鉄道事故というものは現代かなり減りました。
歴史を紐解けばわかると思いますが昔は結構あったんです。鉄道事故。
それも人がたくさん死んでしまうような大事故も。
でもそれは結構減ったんです。死人が出てしまうような事故は。
流石に自ら飛び込んでしまうようなケースは今でも多いですが、鉄道側の不慮不備による大事故というのはとんと減りました(福知山という大事故があって説得力ないかもしれないけど)
なんでかというと、事故になった際に被害を食い止める術を磨いたというより、事故に繋がる要因を片っ端から潰してきた歴史があるからです。
電車がぶつかるなら、信号を作り、赤でも突っ込む運転士がいるなら、強制的に止めるようにし、決められた区間には一つの列車しか入れないようにして別のが入ってくればこれまた強制的に止めて電車のブレーキ性能も向上させてとかしてきて事故につながる要因が要因となる前に徹底的に潰してきたわけです。
そして鉄道事故はとんとなくなり、鉄道は本当に安全になりました。
事後になってから頑張ると言うよりは、事故になる前に頑張るというアプローチで。
鉄道は事故の前に事故の準備をすることでより安全になったのです。
なんの話だ?
投資の話だよ?
投資で負けてる人がいます。
そんな人を時々見ますが、負けている人が負けているときになんか対策した・・対策を打つように考えていたというのがあまりない気がするんです。
もちろんそれをやる人がいるにはいそうです・・でもそのような人はたいてい元々実力があるとされている人だというか・・事前に準備ができてたんじゃないかな?
多くの場合それまで調子が良くても負けてくると、ブログやTwitterを放置しだしたり、口座見なくなったり、お祈りしだしたりする人は多い気がするけど、負けてる最中に対策を考えたりして手を打とうとする人はなかなか見ない気がします。
逃げたりお祈りしだしたりするのはなんでなんだろう?
たぶんそれはこうだからなんだよね。
逃げること(現実逃避)やお祈りは事故の最中にもできることだから。
逆に言うと、それ以外のことなんてできない。
考えることすらできない。
事前に準備してないのなら。
鉄道と同じように、事故になってから事故を防ぐことなんてできないんです。
だから事故に遭う前から事故にあったときの準備を行うんです。
(鉄道の場合はそもそも事故を起こさない準備に対して投資は事故にあったときの準備という違いはありそう)
負けてるときにその時初めて対策を考えて打つとかたぶんできないんです。
それはそもそもできないことだからできないのです。
ピンチになってからは対策なんて打てない。
ピンチになってからでは遅い。
そんなときにできるのは現実逃避かお祈りすることぐらい。
そこは鉄道事故と一緒です。
眼前に対向列車が迫る中、運転士が急いでブレーキをかけたって無駄なんです。
関連っぽいものですが、準備ができてない時に事故になった時に散々みんなが頑張っても結局大惨事になったという話。
【迷列車】生駒トンネル by oyoyo92063451 歴史/動画 - ニコニコ動画
ならばどうする?
準備するしかないんじゃないですか?
ピンチに対する対策は平時から準備して備えるものなんです。
鉄道がそうなら投資だってそうなんじゃないんですか?
違いますか?
その事故を予め想定し、事故の瞬間に考える準備、打てることを予め考えてある事ができていることこそ実力というものではないのでしょうか。
事故が起きる前の事故への準備。
あなたはそこで何ができますか?
記事を気に入ってくださった方は↓をクリックしてくれると嬉しいです。