投資信託って言葉があります。
これって結構プリミティブな言葉かなあと思うようになってます。
投資信託というところじゃなくて
”信託”という部分がですけど。
”信託”
信用して委託すること。特に、他人に一定の目的で財産の管理や処分をさせること。
信じて託すこと。です。
そもそもほとんどあらゆる投資は信託なものではないでしょうか?
自分で稼いだり増やすのは投資じゃないよね?(自己投資はここでは考慮外とさせてください)
投資というのは、何か誰かに自分の財産を預け増やしてもらう行為です。
投資信託なら文字通り、運用会社やマネージャーに自分の財産を託して増やしてもらう。
不動産なら自分の財産を不動産に託し不動産に富を増やしてもらう。
これ株式投資も一緒だよね。というよりそのものだよね。
株主資本という言葉があります。
それは株主の資本という意味です。
株主の財産ってこと。(お金だったり工場だったり商品だったり債権だったりするけど)
株主の財産を会社が事業を通じて増やすこと(あるいは増やして配当として還元すること)が株式投資です。
株主の代わりに会社が株主の財産を増やしてくれる。
株主にとっては、財産を託している。
ほら、株式投資って信託そのものでしょ?
言うなれば株式投資は、そもそも株式投資信託なんです。(投資という言葉に信託という意味も含まれているとも言える)
そうなんじゃないですか?
だからどうした?それは言葉遊びじゃないのか?
そう思うかもね。
それでも自分は投資は信じて託すことなんです。と言います。
さらにこのように言うことができるはず。
あなたは信じて託してるのか?
信じて託してないと言うならそれはもう投資じゃない。
信じて託すことが投資だからです。
投資じゃない投資はうまくいかないかもしれないね。
そして何を信じて託しているのか?
信じることも託すこともその対象を必要とする行為です。
何かわからないけど信じてるとか託してみるなんてできません。
信じ託すとするなら何か対象があるはずです。
ソフトバンクという会社かもしれない。
孫正義さんという人かもしれない。
携帯電話事業というインフラかもしれない。
スティーブ・ジョブズとかiPhoneかもしれない。
日本経済の勢いかもしれない。
持っている財産の価値より低い時価総額かもしれない。
チャートや出来高推移などの中に潜む再現性ある優位性かもしれない。
なにかしら信じ託す事になる対象があるはずなんです。投資というものは。
ならばあなたが信じ託すもの。
はっきりさせませんか?
自分は例えば連なる財務諸表を信じ託したりします。
財務諸表を信じてるというより連なる財務諸表を見ることでその会社が信じ託すに値するかどうか判断してるって感じだけどね。
自分は信じ託すに足るものを探しそれに値するものを見つけたと考えるのなら・・
君に任せた!ってやっているわけです。
文字通り信じたことに財産を託すという行為です。
君ならきっと僕の財産を増やしてくれる。と信じるわけです。
自分はそんなことを投資と呼ぶのです。
あなたが信じて託すものはなんですか?
それを見つけて
君に任せた!ってやってみませんか?
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参考というかだいたい同じこと言ってる。