して伸びてますが利益は1011年位から足踏みチック。品質の高いサーバーにコストが掛かってるのかもしれない。伸びる売上に利益がついてくるのか?はポイントになりそうです。過去には赤字もありますが、リーマン以後は売上者日安定期に入ったと思われる業績推移でそう簡単には赤字にならないかと。特にサーバーという継続性の高い事業でその中でいいものを安くという姿勢だし。

財務。伸びる総資産純資産。自己資本比率は伸びてるか横ばい程度。売上規模に準じるくらいかな。可も不可もなくというところでしょうか。

CF。営業CFで安定。大きめの投資をちょくちょく。FCFもあまり出てないという感じとなりそうで投資先行感はあります。特に投資規模の大きい年を見ていくと2012年「有形固定資産の取得による支出3,829,052千円」2014年「主な要因は、各データセンターの設備強化や機材調達に伴う有形固定資産の取得」2017年「主な要因は、石狩データセンター3号棟建設費支払や各データセンターの設備強化や機材調達に伴う有形固定資産

」という感じでひたすら事業投資を散発的に大きくしている感じか。資金は銀行にも頼ってるけど増資もしてるね。2017年の増資理由は「AIに対応する「高火力コンピューティング」や「IoT プラットフォーム」等の最先端のサービスをいちはやく実用投入し、AI や IoT に着目して新たなビジネスにチャレンジする個人やベンチャー企業等をはじめとする顧客にとって、手軽で低コストかつすぐに利用できるサービスとして、先行者や開拓者のポジションを築くことを目指しています。今回の新株式発行による資金調達は、AI 等分野向けサーバサービス(「高火力コンピューティング」)と IoTプラットフォームへの取組の強化を目的として、AI 等分野向けサーバサービスに係るサーバ等の設備投資資金及び IoT 分野のモジュールに係る運転資金を確保することで、当社グループの事業拡大及び収益力の強化を図ると共に、更なる成長に向けた財務基盤の強化を企図したもの」だって、よするにAI普及で処理速度が要求されそうだ。そこで高処理能力のサービスを用意して事業拡大したい。なのでお金ください。くらいかな。というわけで投資攻勢はまだ続きそうだよ。回収のターンはまだこないんじゃないかな。なのでたぶん利益というよりは売上が増えていくような感じのシナリオが濃厚かなあ感。

評価。2015年末に吹き上がりすぎたかなあ感。かなり下がってきて入るけど絶対的にはPERPBR共に相当な水準で素直に高いほうだと思っておくべきかなあ。顧客にとってはいい会社感がにじむ気がしますが株主にとっていい会社になるかどうかはまた別の軸があると思うし。

日足週足月足の値動き判断

日足であげ
週足でふいて調整
月足で吹き上げてさげ
確認。

売買判断

テクニカル的には、 長らく停滞に見えますが、一応2015年まで上げ方向。そして確変のごとく大爆発で200円程度が、半年程度で多くは二月で2000円越え。そこからさすがに反動か下落が続いています。710が反転ポイントになるかどうか。短期では反転感あるけど週足ではまだ下落と見るべきか。反転を狙い逆張りするのはありかもしれないとは思うけど、とりあえず絶賛下落トレンド中くらいに思っておくべきか。底は710。切るならおとなしく逃げた方がよさそう。
ファンダ的には、事業意欲にあふれる会社も投資先行感があり利益は足踏み。その中でテーマとみなされ評価水準もまだまだ高そう。妙味としてはどうだろうか。

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=3778

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=3778

IRBANK:https://irbank.net/3778

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

継続して損をしてるくらいでそんなの大抵の人もそうだろうし、取り立てて言うことじゃないと思うところでそうなるとやっぱり特にないになる。

でもそろそろ買えば見込み外ししなければそのうちプラスの水準つけていくだろうなあってのは ちらほら出だしてると思う。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)