大河の一滴

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歪なサイコロ

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確率というものがあります。

投資における確率。

これって重要というか自分の実感としては投資は・・

 

確率のゲームなんです。

 

これは再現性のない事を狙う投資に限らずというか再現性のある事を狙うトレードならより確率のゲームだと思うところです。

まずそこに前提を置く話。

 

投資やトレードを100%で必ず来る答え。来るべき一つの未来を予測し当てようっていうゲームだと思う人にはヒットしない話だろうなあという話。

 

そうじゃなく確率の中で、サイコロを振るゲームだとして・・

そのサイコロは歪なサイコロだという話。

 

勝率はどんな形で訪れるのでしょうか?

言ってることがわからないかもしれないね。

例えば10戦7勝の何かがあるとして、その7勝はどういうふうに来るのか?ということです。

 

これはランダムじゃないはずなんです。

 

例えば7勝3敗のやりかたも3敗は連続できたり次の3敗とくっつき下手したら6連敗となってある時期は酷く不利なやり方に見える時もあるのではないかということです。

逆に20勝80敗のやりかたもその20勝は偏って訪れて10連勝とかもあったりして完全完璧なるやりかたに見える時もあるのではないか?と言っています。

しかしそれは実際には20勝80敗であるのなら20勝の後には80連敗が来るかもしれないのです。

 

自分は投資やトレードの確率は・・振ることになるサイコロは酷く歪で時期や環境によって偏って出目が出るものに思えるのです。

 

この辺は自分の振るサイコロは歪だったと実感した話なんだよね。

kamomenotoushi.hatenablog.com

 

 信じられない?

こういうと少しは信じる人も増えるかも?

成長を取りに行くグロース投資は企業が成長している時期には連戦連勝だけど、企業が停滞衰退するときには連戦連敗になる。

 

短期間の取引を繰り返すトレードだって常に増え続けるルールなんて稀というか皆無で、多くは有用なルールであっても長い間のドローダウンが来ることになる。

kamomenotoushi.hatenablog.com

 

もちろん自分の感じることはまるっきりテキトウでもなく、ある程度の考えもあってそう感じているわけです。

 

やっぱり連勝と連敗は固まってやってくるのです。

それは出目に偏りのある(それも時期によって偏り方が異なる)歪なサイコロなんです。

 

それを踏まえてそのサイコロをどう振るのか?

結構大きなテーマだと思うんですよね。

連勝のときはいいんです。

けど連敗のときです。

100戦70勝のサイコロ・・(それはとても有利なサイコロのはず)を振っていたとしても負けは例えば15連敗としてやってきてその時は酷く不利なサイコロに見えるはずなんです。

そのときに、そうなったときのためにできることは何なのか?

考えておく必要があると思うんです。

 

どんなことができるのでしょう?

いくつか。

 

・ながーい期間でそのサイコロの出目を確認しておいて悪い時期があってもそのサイコロは振り続ければ有利であるという根拠を用意しておくこと。

その確信があれば悪い時期も乗り越えられると思うんです。

 

・複数のサイコロに習熟しておき環境や期間によって使い分けること。・・は思いはしますが、あまり複数のサイコロを使い分けうまく出来てる人はあまりいない気がするので実際すごくハードルが高い行為かもしれないね。

 

・何らかの手段で環境や時期の判断をできるようにして、サイコロの歪さが不利に向きそうだというときはサイコロを振るのをやめる。

そのあたりも踏まえたルールを作りそれを厳守するトレードにするとか、価格が高いと判断できる基準を作ってそれを守る・・

ようするに「休むも相場」ということです。

うまく機能している人もみかけるのでこれは結構できることとなりそう。

 

・他にもあると思うよ?

 

自分の事を言うとながーい期間でサイコロを振り続ければそれでも有利だという根拠を用意して20連敗が来るなら甘んじて食らってみせようってタイプかな?

だからある時期においてわたしは踏んだり蹴ったりな感じになるはずだと思ってます。

そんなつらい時期も我慢できるように頑張りたいと思います。

 

 

あなたが振るサイコロは歪なサイコロです。

時には連勝、時には連敗。

そうだとするなら。

そのサイコロを振るために振り続けるために準備しておくべき事はなんですか?

 

 

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